八ヶ岳の麓 ログハウスの宿 Tombouctou 徒然記

八ヶ岳の麓、標高1,300mの富士見高原にあるログハウスの宿のオーナー雑記帳
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ジョウビタキが留鳥になった?

2014-01-16 21:32:35 | ガーデニング

日本ではジョウビタキは冬鳥とされています。従って、春になったら中国東北部やロシアに渡って繁殖を行い、冬になったら生まれた子供と一緒に再び日本に渡ってきます。

 

しかし、富士見高原の宿の周辺では、春に繁殖のために日本の平地から移動してきて、晩秋にはまた平地に帰って行くことが数年前から確認されています。このことは、本州で初めて繁殖が確認されたと新聞にも掲載されました。宿では、ここ数年、軒下に営巣して沢山の雛が誕生しています。この事についてはこのブログにもアップしてあります(ブログ内でジョウビタキで検索すると沢山記事があります)。また、昨年は諏訪の野鳥の会の方が学術誌にも発表しています。

 

 

宿の周辺では、ジョウビタキは3月末から11月上旬まで姿や声でいることが確認されていました。厳寒の冬には居なくなっていたのですが、昨年の12月にも声や姿を確認しました。今年の冬は帰るのが遅いと思っていましたが、1月になっても未だ姿や声を確認できます。

 

 

なかなか写真が撮れないでいたのですが、今日はたまたま写真を撮ることが出来ました。

 

今日の朝、室内から窓の外の木に留まっているのを撮りました。ガラス越しですので映りが良くありません。

 

こちらは庭仕事の合間にiphoneで撮影

 

 

 もし、このまま富士見高原に居れば渡り鳥ではなく、留鳥になっていることになります。確認出来ているジョウビタキは小柄な雄です。今年生まれた幼鳥のようです。