BALIぴあNote

Pianoと納豆と、そしてBALI

シャコンヌ/バッハ

2013-09-26 11:27:25 | piano


この曲をやり始めて、2週間。
じつは、ピアノ曲ではなくて、ヴァイオリンの曲。
原曲を聴いてみました。




しっとりととてもすてき。
この方だけでなく、イツァーク・パールマンの演奏もとってもステキ。
聴いてみてください。

原曲を聴いてから、考え込んでしまった。
なぜって、やっぱりアレンジされたピアノ曲のほうには
原曲の持つ音の優雅な伸びがない。
しっとりとした、甘さとか艶とか、情緒が足りないような気がする。

ピアノは音を発したあとはその音は消えていくだけですが、
ヴァイオリンはむしろ、音を発した後でも弓の使い方でどのようにも音が伸びていくという楽器。

それを、ピアノのためにアレンジした曲だから、
やっぱり原曲と比べると物足りなさが感じられるのは仕方ないことなのかな?

ピアノ曲としてだけ聴くとすばらしい曲だけど、
原曲の持ってる雰囲気とはまるで違う部分もあって、
どう表現したらいいか迷うところです。

        



と、思っていたら以前ご紹介したこの本の中に(かなりボケていてすみません)
「ピアノの場合も物理的に音程を変えることはできないが、
イメージすることで音楽が明らかに変化する」
とあるではないか。
これはひとつのヒントかもしれない。

まず、自分でイメージを明確に持つこと。
ここから始めてみましょう。