〔09 七五の読後〕 【人ありて 頭山満と玄洋社】井川聡 小林寛 海鳥社 2009年06月16日 | 〔09 七五の読後〕 二十代のはじめ、友の下宿で「賃労働と資本」とかレーニンの「国家について」「なにをなすべきか」などの輪読会を組織したことがある。 長時間深夜労働、ひどい労働の現場をなんとか変えたい、当時の私は赤い青年の一人だった。 そうした眼からは頭山満は、国家主義者であり、右翼反動のカリスマと映っていたから関心の枠外の人だった。 . . . 本文を読む