BALIぴあNote

Pianoと納豆と、そしてBALI

家計簿をつけるとき

2013-09-24 22:23:43 | 日記

 
母がよく、「家計簿をつけるのが楽しみの時間。」
と言っていたのを思い出す。
(というと故人のようだが、まだまだ元気いっぱいの80歳です)

そのころの私は若かったし、自分の時間がいっぱいあったので、
母の気持ちに思い至ることもできず、
「そんなこと言ってないで、早く寝りゃいいのに、」と思っていた。

母は主婦だったので、朝から夜までずっと家族のために働いていた。
それは、義務とかじゃなくてたぶんそうしたかったから。
誰かのために何かしてあげるとういうことがとても喜びだったのだと思う。
でも、そんな母でも、やっぱり自分のための時間はすごく大切だったんだな。
一番最後にお風呂からあがってきて、皆が自室にひきあげた静かな居間で
家計簿をつけながら一日の出来事なんか振り返りつつ、
好きな新聞を読んだり、パズルをしたり、
そのホンのわずかな時間が、母にとっては自分をしっかりと、
リセットし直す貴重な時間だったのだなと、最近になって少しわかる。

だって今、自分がそうだから。
家事も終わり、納豆のための大豆の仕込みも終わり、
お風呂も終わって、一日の締めと言う感じで家計簿をつけたり、
ちょっとした日記を書いたりしていると、
ごちゃごちゃと身のまわりについていた一日の垢みたいのがす~~っと
消えてなくなっていくよう。
そして、眠くなるまでの短い時間、本を読んだり、
ピアノを弾いたり、DVDをみたりして、
自分の時間を過ごす。
これが、とっても大切な時間ということを発見した今、
母のあの言葉がよくわかる。



しかし、この時間に複雑なことやりはじめると寝不足になる
こんな風にブログ、アップしたり
ピアノもさらっと通すくらいならいいが、できないところにフォーカスしてしまうと、
もう時間くってしょうがない   
だからこの時間帯は、なるべく根つめなくていい事にしないと
次の日が大変
要注意の時間帯でもあるのだ
 

最新の画像もっと見る

コメントを投稿