八ヶ岳の麓 ログハウスの宿 Tombouctou 徒然記

八ヶ岳の麓、標高1,300mの富士見高原にあるログハウスの宿のオーナー雑記帳
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飛行機に乗ってきたバラ苗

2011-05-17 09:40:48 | ガーデニング

先週末、北海道のナーせりー・大野農園に頼んでいたバラ苗が届きました。宅急便の方が飛行機で来ましたと教えてくれました。2個で1,100円の運賃でした。届いた苗は、左がパルファン・ドゥ・レイ / Parfum de I`Hayと右が ロサ・オメイエンシス‘レットウイング’ / Rosa Omeiensis Red Wingです。バラ苗は各2,100円で立派な苗です。

パルファン・ドゥ・レイはハマナスの交配種であるハイブリッド・ルゴサの1種です。フランス人のJules GRAVEREAUX (1841-1916)によって育成されたバラです。Jules GRAVEREAUX はパリの有名なデパートであるボン・マルシェ百貨店(Le Bon Marché)のオーナーでバラのコレクター・育成家であったようです。晩年はハイブリッド・ルゴサの交配種を作ることにも注力したようで、有名なロズレー・ドゥ・レイ/Roseraie de L'Hayも育成しました。ロズレー・ドゥ・レイはフランスのナーセリー・オーナであるコシェ=コシェ/Cochet-Cochetが世に出したと本には書いてあります。Jules GRAVEREAUX の庭で発見したのか、交配種作りに協力していたのかも知れませんね。因みに、このロズレー・ドゥ・レイも今年、新苗を購入済みです。花が咲いたらご報告します。香りもかなり良いことで知られています。

Jules GRAVEREAUXが屋敷に作ったバラ園が、パリの有名バラ園でバラの名前にもなっている、La Roseraie de L'Hay(レイバラ園)です。

 

一方、下の写真の棘は今回購入したロサ・オメイエンシス‘レットウイング’ です。棘が特徴的であることが有名で若い枝は赤くなります。同じく棘が特徴的なロサ・オメイエンシス‘プテラカンタ’ / Rosa Omeiensis Pteracanthaとロサ・ユゴニスとの交配種です。

 

 


庭のバラに蕾を発見(ロサ・ユゴニス)

2011-05-16 01:02:19 | ガーデニング

庭で最初に咲くのは原種のスピノッシシマ系のバラです。この系統は山椒のような小さな葉っぱが特徴です。庭を眺めると、この系統のロサ・ユゴニスに蕾が沢山付いていました。昨年はスピノッシシマ・ルテアが最初でしたが、今年は蕾が未だ見えません。6月にはいれば、この辺から咲き始めることでしょう。6月17日からバラクラのフラワーショーがあります。この時期からバラが見ごろになります。

バラクラのフラワーショーは昨年まで週末を挟んで5日間ぐらいだったのが、今年は昨年に相当するのがパート1、それに引き続きパート2が7月15日まで続くようです。バラクラ友の会の会員はフラワーショー期間が終われば、イベント期間以外は1年間無料なのですが、今年はフラワーショーの名称の期間が1ヶ月も続くとなるとその期間は有料になってしまうのかな? 今度行った時に確認してみよう。

 


今年最初のばらの花、ジェントル・ハーマイオニーとヘンリーハドソン

2011-05-16 00:28:30 | ガーデニング

今年最初のバラの花が咲きました。イングリッシュローズのジェントル・ハーマイオニーとハイブリッドルゴサのヘンリーハドソンです。宿の地域では未だバラは咲きませんが、GWまで室内で育てていたので露地に比べて一カ月ぐらい早く咲き始めました。ジェントルハーマイオニーはオールドローズの香りにミルラの香りが混じった感じ。ヘンリーハドソンはスパイス(クローブ)の香りがあります。


ヘンリーハドソンの蕾


翌日には咲きました。スパイスの香りがします。

 
同じく室内で育てていたERのムンステッド・ウッドの蕾


ハンギングバスケット

2011-05-11 14:34:13 | ガーデニング

GWの前にハンギングバスケットを作りましたが、今年は外観が花で覆われるタイプも作ってみました。このタイプが簡単に作れるスリットが入ったバスケットをホームセンターで買ってきました。最初にしては、まあまあの出来でした。下部と上部にカンパニュラ・アルペンブルーを植えて垂れ下がるようにしました。

バスケットの中に10株以上の苗を入れているので、水切れするのが早そうです。


室内のカクテルが満開

2011-05-11 14:14:00 | ガーデニング

GW前にホームセンターで蕾が沢山付いたカクテルの小さな苗が売っていました。GW中に咲きそうだったので買ってみました。苗は、挿し木のようです。未だ小さいので園芸書には株を充実させるためには花を咲さないで蕾を摘み取るほうが良いと書いてありますが、私は大抵、花を咲かせます。GW中に満開になり、強くありませんが香りもあり切花を買うより経済的でした。

鉢の中を良く見ると、小さな枝が土の中から3本ほど出ています。枝の3本とも、それどれ挿し木したのかもしれません。挿し木苗は接木苗に比べて弱いとよく言われますが、強健種では数年経つとオウンルート(自己根=挿し木)の方が成長が良いと言う人もいます。

この苗は、暫くしたら大きな鉢か地面に植え替える予定です。

 


ジョウビタキが孵化?

2011-05-11 13:43:52 | ガーデニング

バラの鉢を置いてあるテラスにジョウビタキがよくきます。4月に、巣を作ったことが分かりましたが、今回は親が餌らしきものを銜えてきます。もしかしたら、卵を産んで孵化したのかもしれません。故意に巣に近づいて覗き込むのは良くないと思い巣の中は確認していません。写真は雌です。

雄の方も同じように何か銜えてきます。裸眼では良く見えませんが、カメラの映像を拡大すると分かります。
昨年に引き続て、今年も富士見高原で夏を過ごすつもりらしい。野鳥の会の方も時々観察に見えます。

 
バラのボビージャームスの枝にとまる雄、よく見ると嘴に何か挟んでいます。

 

 

 


富士見高原も春本番

2011-05-10 14:28:37 | ガーデニング

GWも終わり静けさを取り戻した富士見高原も春本番となりました。宿の前の鉢巻道路沿いの桜も先週末から満開になりました。写真は、宿の前の鉢巻道路の桜、甲斐駒に桜が映えています。

庭にも少しづつ花が増えてきました。クリスマスローズはピークを過ぎましたが水仙が満開状態です。 


水仙は寒さに強く、根に毒があるため鹿にも食べられませんので庭から消えません。

 


ジキタリス、蕾付きの苗を買って植えたので花が咲きました。1か月以上早く咲いています。

 


アプローチ付近のミツバツツジも満開になりました。

 


庭に自生している名前が不明な花、毎年ちゃんと咲いてくれます。ツルニチニチソウのような形です。