広域的にマニアック

主に、独断と偏見でゲームと漫画とアニメの話が書かれているブログ。イメージ的に、本屋で見かける「○○の謎」「○○考察」的な

コピーロボにできる事、できない事

2012年10月28日 | ケロロ軍曹の話
4th12話。ケロロらが子どもだった頃。ドロロ(当時の名はゼロロ)はテストの点が良かったので、コピーロボットを買ってもらった(実家は金持ち)そのコピーロボは、鼻を押すと、押した人の姿になるという、パーマンのコピーロボと同じしくみ。

できる事として、掃除。買い物。ゲームウォッチで、MAXスコアを出す。ギロロと鉄ちゃん会話。それは、ガキの頃とはいえ「2人だけで盛り上がってやんの」ケロロ談「でも、鉄ちゃんの会話には入り込めないよ。わけわかんないもん」ゼロロ談、という程に、マニアック過ぎる内容。

できない事は、宿題。「C級AIだから」とゼロロは言うが。前述の鉄同士の会話は可能な事から、本人が出来ることはできる。本人が出来ない宿題は、コピーもできないという事かも。

悪意ある無邪気

2012年10月28日 | ケロロ軍曹の話
6th14話。子どもには手出し出来ない。それが夏美対策と考えたケロン軍。クルルのメカで子ども化するが、そこに冬樹も巻き込まれた。

ガキの頃の冬樹は、ワンパク。隊長をやりたがり、ケロロと、もめる。さらに波動砲を撃って、西澤家の人工衛星を落としたり。「ねぇちゃんが怒った」と泣いて誤魔化し。ロボットを動かして、制御できず暴走させる等、傍若無人。その根底には、子どもだから許される。「助けて」と言えば、助けてもらえるという計算が見え隠れしているように思われる。

一方、「仲間はずれに、されちゃったんですか?一人になって寂しいのは、大人も子どもも同じです」言うたタママは、まだお子ちゃま。ただ、お子ちゃまだから、尻尾があると言ってしまうと、周囲におばさん扱いされてるプルルにも尻尾がある。

きれいなお兄さんの軽率

2012年10月28日 | 海月姫の話
海月姫の話。10巻。きれいなお兄さんはアパレルをやりたい。ターゲットとして見つけたのが、尼~ずの人たちのような、おしゃれ圏外の女性(趣味に糸目は付けないが、極力、服代を使わない人たち)
が、そう簡単ではない。

ある偉そうな親父が、靴を売るリーマンの話をしていた。ある人がある国に行って戻ってきた。「誰も靴を履いてない。たくさん売れる」と。もう一人は「誰も履いてないから売れない」と言った。出世したのは前者であると。

この話がウソなのは、数年働けばわかる。例えば、うちの婆さんにwindows8を売ろうとする。「窓は壊れてない」と言うだろう。現物を見せても、「ずいぶん小さい」「真ん中に穴が開いてる」「1枚しかない」と言うだろう。パソコンと無縁の生活をしていて、今後も使う事もない。
電話帳ローラー作戦で営業かけてきて「墓のご用命はありませんか?」「じゃあ、葬式のご予定は?」と、失礼な事を言ってる事に気づかない業者もいたけど。

灰原の妄想

2012年10月28日 | 名探偵コナンの話
557話『危険な二人連れ』の回。アガサ博士の車は、山でエンスト。サイフ落としてバス乗れず。そんな時、アガサと灰原の前に1台の車。ヒッチハイクで乗せてもらったけど、灰原は怪しむ。

車に弾痕。シートのつなぎ目に血の跡。「泣いて喜ぶだろうぜ。おれの半殺しは」「みなごろしは、まだ早い」そんな会話も聞いて、途中立ち寄ったファミレスのトイレに隠れ、小窓から逃げて捕まった。
灰原の連絡を受けたコナンも「観念して捕まりな」言う。2人は刑事。長野県警の人。半殺しは、もちと米が半々のぼたもち。みなごろしは、もちのみとか。

そんな事なら、早く言え。警戒して逃げようとした灰原の方が、正解に見える。

役割分担社会

2012年10月28日 | ケロロ軍曹の話
6th18話。猛暑の中、偵察から戻ったギロロが見たものは、涼しい部屋でグウタラ中の皆々。さらに「君は外。我輩は中。役割分担」と言われ、ムカついたが暑さで倒れた。
さらに、「どっか土地ないかな?」と言うケロロの要望に「あるぜ」と言って、氷山で要塞を作ったのは、クルルの役割分担。

ある所で、80ぐらいの爺さんが、60ぐらいの爺さんに、団塊の世代あたりまでは年功序列があった。それより○○才下だと、異次元と嘆いてた。これはあるね。「うちの子がお世話になってます」と、ある婆さんが訪ねてきたが、「上の者は外出しています」と、気を使って、わざと掃除を始めて誤魔化した事がある。さりげなく場所も移動して。自分の子が、いい年して明らかに年下に使われてるリアルを見せるのは、婆さん世代には可哀相過ぎる。

石化回避

2012年10月22日 | 海月姫の話
海月姫の話。1巻。おしゃれ人間を見て、まやや(三国志オタク)石化。
5巻によると、石化は身を守る術。①おしゃれ人間が半径3m以内に近づいたら、自動的に石化。路傍の石のフリをする。②敵がコンタクトをとってきたら、話しかけられている事に気付かないフリをする(無視ではない。本人的には、気付いてないという体)③敵が攻撃してきたら、側頭葉の働きを一時的にフリーズさせる。④攻撃された時間の記憶を消して、好きなモノで補てんして埋めていく。
尼~ず的には、クラゲとか三国志とか鉄道とか。

呪文でいえば、アストロン的なこと。だが、見た目も石化するわけではないから、敵目線だと、無視に見える(相手側は、挨拶だけで、敵視してない可能性も高い)
だが、「攻撃された時間の記憶を消して、好きなモノで補てんして埋めていく」は、試す価値あり。無駄会議とか、無駄会議とか、無駄会議とかで。3回強調すれば、どんだけ無駄か想像できるはず。

仮面ライダーW的前向上

2012年10月22日 | 仮面ライダーの話
仮面ライダーWの前向上は「さぁ、お前の罪を数えろ」仮面ライダーアクセルの前向上は「絶望がお前のゴールだ」
仮面ライダーアクセル(変身前)は、「警告しておく。俺に質問するな」(19話)と言いつつ、子ども相手には「オレに質問しないでくれるかな」と、ちょっと丁寧(36話)

悪人側では、「占いしてて気付いた。人は自分の幸せと同じように、他人の不幸を望んでいる」(44話)「好きなものを壊したくなるのは完ぺき主義者だから。不完全が目につく」(42話)「過去を振り返るのは嫌いでね」(34話)「こんな所で仮面ライダーがお昼寝とは、なかなかシュールな光景ですね」(29話)「家族より金。金のない家族に用はない」言う一般人と、「彼らはすべてを捨てても(ギャンブルを)やりたいのだよ。家族も」言う悪人(3話)も、渋い。

一方、動機は「おもしろおかしくやってるだけ」(17話)「機嫌を損ねさせたからさ」(20話)言う奴もいる。それでも『異邦人』の「太陽が眩しかったから」の言い訳に、インパクトで負ける。

仮面ライダーW的ハードボイルド

2012年10月22日 | 仮面ライダーの話
仮面ライダーWの話。左翔太郎とフィリップが合体すると、仮面ライダーW。そのフィリップに、「本当の君は、煮え切らない半熟玉子。いわばハーフボイルド(2話)」と言われるが、左翔太郎的ハードボイルドは・・・。

3話。「けだるい昼下がりだぜ」とコーヒーを飲む。
9話。「ハ-ドボイルド小説は、人生の教科書」と主張し経費で落とそうとする。
9話。「甘ったるいクリームの臭いは、ハードボイルドには似合わねぇ」言う。
11話。かつ丼は好物
13話。わかな姫のラジオ好き。歌も歌える。魅かれる理由は「天使だから」と回答。
18話。悪の組織幹部でも「お前も、この街を愛してると言ったよな」と、トドメささず。
19話。「ビリヤードは、ハ-ドボイルドによく合う大人のゲームだ」言う
23話。ジャイアン級の歌のジミーに「センスねぇくせにカッコつけやがって」24話。「それ、かっこいいつもりか?」「お前、形から入るタイプだろ」言うが、自分の服装は、探偵物語を意識。
29話。「(時代劇を)趣味じゃない。5秒で寝るぜ」言いつつ、はまってDVD全話見る。39話で、それの3D映画と聞いて見に行く。
31話。「坊主、薄っぺらい男の人生は痛てぇ。今に大事なもの、失うぞ」と忠告される。
34話。悪の組織幹部でも、怪人化してない生身の相手には攻撃できない。
39話。「男の仕事の8割は決断。残りはおまけみたいなもの」言う。
44話。罠にはまり老人化。「天下泰平。ハードボイルドじゃ」と茶飲む。
45話。「君は恐怖している。知ってて屋敷に来なかった。来れなかった」と、BOSS級に言われる。
49話。小僧に「おれは強くねぇ。ふんばってるだけ」言い、小僧も「やせ我慢。それがハードボイルド」と悟る。

赤字人間

2012年10月22日 | その他
頭文字Dの話。21巻。プロのドライバー相手に峠でバトル中。夜道でヘッドライト消して、理想通りのラインをなぞる事だけを意識して走る。前を走る相手は、小動物を避けようとして乱れた。拓海は、見えてないから、乱れで出来た隙に突撃。

その後の話で、フロントを気にして、「ひょっとしたら何か動物ひいたかもしんなくて・・気持ちわりーじゃん」「それらしい手ごたえはなかったんだけど」言う。可哀想な事をしたと反省するわけでもなく、「気持ちワリー」と言えてしまうところが、現代病。

それは、スーパーの陳列棚を障害物に見立てて、おにごっこ。ばあさんを突き飛ばして救急車騒ぎを起こしておきながら「そんな所にいるから悪い。避けないのが悪い。子どもにぶつかったぐらいで大げさ。(とにかく私は悪くない)」と主張する親子と同じ病理。マッチョで機敏な高齢者も、探せばいるかもしれないが。

市場のミスマッチ

2012年10月09日 | その他
おとぼけ課長の話。「テレビのクイズとかプレゼントに、マメに応募してると、わりと当たるそうよ」そんな話を立ち聞きして、片っ端から出したら、ダイレクトメールが山のように来た。そういう話がある。

懸賞を出す企業の目的は、会社や商品のPR、ニーズ調査とか、新規のお客開拓とか。特にネット懸賞だと、何万通の個人情報が、入力の手間なくデータ化して蓄積できるから、ダイレクトメール・メルマガ送り放題。一方、応募する側は、「当たるかも?」で応募してるだけで、当たらなければ特に用はない。当たっても当たらなくても、別の機会や別の懸賞に出すだけ。ダイレクトメールもメルマガも、必要としてない。

懸賞マニアは、当てるのが好きな人で、その会社・その商品のマニアではない。というわけで、私も、たまに応募するけど、ダイレクトメール・メルマガ送らないでね。読まずにポイする人に送るのは、エコじゃないよ。

取引先のは読んでるけどね。仕事上の話のネタとして。

成果主義ではない話

2012年10月09日 | ケロロ軍曹の話
4th11話。本の間から暗号文見つけた冬樹。「財宝の隠し場所」とハリキリ。次々出てくるヒントをもとに探し回り、たどり着いた先のサガシテー星人。

宝とは、見つかるまでに流した涙・汗・努力こそが宝なのです。宝を見つけるまでの過程が宝。映画やゲームのオチだけ聞いて満足したり。小説のあとがきだけ読んで満足したり。ほとんど完成品のプラモデルで満足したり、してませんか?世の中、はやくゴールにたどりつく事だけが良い事とは限りません。言う。

正論ぽいが、成果主義的にはNG。誰よりも早く来て、深夜まで残業。それが美徳であり努力というのは「俺の酒が飲めねえのか?」という、飲みニケーション時代の話。同じ事するなら、短時間で出来た方がエラいよね。個人別業績も会計も顧客別趣向・月別・店舗別・曜日時間毎の統計分析さえエクセルでポンでるよ。そういう時代なの。

クルル作「ホレ薬」

2012年10月09日 | ケロロ軍曹の話
4th13話。「お望みの品なら、できてるぜ。礼が先だぜ」と、クルル。世界有名シェフが作ったレトルトカレー300種を受け取り、代わりにホレ薬をGETしたモモカ。

取説には「揮発性」「始めて見たものにホレる」を読まず使用。ポールは、ホレ薬が入っていた瓶に。ギロロは磨いてたミサイルに。タママは、巨大コーラを相手に「愛してるよ。お前。ハニー」と一気飲み。ケロロは洗濯機に。夏美は、ラジオに。

肝心の冬樹は寝ていた。起きてモモカを見るも、効かず。それは「恋愛に興味がない奴と、目の前の相手を最初から好きだった場合、効果ない」というルール。
冬樹の場合、前者かもね?モモカの事は、自分が好きなオカルトの理解者・仲間と勘違いしているような。浮いた話の一つもない。

ケロロと670日

2012年10月09日 | ケロロ軍曹の話
4th11話。「わかっちゃいるけど、ついつい貯めこんじゃうんだよね。買った瞬間、満足しちゃうつうの。悲しいけど、それがコレクターなのね」と、ケロロ。

ドロロ提案で「漫画とDVDを左右同時に見ながらガンプラつくって処理する」を実行するが、ドムは、つくり用・遊び用・保存用×ガイア・オルテガ・マッシュで9体ある。
クルルの計算では、飲まず食わずトイレ休憩もなしの徹夜で670日で処理できる。

もはや、道楽というより拷問。そういえば、スーパーのガチャポンコーナーで「同じのヤダ。バカ~~」の泣き叫びを2回繰り返してるガキがいた。どうせ壊したり無くすんだから、何個あっても良いのでは?