スイーツとワンコたち・・・駄菓子屋ともちんへようこそ!

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シュークリームを食べちゃった…☆

2008年06月15日 | スイーツ 

この3日間 まるで避暑地の真夏のように爽やか! 

今日も早くに目覚めて涼しいうちに 

今週のお菓子教室はシュー皮を使ったお菓子
この頃のバター不足の状況で作りたいお菓子も作れずにいるのだけど、シュー皮も暫く作っていないから一度試さないとね!

やっぱり、温度や湿度でビミョウに様子がかわるから微調整は欠かせません。

シュー皮で大切なことは タネのかたさ。 
で、それを決めるのはたまごの量。

私が持っているフランスのレシピは 当然フランスの食材で作る場合を想定してる。 フランスの卵は一般的に見て日本のものより小さめ。
1個が50gちょっとだった。
だからその辺を考えてたまごを入れないと、 ゆるすぎるタネになってしまい、膨らまなくなってしまう。

タネの状態をチェックする方法は2つ

一つ目はタネに指で線を引き、 その線が瞬時に戻るようならゆるすぎ。 全く戻らないなら堅すぎ。

もう一つは、へらでタネを持ち上げて軽くゆすった時にリボン状になること

     

こういう感じね。
今朝は助っ人がいなくて写真撮るの大変でした 

さて、 タネが出来たらポシュ(絞り袋)にいれて 好きな大きさに搾り出し、溶き卵を塗って 200℃のオーブンで焼くだけ。

     

焼きあがるとこんな感じ
奥の方のは シュケットというクリームをいれないお菓子。
溶き卵をぬったらワッフルシュガーを振りかけて焼くだけです。

冷めたらあらかじめ作っておいたカスタードクリームにキルシュを少し混ぜて、なかに詰めます。

     

優しくパウダーシュガーでお化粧してあげよう!

     

食べ易いように小さめに作って、 カスタードにバリエーションをつけると楽しい!

作り方 

材料: 水 125cc   牛乳 125cc  バター 125g
     小麦粉 150g(必ずふるっておく)
     たまご 4~4.5個。 (M玉で)

① 水・牛乳・バターを鍋で沸かす。
② ふるった小麦粉をボールにいれ、 ①を流し、
   木ベラでよく混ぜる。
③ 鍋に戻してボール上にまとまるまで混ぜる。
④ 別のボールに ③を移し、たまごを少しずつ加え、
   その都度混ぜてタネの固さを調整する。
⑤ 絞り袋に入れて 好きな大きさに搾り出しす。 
⑥ 200℃のオーブンできれいな色になるまで焼く。
⑦ 冷めたら好みでカスタードや生クリームを下側から入れる
 細い口金がない場合は包丁で切ってクリームを飾るように
   搾り出してもきれいです。

簡単なので作ってみてくださ~い! 
シュー皮には砂糖は含まれないのでお料理にも応用できますよ!

                

 

ちなみにね、 フランスの卵には 01 02 と数字が表示してある。
これは大きさではなく どういう環境で鶏が飼われているかを意味するのだそうだ。 数字が大きいほど鶏にストレスがかかっていない。 
つまり 01は 舎飼い状態の鶏の卵ということ。

もう一つ 豆知識
フランスの平均的たまご50gのうち黄身が20gで白味が30g

白味が料理される温度は 62℃
黄味が料理される温度は 68℃
つまり 63~67℃で加熱すると白味は茹るが黄味はトロ~リとなるわけだ。 温泉たまごの要領かな。