ご無沙汰してしまいました
東京におりました
母の余命は あと2週間…
そう言われての上京でした
あれから 6週間
3回の危機を乗り越えて
母は奇跡的に持ち直しました
試しに使った薬が うまく症状を緩和し
先週 中頃には 笑顔を見るまでになりました
3月11日 昼 湯島
東京では季節は冬から春へ…
母が小康状態でいてくれるうちに
一度 旭川へ戻ろうと
家族で相談していたところに
地震が起こったのです
上野のマンション 6階にいました
帰旭について夫と電話していて
母の所に出かけるのが遅れたのです
そうでなかったら きっと地下鉄の中…
東京でも かなり揺れました
釧路沖地震の震度６を経験していましたが
首都圏で体験する地震は
別の怖さをもっています
余震のたびに 6階から駆け降りる
外では近隣のマンションやオフィスから飛び出した
大勢の人たちが群がり携帯を使っていました、
繋がらないとイライラしながら…
上野駅が封鎖され
周辺は どんどん人が増えてごった返し
緊急車両が走り…
やけに寒い日で
恐怖とで震えていました
3月11日 夜の上野駅です
奥の電車はホームから出た所で止まったままでした
地震で止まった交通網は
18時間近く 止まったままでした
帰宅できなくなった兄、妹、娘、娘の夫
その晩の昭和通りは 動かない車の列と
歩道いっぱいに埋め尽くした人々の
遅々とした帰宅行列
異様な光景でした
翌朝の 上野のカンザクラ
翌日 出来る限り家族は固まっていようと
大塚に向けて歩き始めた時に見た寒桜です
私たちより怖ろしい思いをしたのは
義父母と義妹夫婦でした
仙台での被災でした
けれど運よく善意の人々に助けられ
三日かけて無事に帰宅できました
当たり前に使っている携帯が役に立たない
繋がれない不安が何より大きかった気がします
私自身も 14日
無事に旭川に戻ってきました
すでに東京では人々は殺気立って
水や食料を求めていました
そして羽田はかつてないだけ
閑散としていました
今のところ平安な旭川ですが
当分の間
ブログの更新は自粛いたします
いつまた母の体調が変わるかわからず
再び 上京する時には
東京も落ち着いていてほしいと願います
被災地については
気が遠くなる有様で 言葉もありません…
一日も早く 普通の生活を取り戻せますように…
今日 久しぶりにパソコンを開くと
フランス、 カナダ、 アメリカ、 オーストラリアの
沢山の友達から私を心配するメールが届いており
被害の大きさに驚愕する言葉で埋め尽くされていました。
一様に 私たちにできることがあったら
知らせて下さいと…
国境を越えた沢山の友人に感謝します
ありがとう…
どうなさっているのかとても心配でした。
ひとまず無事に旭川に戻られ、
お母様も笑顔を見せるまで回復されていらっしゃると聞き、
ちょっと安心しました。
今、東京ではちょっとした品物流通難ですが、
家族揃って過ごせることに感謝して毎日過ごしたいと思います。
また笑顔でともちんさんやワンずに会える日を楽しみにしています。
ずっと気になって旦那様のブログも拝見させていただてました。
お母様もご無事でなにより・・。
あの日、帰宅困難者の方々を見て恐怖を感じました。
都会の災害は二次も三次も起こりうる状況なんですね。。
ともこさんもいろいろと心配事があるとは思いますが、
どうかお身体に気をつけてください。。
地震は本当に怖いですよね…1日も早く平和な日にもどってほしいです。
何もお役にたてませんが 応援しています。
東京へはマイロだけをカートに入れて
連れて行ったので 母の担当の合間に
気分転換に代々木まで行こうかと思いつつ
やはり他のことは楽しめない心境でした。
この歳になって沢山の時間を母と過ごせたのは
家族の理解があってのことで感謝しています。
母に残された時間は短いので 出来る限り
心細い思いはさせないように考えています。
やるだけのことをして、母を父のもとに送ったら
きっと素敵な季節になっているでしょうから
遊びに行きますね…
あの日 帰宅困難者の中に娘がおり
深夜 動き始めた地下鉄は殺人的混雑で
諦めて歩いて帰宅。
家に戻ったのは3時過ぎだったそうです。
しばらくは出かけると帰れるだろうか…
出かけた人は無事に帰ってくるだろうか…
当たり前だったことに感謝するようになった
気がします。
家族はホントに大切にしなくちゃって
しみじみと思うようになりましたよ。
母親がいなくなるかも…という思いは
ホントに心細いものです、この歳になっても。
そんな時の震災で、突然に元気だった家族を失った人々を見ると、
人ごととは思えずもらい泣きしてしまいます。
あんなに幼い子が親を失って…って思うと
介護できることは有難いことなんだって
励まされます。
偶然の巡りあわせとはいえ被災者の方々に
勇気をもらっています。
何らかの形で少しでも援助できたらと思っています。
私は今のところ、大事な人を亡くした経験がありません。だから、本当の意味でともちんさんの今の気持ちを理解しているとは言えないのかもしれません。でもなぜか人ごととは思えないのです。緩和治療というものがどういうものかも知りません。それでも大事な人が今いなくなってしまうと言う不安さ、心配、恐怖は理解できなくても感じてしまうのです。
なんだか考えが上手く表現できなくてごめんなさい。ともちんさん自身の体、心両方に気をつけて下さいね。またいつか、楽しいブログ記事が更新される日を願って、待っていますよ。
回復なさってるようでとりあえず一安心ですね。
マイロちゃんもびびってませんでしたか？
ロクは恐怖でかなりびびってました。
また上京することになるでしょうがまだ余震が続く埼玉、東京方面はいつまた電車が止まるか分かりませんし、計画停電で真っ暗になったりで落ち着くまで上京できませんね。
津波の怖さを思いしりました。
すごい破壊力なんですね。
被害にあわれた方、お母様の回復を１日も早く
よくなることを祈ってます。
旭川に戻って一週間
初めの2日位は地震でもないのに揺れている気がしていました。
やっと落ち着いたところなのですが
また母の容体が悪くなり、上京することになりました。
まだ母の意識がはっきりしていた時に
沢山の時間を一緒に過ごすことができたこと
夫や義父母には感謝しても足りないくらいです。
母の容体が悪いと聞かされてから7週間。
2回の上京で かつてないほど母と一緒の時間を過ごしました。
先ほど連絡があり、いよいよ最後の時を迎えたようです。
準備が整い次第 また上京です。
今度はマイロは置いていこうかと思っています。
小さいころから何度も飛行機に乗り慣れてはいるものの
こう短期間に何度も飛行機に乗るのはシニア犬には厳しいはず。
その上 東京はまだ生活が戻ってはおらず 安全で静かな旭川で
大好きな家族と共にいるほうがストレスが少ないでしょうから…
いつもいつもマイロには癒してもらっているから
離れるのはとても辛いけど、長生きしてほしいからマイロにとっての最善を考えることにします。
また笑顔でお目にかかれますように…
追伸
お雛様 アトリエで留守番していてくれました。
娘はもう嫁いでいるので 『行き遅れる』心配はないものの 楽しむゆとりもない年でした…