この3日間 まるで避暑地の真夏のように爽やか!
今日も早くに目覚めて涼しいうちに
今週のお菓子教室はシュー皮を使ったお菓子
この頃のバター不足の状況で作りたいお菓子も作れずにいるのだけど、シュー皮も暫く作っていないから一度試さないとね!
やっぱり、温度や湿度でビミョウに様子がかわるから微調整は欠かせません。
シュー皮で大切なことは タネのかたさ。
で、それを決めるのはたまごの量。
私が持っているフランスのレシピは 当然フランスの食材で作る場合を想定してる。 フランスの卵は一般的に見て日本のものより小さめ。
1個が50gちょっとだった。
だからその辺を考えてたまごを入れないと、 ゆるすぎるタネになってしまい、膨らまなくなってしまう。
タネの状態をチェックする方法は2つ
一つ目はタネに指で線を引き、 その線が瞬時に戻るようならゆるすぎ。 全く戻らないなら堅すぎ。
もう一つは、へらでタネを持ち上げて軽くゆすった時にリボン状になること
こういう感じね。
今朝は助っ人がいなくて写真撮るの大変でした
さて、 タネが出来たらポシュ(絞り袋)にいれて 好きな大きさに搾り出し、溶き卵を塗って 200℃のオーブンで焼くだけ。
焼きあがるとこんな感じ
奥の方のは シュケットというクリームをいれないお菓子。
溶き卵をぬったらワッフルシュガーを振りかけて焼くだけです。
冷めたらあらかじめ作っておいたカスタードクリームにキルシュを少し混ぜて、なかに詰めます。
優しくパウダーシュガーでお化粧してあげよう!
食べ易いように小さめに作って、 カスタードにバリエーションをつけると楽しい!
作り方
材料: 水 125cc 牛乳 125cc バター 125g
小麦粉 150g(必ずふるっておく)
たまご 4~4.5個。 (M玉で)
① 水・牛乳・バターを鍋で沸かす。
② ふるった小麦粉をボールにいれ、 ①を流し、
木ベラでよく混ぜる。
③ 鍋に戻してボール上にまとまるまで混ぜる。
④ 別のボールに ③を移し、たまごを少しずつ加え、
その都度混ぜてタネの固さを調整する。
⑤ 絞り袋に入れて 好きな大きさに搾り出しす。
⑥ 200℃のオーブンできれいな色になるまで焼く。
⑦ 冷めたら好みでカスタードや生クリームを下側から入れる
細い口金がない場合は包丁で切ってクリームを飾るように
搾り出してもきれいです。
簡単なので作ってみてくださ~い!
シュー皮には砂糖は含まれないのでお料理にも応用できますよ!
ちなみにね、 フランスの卵には 01 02 と数字が表示してある。
これは大きさではなく どういう環境で鶏が飼われているかを意味するのだそうだ。 数字が大きいほど鶏にストレスがかかっていない。
つまり 01は 舎飼い状態の鶏の卵ということ。
もう一つ 豆知識
フランスの平均的たまご50gのうち黄身が20gで白味が30g
白味が料理される温度は 62℃
黄味が料理される温度は 68℃
つまり 63~67℃で加熱すると白味は茹るが黄味はトロ~リとなるわけだ。 温泉たまごの要領かな。