今日は、真夏日になったので、涼しげな詩を。
およぐひとのからだはななめにのびる、
二本の手はながくそろへてひきのばされる、
およぐひとの心臓(こころ)はくらげのやうにすきとほる、
およぐひとの瞳(め)はつりがねのひびきをききつつ、
およぐひとのたましひは水のうへの月をみる。
この詩をはじめて読んだのは、たぶん、小学生のときの国語の時間だったと思いますが、ずっと印象に残っています。
泳ぐ人の美しいフォームと、水の中の静かで透明な世界が、目に浮かんでくるようです。
角川文庫のリバイバル復刊『詩集 月に吠える』で読みましたが、岩波文庫の『萩原朔太郎詩集』には入っていませんでしたので、『月に吠える』が全編収録されている本などでお読み下さい。
およぐひとのからだはななめにのびる、
二本の手はながくそろへてひきのばされる、
およぐひとの心臓(こころ)はくらげのやうにすきとほる、
およぐひとの瞳(め)はつりがねのひびきをききつつ、
およぐひとのたましひは水のうへの月をみる。
この詩をはじめて読んだのは、たぶん、小学生のときの国語の時間だったと思いますが、ずっと印象に残っています。
泳ぐ人の美しいフォームと、水の中の静かで透明な世界が、目に浮かんでくるようです。
角川文庫のリバイバル復刊『詩集 月に吠える』で読みましたが、岩波文庫の『萩原朔太郎詩集』には入っていませんでしたので、『月に吠える』が全編収録されている本などでお読み下さい。
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