広域的にマニアック

主に、独断と偏見でゲームと漫画とアニメの話が書かれているブログ。イメージ的に、本屋で見かける「○○の謎」「○○考察」的な

ケロロの1回だけ「鉄」気分

2013年06月29日 | ケロロ軍曹の話
ケロロ軍曹の話。2nd15話。「今日はデートなの」と出かけた夏美を追いかけて。夏美と小雪が電車に乗ったから、ケロロ、タママ、ギロロも乗ってみた。内、ギロロは、夏美の監視に夢中。

暇なケロロとタママは、「おそっ。もっと速く走れないのかよ」「ワープ機能もエーテル推進も付いてないなんて、ダサイです」「ペコポンの乗り物は、たいした事ないでありますな~~」とか言いつつ。
すれ違った電車を見て「ニューレッドアローじゃん」と、ケロロが喜ぶ。

その件について「たいした事ないと言う割には、詳しいですね」と、タママは思う。
たしかに怪しい。ケロロ小隊の中で「鉄」といえば、ギロロの役割。ケロロが好きなのは、ガンプラとかゲロロ艦長であって「鉄」ではない。「レッド」から「シャア専用」に結び付けようとしても、ケロロは「シャア専用」だけに、こだわっている訳ではない。王道の「連邦の白い奴」も作る。黒い三連星、ラルグフも作る。ザクレロ、アッザム、マンダラガンダムといった「どマニア」品にも手を出す。

おそらく、1回だけ「鉄」気分だったのかもしれない。

コレクター狙いのクルル

2013年06月29日 | ケロロ軍曹の話
ケロロ軍曹の話。2nd7話。自販機で侵略を思いついたケロロ小隊。価格は、全て100円。ニセ札を使おうとした者には、1兆度の火の玉のセキュリティあり(非人道的な意味ではなく、「1兆度の火の玉」という言葉が、ゼットンのパロディ。とにかく「熱いぞ」位の意味と思われる)

味的には
ケロロ作は、宇宙デコポンしぼり100%。さわやかな味わいで、幼少期に好きだったという話。
タママ作は、カルプスオメガ。ガマ星雲第7惑星の天然水の水割りで、(原液の割合が)スリーフィンガー(ケロロの実家ではワンフィンガーだったとか)。
ギロロ作は、戦闘に必要な栄養たっぷりの赤汁。まずいけどクセになる味わいらしい。
ドロロ作は、侘びと寂びの世界で心茶。1日、10本限定。
モア作は、ケロロイメージで、「おじさま色のキューイ味」

クルル作は、午後のモアモアティ。缶のラベルが、モアのコスプレ写真。「1000種類あるから、コンプリートするには根性がいるぜ」と。ただし、味についての説明はない。TEAと言うから、紅茶だろうけど、レモンかミルクかストレートか?甘いのか?甘すぎるのか?甘さ控え目か?本人の性格的に、怪しい成分入りの可能性もある。飲む程にノドが渇いて、何本も買わせるとか・・・・。

そう考えると、安全そうなのはドロロ作。

ドロロのトラウマがいっぱい

2013年06月27日 | ケロロ軍曹の話
ケロロ軍曹の話。2nd13話。雨の日に、傘がなくてズブ濡れ。それは、ケロロが持って行ったから。そんな幼少期を思い出し、トラウマスイッチが入ったドロロ。ついでに、弁当の玉子焼きも、かってに食べられた事も思い出す。
そして、普段なら1晩で回復するはずが、スイッチが入ったままの鬱状況。その原因を探るべく、クルル作「ソウルダイバー」という機械で、ドロロの頭に入ったケロロ、タママ、ドロロ。

傘の記憶に入り、幼き日のケロロに傘を持っていかせない為、「この、くそガキが~~~」と、タママインパクト。それでトラウマの1つは消せたが、自分がやられたのを見ていたケロロ的には、複雑な心境。
他にも、シーモンキーに餌をやりすぎて全滅させられた記憶。自分の窓際の席を、ケロロの補助席と強引に交換させられた記憶。給食の食べ残しのパンを、学校の机に入れられた記憶。大切なミドリ亀を・・・。ドロロのおやつを・・・。
さらに、ドロロ的には、ケロロの玩具と思っていてトラウマにない記憶だが。本当は、ドロロの玩具の光線銃に、ケロロと名前を書いた。その名前を見て「はい、ケロロ君。忘れ物」と差し出された事を、ケロロが思い出す。

トラウマがいっぱいありすぎて、「ドロロ先輩に、こんなにヒドイ事をしてたんですか?」と、タママが白い眼。そのタママも1st50話で、目に見えない電磁バリアが無効になったかを確かめるため「ドロロ兵長、お願いします」と、何度もケリ出していた。蹴られたドロロは、何度も電磁ショックを受ける事に。という事で、タママも、ヒドイ事をしている。
ギロロの場合「おれは知らん。いっしょにいただけで、何もしてないぞ」と、きっぱりと関与を否定する(2nd13話)が、「何もしていない(黙認)」というヒドサがある。

小雪の普通②

2013年06月27日 | ケロロ軍曹の話
ケロロ軍曹の話。2nd15話。「今日はデートなの」と、夏美は出かけた。それが心配のギロロ、暇つぶしのケロロとタママは、夏美を尾行する。待ち合わせに現れたデートの相手が小雪と知って、ギロロ的には、ちょっと安心。ケロロとタママ的には、冷やかしがいがなく、つまらない。そんなケロン人らの気配に気づき臨戦態勢に入った小雪だが、「街中で、手裏剣とか使わないようにね」と、夏美に言われた小雪。

小雪は、電車に乗ったことがない。網棚に陣取るが「そこは席じゃない」と言われる。小雪的普通では「移動は、走ったり、飛んだり、凧に乗ったり、潜ったり、掘ったり、転がったり」
ガイドブックを片手に、夏美が探していたパフェの店が3階にあると知って行こうとするが、「普通の女の子は、(外)壁を歩いたりしないの」と注意される。パフェを見るのも初めて。甘いものは「ようかん、干し芋、かりんとう」しか知らない。
またも、その店内で、ケロン人らの気配に気づき臨戦態勢に入るが「手裏剣も、天井にはりつくのも禁止」と注意される。洋服屋では、いろいろと試着するのに、7分身の術を使う。帰りは「じゃあ、ここで」と凧に乗って、宙に舞う。

さらに普通じゃない所。「(デートの)あいてが小雪なら(女同士で)心配する必要などないはずなんだが・・・なんなんだ。この胸騒ぎは・・・」とギロロが直観した程の接近戦。その接し方は、親友よりも親密。

保身のタママ

2013年06月25日 | ケロロ軍曹の話
ケロロ軍曹の話。2nd6話。ケロロは、侵略会議をコピーロボに任せていたのがバレた。「本物は、どこ行った。タママ」と問われ「僕は知らないです。軍曹さんが、遊園地にジャバライザーショーを見に行ったなんて。口が裂けても、言えないです」と、あっさり自白。

2nd15話。「今日はデートなの」と出かけた夏美。それが心配で、場合によっては乱入・妨害まで実行するつもりで尾行中のギロロ。どこで聞きつけたか?その場所に、ケロロとタママも現わる。ケロロは「ペコポン人のデートの実態を調査し、今後の侵略活動に役立てるであります」と語るが、「ただの暇つぶしを、ちゃんと仕事っぽく、こじつける所がすごいです」と、タママが暴露。

2nd1話。ケロロに西澤家の制圧を命じられるも、タママだけでは、西澤モモカと、執事のポールには勝ち目がない。そこで、モモカと裏取引。冬樹を呼び出し、囚われの所を助けてもらう「白馬の王子様作戦」を展開中。その裏取引を知らず、「ここは通さんであります」と、マジなケロロが邪魔なので、どさくさにケリを入れたり、タママインパクト。それでいて、ケロロの方には「ここはおとなしく敵の出方をうかがうです」と提案する。

2nd19話。宇宙警察に逮捕されかけ「僕は、命令に従っただけなんです」と泣く。7th48話。「こんな頼りない隊長じゃ、命がいくつあっても足りないです。ボクひとりだけでも、生き残ってやるです」と、つい本音を口にする。

普段は「軍曹~~~さん」とか言いながら、「強い方につく」という変わり身の早さは、「ぶりぶりざえもん」に匹敵する。

タママの教え

2013年06月25日 | ケロロ軍曹の話
ケロロ軍曹の話。2nd2話。久々登場のモアについて「役立たずのくせに、軍曹さんに取り入ろうとする、あの根性。ゆるせねぇ~です」とか。「あの女、またしてもボクと軍曹さんの間に、しゃしゃり出てくるですか(中略)しっぽをまいて、田舎に帰りやがれです」と、毒舌のタママ。
が、モアの純真さの前に敗北。「なんという、まぶしさ。それに比べて、このボクは・・・嫉妬心と執着心に凝り固まった、みじめでちっぽけでみにくい存在です」と、自分の事をよ~く理解している。

1st42話。トレーニング中のタママは、公園で見かけたサッカー小僧を、なんとなく気にかけ。「ディフェンスだし・・・・」と弱気な小僧に、「関係ねぇ。自分がやらなきゃ誰がやる。勝ちたいと思った奴が勝つ」と、シュートを教える事にした。
「まっすぐな根性を捻じ曲げろ・・・恨み、つらみ、妬み、憎しみ。その他、もろもろを集中させて・・・ちっぽけでみじめな自分に対する憤りを・・・一気に開放する。その名も、タママ嫉妬シュート」と。

自分の腹黒さを攻撃力に転換しているのだから、要は「使い様」という事。でも、腹黒勝負では、クルルの闇の深さに恐怖する。さびしがりで他人を気にするタママと、「子どもの頃からひねくれて、大人になってもひねくれて」のクルルでは、「好かれたい」という点で差が出る。
例えば、2nd16話。オカルト好きの冬樹の為に、部屋をリフォーム。その部屋には、天体観測用の装置も付いているが、使用料は1秒500円。それを「安いもんだろ」と、クルルは言い放つ。すなわち、一瞬だけ喜ばせてから、突き落すという芸当。タママ的には、そこまで冷酷になれない。

ヴァイパー兄弟の戦隊特撮魂

2013年06月08日 | ケロロ軍曹の話
ケロロ軍曹の話。1st13話で、5人揃ったケロロ小隊の連携攻撃の前に「避けちゃいけない気がする」「当たらなきゃいけない気がする」「爆発しなくちゃいけない気がする」と、戦隊シリーズのお約束を順守して敗れた、
ヴァイパー弟。

2nd6話。弟の敵討ちに、ヴァイパー兄が登場。この回のケロロは、遊園地に「ジャバライザー」というヒーローショーを見に行っていた。そのケロロを追って、遊園地に現れたが遊園地は襲わないヴァイパー兄。その理由を「弟と違って、戦隊特撮魂などという、おろかな弱点はない」と主張(遊園地襲撃は、戦隊シリーズのベタな展開と思っているらしい)目的のケロロだけを人質にした後。ギロロに夏美、タママにお菓子、クルルに「キケン。絶対あけるな」の箱という弱点を突いて、同様に人質に。

残るドロロには、アジトまでの案内図付きで、立体映像のメッセージを送っておびき出す。自慢のアジトにご招待というのは、戦隊ものというよりは、ショッカーやデストロンのやり方。弟が「左手は、そえるだけ」のセリフの後に敗れた事を研究していて「左手だけは、そえさせん」の部分にこだわるも「そえるだけゆえに、特にそえなくても問題ござらん」と言われてしまうのも、ライダー系の怪人にありがち。
それはまるで、奇械人ワニーダの「ご自慢の毒ガス」について、「なぜ、効かないんだ?」と問われても、「そんなことオレが知るか」と言ってのける仮面ライダーストロンガーのような事なのです。

その後の展開として「こうなったら巨大化だ~」と始まった、ヴァイパー兄。弟が戦隊路線で敗れたから、自分はライダー路線にしてみたが、やっぱり敗れて初心に戻った趣がある。対するケロロは、ベータカプセルと間違えてスプーンをかざしてウルトラマンに変身しようとしたハヤタ隊員のパロディをやるので、「濃さ」では負けてない。

本人らには、どーでも良くない事

2013年06月07日 | ケロロ軍曹の話
ケロロ軍曹の話。1st41話。「くだらない議論に熱くなった事は?」と始まるナレーション。例えば「目玉焼きには、ソース?醤油?」「歯磨きは、上から?下から?」「お好み焼きにマヨネーズは、あり?なし?」「手袋は、グローブ?ミトン?」「アウトドアは海?山?」「お茶漬けには、梅?シャケ?」「飼うなら、犬?猫?」「みかんの甘皮、食べる?食べない?」とか、そういう事。

ケロロと夏美は、「ミルクティーのミルクは、先?後?」で口論。夏美は「先にミルクで、後から紅茶」ケロロは「紅茶が先で、後からミルク」と主張。そのやり取りをみていた冬樹は「どっちだって、いいじゃない。カップの中で混ざるんだから」と主張するが、熱くなってる2人には「良くない」とキレられる。

私的には、「目玉焼きには、ソース?醤油?」ではなくて「塩」。『こち亀』の擬宝珠蜜柑も、「塩」と同意見だったはず。

宇宙探偵コゴローの教え

2013年06月07日 | ケロロ軍曹の話
ケロロ軍曹の話。1st41話。(存在感のなさについて)自分を変えてみたいと思っているドロロ。そんな時、町人がコゴローを避ける様子を見て「モーセのようだ。強烈な存在感がなしえる技だ」と興味を持つ。

コゴローがドロロに告げたこと。「考えるな。感じるんだ。(何を)体の中に流れている、あつい血潮だ」「耳をすますんだ。世界中で助けを求めている人の声が聴こえないか?」「そんな人たちを、この手で助けてあげたいと思わないか?断られても、力になりたい。中には、嫌がる人だって、いるかもしれない。しかし、それでも、どこかに助けを必要としている人が、いるはずなんだ」「その人を助けてあげたい。そう思わないか?」

宇宙刑事志望だけあって、志は立派にきこえる。問題は、掃除機や洗濯さえ「めちゃくちゃ」(7th23話)という、おバカさ加減

人工的な男の娘

2013年06月05日 | げんしけんの話
げんしけんの話。天然モノの高坂に比すると、人工的な波戸賢二郎の女装は、朝晩必ずスキンケア(洗顔して、化粧水と美容液と乳液で)全身脱毛は、お風呂の時に1時間半ぐらいかける。全身を泡だらけにしてから電動の脱毛機で。「でも、場所によっては痛いんですよね。特に体の内側の方が」と語る(10巻)

コスプレ女の大野も「体形を隠す服選び。徹底的な無駄毛処理。個性に合わせたナチュラルメイク。そして、女声を出すためのボイストレーニング。最大限の努力をして部室に来たんですよ。私たちとお喋りするために」と、温かく迎え入れる(10巻)

げんしけんの話の皆々に、女装や腐男子がバレても女装を止めない理由は、「楽しくなっちったんスよ。女体化とか、男子の夢のひとつっスよ、多分。ましてや、こんなにかわいく変身してしまったら」と、吉武が鋭く分析している(10巻)

天然ものの男の娘

2013年06月05日 | げんしけんの話
げんしけんの話。11巻。女装男の波戸賢二郎は、コミケ会場で、女装中のイケメンオ〇ク高坂(エ〇ゲーメーカーのプログラマーとして就職し、企業ブースで「男の娘」ゲームの販促中)を始めて見る。一般人サキの彼氏にして、斑目のライバル。いや、一見しただけで、ライバルには成り得ないほどの差に「(斑目では)勝てないかも(遠巻きに、2人の様子を眺めていただけかも)」と、あっさり悟る。高坂は以前にも一度だけ女装しているが「何の努力もせずに完璧でしたから反則ですよ」と、げんしけんの女性らにも語られている(10巻)しかも、ノーメイクで販促中(11巻)

斑目も「高坂のあれは天然モノなんだから気にすんなって。別次元なんだよ。とにかく何やったって勝てやしねぇ」と語る(11巻)別次元、つまりは「ドラえもん」で言うと、出木杉君の様な事。

歴女の片鱗

2013年06月02日 | げんしけんの話
げんしけんの話。13巻。学園祭に、吉武(女オタク)の高校時代の友人らがやってきた。そして「什麼生(ソモサン)。賤ヶ岳の戦いで武功を挙げながらも、賤ヶ岳七本槍に数えられる事のなかった武者を答えよ」と問う。
吉武は「説破。桜井家一と石川一光。秀吉の直臣ではなかったからと言われている。そもそも七本槍自体が部下を有名にするための宣伝なのだ」と答える。

12巻。吉武は「二次元キャラもしくは歴史上の人物なら、そりゃもーいっぱい好きな人いましたけど。現実のコイバナなんぞが我々にあると思うっスか?」と逆ギレ。「毎日、史学部に入り浸って、歴史話とオタ話と腐話で論争を繰り広げていたっス」と告白。

それでいて、服装には気を使っているのは、「オシャレもメイクも男のためにするモンじゃないんでス。あれは同性たる女どもへの威嚇なのでスよ」と語る。その点が「どーぜオタだし関係ねーぜ。へっ」「おしゃれ?何それ、おいしーの?」と思っている矢島(同じく女オ〇ク)と異なる。