毎年5月3日、私の生まれた町、滋賀県日野町では、日野祭りが催される。
この祭りは、地元の氏神、綿向神社の春の祭礼で、十数基の山車と三基の神輿が街中を巡行する。
町内の各字毎に山車があり、普段は大切に保管されている。
祭りの日は、飾りつけもすばらしく、神社までの道を人々が引いていく。
十数基もあるので、朝8時に各町内を出発した山車がすべて
神社に到着するのは10時を過ぎる。
お神輿は、女性の和装下着である肌襦袢を着た男性に担がれる。
肌襦袢を着るというのは、変わっているが、
この祭りの起こった故事と関係があるらしい。
毎年、この祭礼のための準備は新年早々から始まっているらしいが、
わたしたちが知るのは、5月2日の宵宮と3日の本日のみである。
4月半ばから、各町内で、お囃子の練習が始まる。
毎夜、会所に町内の男たちが集い、練習をする。
その音色はなまあたたかい風にのって、朧月夜に照らされる家々に
届いてくる。
空気と音がひとつになった記憶である。
お囃子には3種類ほどあったと記憶している。
まず、各町内から神社に向けて”上っていく”時の調子。
軽快でわくわくするような音だ。
それから、神社から各町へ”下っていく”時の調子。
緩やかなテンポの音。
さらに、辻で山車の方向をかえる時に使われる、激しい調子の曲。
どれを聴いても、懐かしい。
これも、私の音の原点。
この祭りは、地元の氏神、綿向神社の春の祭礼で、十数基の山車と三基の神輿が街中を巡行する。
町内の各字毎に山車があり、普段は大切に保管されている。
祭りの日は、飾りつけもすばらしく、神社までの道を人々が引いていく。
十数基もあるので、朝8時に各町内を出発した山車がすべて
神社に到着するのは10時を過ぎる。
お神輿は、女性の和装下着である肌襦袢を着た男性に担がれる。
肌襦袢を着るというのは、変わっているが、
この祭りの起こった故事と関係があるらしい。
毎年、この祭礼のための準備は新年早々から始まっているらしいが、
わたしたちが知るのは、5月2日の宵宮と3日の本日のみである。
4月半ばから、各町内で、お囃子の練習が始まる。
毎夜、会所に町内の男たちが集い、練習をする。
その音色はなまあたたかい風にのって、朧月夜に照らされる家々に
届いてくる。
空気と音がひとつになった記憶である。
お囃子には3種類ほどあったと記憶している。
まず、各町内から神社に向けて”上っていく”時の調子。
軽快でわくわくするような音だ。
それから、神社から各町へ”下っていく”時の調子。
緩やかなテンポの音。
さらに、辻で山車の方向をかえる時に使われる、激しい調子の曲。
どれを聴いても、懐かしい。
これも、私の音の原点。
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