広域的にマニアック

主に、独断と偏見でゲームと漫画とアニメの話が書かれているブログ。イメージ的に、本屋で見かける「○○の謎」「○○考察」的な

「よし、お前クビ。そして会社倒産。オレもクビ。不渡りフゥー」BYまやや

2013年01月08日 | 海月姫の話
海月姫の話。7巻。「(新ブランドの)ホームページ作って」と、綺麗なお兄さん。皆が「できる」「できない」と揉めてる間に、素早くブログを開設したのが、じじ様(特徴:地味。枯れ専)

8巻。生産管理担当になった、じじ様。インド人にも「こいつ使えるで。パソコン強いし、エクセル使えるし」言われ。本人も、「長いこと忘れてたんですけど、私、商業高校行ってたような気がするんで、簿記とか、いろいろ資格取ってたような」と、思い出す。

一方、まややとアフロも、「1着50万円の毛皮のコートの発注数を2ケタ間違ってました」「よし、お前クビ。そして会社倒産。オレもクビ。不渡りフゥー」と、生産管理がどんな仕事かは知っている。

「この世に、どん兵衛より美味い食べものがあろうか?」BYまやや

2013年01月07日 | 海月姫の話
海月姫の話。7巻。おされな店は苦手だが、ファミレスには平気で行ける尼~ずの皆々。人形オタクは「フランス気分でカフェオレにしましょうかね」アフロは「ホットココアに氷入れて、アイスココアにする」と、割とまともな注文。

まややは「禁断の(ドリンクバー)全種類混ぜ」「全部混ぜると、ものすごい嫌なグレーになる」と、お遊びをしたがる。「コーラとメロンソーダを混ぜただけで、この深い川底のような色。絶望を色で表すと、こんな感じだな」言う。

そんな、まややは、どん兵衛好き。「ぬお~。この世に、どん兵衛より美味い食べものがあろうか?いや、ない」「ダブルおあげ万歳」と泣く(5巻)が、焼き肉で買収される事もある(同5巻)

ドライヤーを所有していると、おしゃれ人間(尼~ずから見た分類)

2013年01月07日 | 海月姫の話
海月姫の話。7巻。着物女は「果実をこぼした布は、石鹸を使うと、逆に色が染みついてしまうのよ。石鹸のアルカリと、ぶどうの酸が化学反応を起こして、青色のシミになるの」と、薀蓄は語れるが、ドライヤーは持ってない。

着物女曰く「昔から髪は自然乾燥。お風呂上りに椿油をつけて夜風で乾かす」と。そう言われると風流にも聞こえる。
じじ様は「影も薄ければ、髪も薄いんで、気が付けば、いつも乾いてます」と自虐気味。アフロは「いつも、びしゃびしゃのまま寝る」まややは、「頭をブンブン振って遠心力で乾かしておる」と、2人で豪快アピール。

尼~ず基準では、ドライヤーを持っていると、おしゃれ人間。「普通は、皆、持っている」と言われても、普通を知らない。

「住民激怒地帯」宣言の和菓子屋じいさん

2013年01月07日 | 海月姫の話
海月姫の話。8巻。地上げに抵抗中の和菓子屋の爺さん。「いっしょにやるか?あ?」と、デモの用意してある。押入れには、「住民激怒地帯」等、プラカードも。

その話を聞いて、地味目のじじ様も、やってみたいと。まややも「今まで機会がないからやってないだけで、機会があれば是非やってみたいこと1位。それがデモ」と。そして、爺さんと盛り上がり、火炎びんをつくる。
ベンツオタクも、「昔からデモには目がなくて」と参加希望。「でっかい人形作って燃やしましょうか」と提案したり、月光仮面のコスプレを自作。その月光仮面のコスプレを見たまややは、「我が心の師、諸葛亮孔明に扮しデモりたい」と準備。アフロも「近畿周遊キンキちゃんの格好したい」言う(鉄ちゃんだから)

天水館の皆々と、その取り巻きは、どうやらイベント好きらしい。
ただ、「金なし、男なし、未来なしの三重苦の、この人達から、この上、住む場所さえも奪うなんてひどすぎると思います」と叫ぶ月光仮面中のベンツオタクは、敵か?味方か?単なる正直者か?わからない。

残金1680円のまやや

2012年12月29日 | 海月姫の話
8巻。「今月の生活費、残り1680円。しかも本日、まだ月頭の5日」と、まやや。何を買ったかと言えば「三国志~現代における人間学の宝庫~」5冊セット8000円とか。
「オレ様は、これを読破し、勝利者たる者の条件を学び、天水館を潰そうと目論む輩に勝つべくして勝つ方法を皆で考案するべく、身銭をきって、この書物を購入したんじゃぁぁぁ」と、主張するが・・・。

まややのリアルは30過ぎのニート。主たる収入源は、親からの仕送り。ただ、働いてたとしても、同じこと。生活費より趣味優先なのが、立派なオタク病。

さらに、本に落としかけの団子をキャッチして、「父之精 母之血 不可棄也」と、夏候惇のマネで食う。私的に、そこまで詳しい人が買った本の内容が気になる。そういえば、天水館の名前も、天水の麒麟児、姜維と関係あるような、ないような。

鯉淵先生のストライクゾーン

2012年12月29日 | 海月姫の話
7巻。政治家の鯉淵先生の所に、「働く女性の会、東京支部」を名乗る3人が陳書に来た。その感想は「全部イケるけど、特に真ん中がタイプ」「やはり女は30超えて一段と輝きを増すな」とジミジミ。当然、陳書の中身は覚えてないし興味もない。

30周年のパーティには、女性の招待客が半数超えている。新人演歌歌手、銀座のママ、○○大学病院の先生、日本女子柔道強化選手、占い師、タリーズでナンパした女子大生等々。その理由について「私は立場や肩書で出席者を選んでいるわけではない。こういう大きなパーティだからこそ、いろんな人に来てもらい開かれた国政をアピールしたいんだ」と、もっともらしい事を言うが。
総理と秘書には、「ストライクゾーン。マジで広すぎて、ぶっちゃけ引くよね」「オカマ以外は全部アリだって言ってました」と、言われてる。

かく言う総理は、去年からアッキーナひとすじ(5巻)と言いながら、「総選挙まで時間がない。2ちゃんに、めぐたん応援カキコして、みかりん派による、めぐたん叩きの削除依頼出しまくって、センターとらせる」(8巻)と。

まあ、そんなもんだよね。昔の親父の三大道楽は、飲む・打つ・買うだから。

まややと裁縫

2012年12月29日 | 海月姫の話
7巻。「もう強制労働はイヤじゃァァァァ」と、まややはキレた。お裁縫的なことは、大の苦手。中学の時、タイトスカートを縫わされた時、裾を縫うとき間違えて2枚合わせてミシンをかけてしまい、出来上がったものが、単なる大きな袋。(中略)
みんなの前で、しこたま怒られて、その日から約4日間、ワシは登校を拒否したという伝説の持ち主(中略)
「これじゃまるで災害袋よ」と言わしめ、オレを辱め(中略)そのスカートは、今もワシの実家で、非常用のカンパンやら水やら入れる袋として靴箱の奥に鎮座しておる。とか。

役に立っているなら、それでいいような・・・。うちにも、小学生の時に作った小箱は電池入れとして、中学で作った椅子は、PS3置き場になってるけど、それ以外は、どこに行ったか知らん。

4号室の目白先生 その2

2012年12月29日 | 海月姫の話
天水館に生息するが、10巻までに一度も姿を見せない人。それが、目白先生。
3巻。「眠りたいのに眠れないときは」と手紙で尋ねると、「酒」と回答。
8巻。「綺麗なお兄さんの正体がバレて、男を天水館に連れ込んだ刑について問うと「仲間ハズレの刑」と回答。
6巻。「おしるこが食べたい」と勅命。届けたアフロ女曰く「目白先生は、階段を降りる音が聞こえ始めてから、ドアを開くタイプ」さらに「手作りのが食べたい」と要求してみたり、下手すぎるのは「食えねぇ」と拒否。

10巻。「海月オタクが30歳童貞の政治家の息子と交際に発展した模様」と伝えられ「マジか」「使えるぞ」「天水館のハニートラップ。最終兵器彼女だ」「つうか、もう結婚させろ」「もし棄てられた時、タレこみ入れるから、デート隠し撮りしとけ」と俗っぽい事も言う。

この先生、対人恐怖症のはずだが、感性がヅレてない。そして、「交際に発展した模様」の一言から、妄想が膨らみ筆が進むのは、オタク病だからしかない。

4号室の目白先生

2012年12月29日 | 海月姫の話
天水館に生息するが、10巻までに一度も姿を見せない人。それが、目白先生。管理人の娘に言わせれば、「ボーイズラブの売れっ子マンガ家。対人恐怖症で夜行性だから、イリオモテヤマネコ並みに遭遇率が低い」との事。コミュニケーションの図り方は、部屋のドアの下から手紙を入れると、返事をくれる。

1巻。「天水館への入居資格をわかりやすく」と手紙を入れたら、「男を必要としない人生」と回答・松坂牛のすき焼きを差し入れると、「肉うまい」と返事。
2巻。「〆切の日、勘違いしてた。一週間」の勅命を発し、皆に手伝わせる。
3巻。天水館が、地上げの標的に。「ここがなくなると一番困る人間は、だあれ?そう、それは私」「でも、今は全然単行本売れてない。今やってる連載で一発当てたら、頭金ぐらいは出す、私が」と返事。

容姿や生態は不明だが、4号室に誰かしらは、本当にいる。割と、良い人属性の人が。

ベンツオタク

2012年12月10日 | 海月姫の話
2巻。ベンツのワックス中、「このツヤッツヤのボンネットに手形べったり付けるよ」と脅迫されたら、他人の秘密をあっさり自白。
3巻。人物画は苦手だが、「ベンツのSクラス描いてみな」と言われたら上手。興味ある物(ベンツ限定)で上手。

5巻。昔、私の恋人も私がデートもせず、ベンツのワックスがけばかりしている事に不満を持って、「私とベンツ、どっちが大切なの?」と問われ「それは、何クラスのベンツと比べて?」と答えたら、泣きながら出て行った、と言う。
5巻背表紙。好きな女性のタイプは、ベンツが好きで、ベンツの良さをわかってくれて、できればベンツのディーラーに勤めているような、真面目で誠実な、車に例えるなら、まるでメルセデスベンツのような・・・と語る。

7巻。「おい、ベンツオタク。裏手伝え。人手が足りないんだ」言われると、「はい、わかりました」と従順(本人いわく、アフロの人には逆らえない性質)
9巻。弁当には、海苔でベンツのマーク。そして、ベンツを眺めながら食べる。ノラネコに足跡をつけられたら、弁当を中断して磨く。

アフロの人に逆らえない理由は不明だが、それ以外の言動は、ベンツ基準という徹底ぶりが、清い。

着物女の昔のあだ名は、大山のぶ代

2012年12月10日 | 海月姫の話
6巻「ワシの昔のあだ名を教えてやろうか」と、うずくまる三国志オタク女。「小・中・高と殺し屋だ」「高1の2学期から、目を前髪で隠すようになって、それからは竹ぼうきになった」と。

それを聞いていた着物オタクは、「私なんて、小・中・高通して、あだ名が、大山のぶ代よ」言う(体形が、2112年9月3日生まれの猫型ロボットに近いから?)あと、2人はアフロと幽霊に違いないと、着物オタクが説得。
それは、説得にもフォローにもならないと思えるが

きれいなお兄さんの軽率

2012年10月28日 | 海月姫の話
海月姫の話。10巻。きれいなお兄さんはアパレルをやりたい。ターゲットとして見つけたのが、尼~ずの人たちのような、おしゃれ圏外の女性(趣味に糸目は付けないが、極力、服代を使わない人たち)
が、そう簡単ではない。

ある偉そうな親父が、靴を売るリーマンの話をしていた。ある人がある国に行って戻ってきた。「誰も靴を履いてない。たくさん売れる」と。もう一人は「誰も履いてないから売れない」と言った。出世したのは前者であると。

この話がウソなのは、数年働けばわかる。例えば、うちの婆さんにwindows8を売ろうとする。「窓は壊れてない」と言うだろう。現物を見せても、「ずいぶん小さい」「真ん中に穴が開いてる」「1枚しかない」と言うだろう。パソコンと無縁の生活をしていて、今後も使う事もない。
電話帳ローラー作戦で営業かけてきて「墓のご用命はありませんか?」「じゃあ、葬式のご予定は?」と、失礼な事を言ってる事に気づかない業者もいたけど。

石化回避

2012年10月22日 | 海月姫の話
海月姫の話。1巻。おしゃれ人間を見て、まやや(三国志オタク)石化。
5巻によると、石化は身を守る術。①おしゃれ人間が半径3m以内に近づいたら、自動的に石化。路傍の石のフリをする。②敵がコンタクトをとってきたら、話しかけられている事に気付かないフリをする(無視ではない。本人的には、気付いてないという体)③敵が攻撃してきたら、側頭葉の働きを一時的にフリーズさせる。④攻撃された時間の記憶を消して、好きなモノで補てんして埋めていく。
尼~ず的には、クラゲとか三国志とか鉄道とか。

呪文でいえば、アストロン的なこと。だが、見た目も石化するわけではないから、敵目線だと、無視に見える(相手側は、挨拶だけで、敵視してない可能性も高い)
だが、「攻撃された時間の記憶を消して、好きなモノで補てんして埋めていく」は、試す価値あり。無駄会議とか、無駄会議とか、無駄会議とかで。3回強調すれば、どんだけ無駄か想像できるはず。

三国志オタクのまやや

2012年09月29日 | 海月姫の話
海月姫の話。1巻。急須と湯呑には「蒼天已死 黄天當立 歳在甲子 天下大吉」と書いてある。それは、黄巾党の張角。10巻。お客さんへの御礼メッセージが思いつかない月海を「おまえは小説書けると思い込んでる小説を書いたことがない小説家志望のイタイ奴か」と一蹴しつつ、自分フィールドで名言を書こうとすると、「不求同年同月同日生,只願同年同月同日死」と、桃園の誓いの一説を書いた。

1回購入しただけで、「マブダチ・心の友」とでも言いたげなメッセージが送られて来たら重すぎるが、オタクアピール目的なら、「神亀雖寿 猶有竟時 騰蛇乗霧 終為土灰 驥老伏櫪 志在千里 烈士暮年 壮心不已 盈縮之期 不但在天 養怡之福 可得永年 幸甚至哉 歌以詠志」BY曹操孟徳つうのもある。

ごく一部の人たちの間では、有名な名言。

リアルを語るインド人

2012年09月29日 | 海月姫の話
海月姫の話。10巻。「こんなやり方で儲けがだせるんやったら、みんなアパレルやっとるわ」「店も持たへん無名ブランドの高い服なんて誰が買うねん」「おまえらみたいな若いやつがアパレルのブランド立ち上げて、そんで、あっという間に潰して借金抱えるのをたくさん見てきたんや」「全く売れへんとしたら、おまえら来年3千万くらいの借金背負うことになるぞ」「世間知らずの若い奴らが、新しい事をやったつもりでも、それはもう絶対的に先人達がやり尽くしてんねん」「ハイブランドと似たようなデザインの服がどこそこで3千円で売ってんのに、誰がわざわざこの不景気に高いほう買うんや」「もう終わってんね」「アパレル業界は終わってんねん」と。
そして、綺麗なお兄さんも「ペラペラの服着て、服と同じ値段のピザを食う。世界を変えなきゃダメだ」と悟る。

デフレは服だけじゃないけど・・・。休日には、100円寿司に長蛇の列。その寿司代さえ勿体なくて、安くて大きめのパンで腹を満たしてから100円寿司で3皿だけ食うと言う奴もいる。そこまでするなら、寿司屋に行くまでの燃料費は?閉店間際に近所のスーパーで、値下げの寿司を食うとか?食べたい人のため、駐車場と席を空けるとか?そういう事を考えないから、買う気もないのに暇潰し、あるいは寂しいからと、人が集まる店に行っては、渋滞・混雑をまねくという。逆に、買いたい人は、どうせ車を停められないからと、その店および周辺には行かない・通らなくなるという。

私もリアルを語ってみた。