広域的にマニアック

主に、独断と偏見でゲームと漫画とアニメの話が書かれているブログ。イメージ的に、本屋で見かける「○○の謎」「○○考察」的な

男の美学と、しらける母親

2012年07月16日 | ウルトラマンの話
ウルトラマン80の話。41話「君はゼロ戦怪鳥を見たくないかい?」の回。UGMのチーフと、返信前のヤマト隊員が見たのは、ゼロ戦マニアの少年。1年半バイトして、ラジコン飛行機を買った。そのため、切手集めをやめた。おやつ代もケチった。そうやって入手したラジコンの値段は、12万。対する母の感想は「度が過ぎてる」

その父親はゴルフ好き。20万円のクラブを買った。対する奥さんの感想は「救いがない」UGMの男たちは、「一点豪華主義」と賛美するが、美学は理解できないだろうね。
こち亀178巻でも、ロボットの玩具を大人買いしようとした、両さん。その近くの親子が「そんなに大きくなってロボット買うのやめなさい」「恥ずかしくないの」「同じのいっぱい持ってるでしょ」「これ以上増やしてどうするの」「ああいう大人になるわよ」言う。

同じじゃないけど、同じに見えるんだろうね。

20世紀の迷惑少年

2012年04月21日 | ウルトラマンの話
ウルトラマンレオの話。42話。苛められっ子は、山小屋で動物を多数飼っている。そこを病院と称し、スズメに赤チンを塗るなどを行っている。
ここまでは、心優しくもみえるが・・・。

迷惑なのは、円盤生物アブソーバも、かくまっている点。で、調べたいオオトリ(変身するとレオ)に対し「僕の国だ」と立ちはだかる。「怪獣が暴れたら」と説得するが聞くわけない。で、円盤生物がレオに倒されイジケる。

果たして、この少年に飼われていた動物たちは幸せだったのか?単に、寂しさを紛らわせるための存在だったのか?小動物だから、言いなりになると考えたのか?「僕の国だ」発言は、そんな事を思わせる。いずれにせよ、多くの人命より、危険生物の方が大事というのは、迷惑すぎる性質。危険生物にやられた時の反応も見たい気がする。

ツインテールの汚名返上

2012年04月15日 | ウルトラマンの話
帰ってきたウルトラマン5話、6話に登場したツインテール。当時の説明では、グドンが天敵。そして、グドンと共に一度は、ウルトラマンを撤退させている。が、2戦目、うっかりグドンの尻尾に噛みついてしまい、相手を怒らせ、やられた奴。

ツインテールの形状は、簡単にいえば、名古屋城の天守閣にあるシャチホコの形。頭が下で、逆立ちしているような感じ。武器は、ウルトラマンが直立していた場合、顔の位置に来る2本の尻尾。
だとするなら、どうして2本の尻尾がある体の部分を攻めるのだろう?下にある頭を、踏んだり蹴ったりの方が早い気がするのだが・・・・。

そんなツインテールが、ウルトラマンメビウス6話と9話に再登場。海では素早く動けて強いという設定付きで。
GUYS隊員のテッペイも、「海中でならグドンにも勝てたかもしれない」と語る。
それなら、帰ってきたウルトラマンに登場時、うっかり地上に出たのが間違いだったという事。

残酷な宿題

2012年03月23日 | ウルトラマンの話
ウルトラマンタロウの話。15話。ケンイチ少年は、作文が書けない。題は「お母さん」なのだが、ケンイチ君に母いない。
16話。どこぞの子供が、宿題としてオカリナの練習をしていた。しかし、母さん逆ギレ。「うるさい。赤子が泣く」と、そのオカリナ壊した。

宿題を出した先生側に悪気はないのかもしれないが、「それでも練習したのですか」という上から目線は、各家庭の事情配慮に欠ける。なんか、小学生の頃、朝のランニングを強要して、教室の壁に表までつくりやがった先公を思い出したぞ。

一方、16話のタロウは、笛吹き怪獣オカリナンに、金ケリを喰らわす。そこを攻撃するのは、アンフェアでしょ。

走りたかったセブン

2012年03月23日 | ウルトラマンの話
ウルトラセブンの話。28話『700キロを突っ走れ』の回。モロボシ・ダンは、ごつい煎餅を食べながら、映画を見ていた。
そんな折、スパイナー(ニトロの数十倍の威力)の輸送失敗で、ウルトラ警備隊に輸送依頼が来た。その話をきいて「グッドアイディア。ラリーに参加しながら運ぶ」と、モロボシはりきる。

ラリーの映画を見ていたからね。やりたかったんだろうね、そういうの。

寄生男

2012年02月15日 | ウルトラマンの話
ウルトラマンメビウスの話。28話。GUYS隊員のコノミは、9年ぶりに友人に会って喜ぶ。だが、相手のもくろみは、売れない役者で、傷害事件おこしていたから、GUYSの特ダネと引き替えに、復帰企んでいた。その時連れて来たのが、自称マスコミ関係というゴミ。
以前は、同隊員のジョージが、サッカー選手だった頃、スキャンダル記事で引退に追い込んだ事もある。

44話では、ヤプール人によって異次元にとばされ。「GUYSがだらしないから、役立たずが」と、ミライ(変身するとメビウス)をボコる。逆に、キレかけのミライに殴られそうになると、「GUYSが一般市民に手を挙げるのか」言う。さらに、「命がおしくば、あの男を撃て」とヤプール人に言われ、躊躇わず撃つ。メビウス的には、撃たれてもバリアを張れるから平気だが、それを見て「触るな、化け物」言う。

最終話付近では「メビウスの正体は、こいつだ」と後先考えない記事書いて、怪獣大暴れでもメビウスが出て来れない状況を作り出しても平気。
この件について、ウルトラマンエースは、「優しさを失わないでくれ。何百回裏切られようと」(44話)というが、私なら、どさくさに踏むね。メビウスは、49m、3万5千トンだから、足元に気づかなかったという事で

ウルトラの星

2011年10月08日 | ウルトラマンの話
ウルトラの星は、M78星雲にある。地球からの距離は、約300万光年。方向的にはオリオン座の方角。大きさは、地球の60倍。人口は、180億人。M78星雲には、他に、ウィンダムの故郷メタル星、ミクラスの故郷バッファロー星、アギラの故郷アニマル星がある。

ウルトラの星に太陽はない。26万年前に消滅した。代わりにウルトラスパーク装置(人工太陽)を、ウルトラ長老がつくった。その装置は、星全体に5000個埋められてる。地下900階に。人工太陽を調節して、昼と夜もある。でも、四季はない。

ウルトラの国に、海はない。山はある。町は300ぐらいある。植物は、宇宙ゴケぐらいしかない。警察はない。40万年、ウルトラ一族に犯罪はないから。ただし、怪獣や侵略者に備えるため、宇宙警備隊はある。消防もない。ウルトラ水流が使えるから。交通手段として、タクシーとバスがある。しかも無料。病気の時は、ウルトラクリニック78がある。
【参考:ウルトラマンTV手帳。リイド社。昭和55年発行より】

つうか、16万歳のウルトラの父は、マッハ15で飛び、時速1000kmで走る。タロウとエースは、マッハ20。タクシーやバス使うより、飛んだり走ったりテレポートの方が速い気もする。

at2011/5/31

侵略やめたメトロン星人

2011年10月08日 | ウルトラマンの話
ウルトラセブン『狙われた街』で、タバコに細工して、人間同士を争わせようとしていたのがメトロン星人。アイスラッガーで真っ二つにされた。

はずが、町工場のおやじにハンダ付けしてもらって再生し、ウルトラマンマックス24話『狙われない街』に登場。40年、地球に潜伏して出した結論は「人は退化を始めた。やがてサルになる」そんなわけで侵略する価値もないと悟り、「地球の夕焼け美しいな」言うて去った。

ウルトラマン的にも、悪さもしないで挨拶だけして去った奴をボコる事もできなかったようで、こういう展開だと「戦えよ」とも言えない。

at2010/6/19

犬死に寸前

2011年10月08日 | ウルトラマンの話
ウルトラマンMAXの話。30話。トウマ・カイトは夢の中。1話でマックスに助けられなければ死んでたと反省。その後も、マックスの力に頼ってばかりと、また反省。

「誰かを助けたいという思いは負けてない。負けたくない」(1話)そのように思う理由は、親は震災で亡くなった。親は救えなかったが、これから救える人もいる(30話)と、志も立派。
立派だが、単なる民間ボランティアの兄ちゃんが、戦闘機とばして怪獣に戦い挑んで墜落(1話)というのは、当たり前。むしろ、戦闘機をとばせただけでも偉い。

ただし、マックス的には、無謀を勇気と感じて救ったみたい。帰ってきたウルトラマンの場合も、犬を助けようとして瓦礫の下敷きになった青年が、「感動した」と、ウルトラマンに救われたわけだが。

2例とも、犬死してたら「マヌケな人がいたんですよ」「やっちまったな」扱いの記事ネタにされてたかも。

at2009/8/29

甘えるミニスカ女 

2011年10月08日 | ウルトラマンの話
ウルトラマンMAXの話。36話。レッドキングが異次元から現れると告げにきたピグモン。シャマー星人の攻撃を喰らい、アンドロイドのエリーに、精神だけ同化、あるいは憑依というべきか。
結果、見た目は、ミニスカ女で、心はピグモン状況に。

そして、ミニスカ女姿で「カイトと一緒に行く。いたいの」と甘える様子を見て、ジェラシーの2人。
カイトに微妙に気があるミズキは、「ピグモンってメスだったの」言い。エリーに気があるコバは、「動物が甘えているだけだよな」言う。

ピグモンがメスかは定かではないが。甘えられるなら、ミニスカ女の方がいいよね。

at2009/8/29

ダッシュの評判

2011年10月08日 | ウルトラマンの話
ウルトラマンMAXの話。1話の解説によれば、「急激な環境悪化により怪獣が現れるようになった。国連は、その危機に対処するため、各国にUDFを設立。その中で、怪獣退治を専門に行うチームをダッシュ」という。

35話。M32星雲で超新星爆発。その生き残りが地球に飛来し、どこぞのガキが拾った。そのガキは、「ダッシュに知らせたら殺されちゃう」と考え、マックスに頼む事にした。だが、マックスも変身したら、ガキとの約束を、ど忘れ。倒す気満々だった。
25話。ネリル星人キースは、宇宙人と地球人の架け橋になろうとした。だが、「友好的な所が怪しい」と、UDFの科学陣は、彼を実験サンプルにしようとした。

侵略目的ではない星人や、暴れない怪獣もいるというのは、歴代ウルトラマンの物語でも、たまにある事だが。
人畜無害とみせて、それが策略だったりする賢い星人もいるので、大人の立場だと油断できない。

写真:ウルトラマンMAX(福島空港 玄関)

レオの教え

2011年10月08日 | ウルトラマンの話
ウルトラマンメビウスの話。34話。『故郷のない男』に登場するウルトラマンレオ。(レオの故郷は、マグマ星人に滅ぼされている)

そして、「武器に頼れば隙が生じる」とGUYSを説教し。「お前に地球を託せない」「お前達の戦いは必ず勝たねばならない戦い」と、メビウスにも説教する。
だが、その教えは、レオのオリジナルではなく、むしろセブンの教え。変身不可のセブンがレオを厳しく指導する、それがレオにおけるパターンだった。

その後、マリナ曰わく「不思議ちゃん」キャラなメビウスは、レオに諭され、純真無垢に新技の特訓を開始。
でも、この件について、マリナ曰わく「熱血バカが喜びそうな展開」と一言。おそらく、体育会系の暑苦しい男は苦手か、嫌いと思われる。

at2009 2/1

ジョージのトラウマ

2011年10月08日 | ウルトラマンの話
ウルトラマンメビウスの話。マリナは蜘蛛が苦手。藤沢博士は、コーヒ-が苦手。そして、ジョージは、海が苦手(25話)

泳げないわけではない。プールは平気。昔々、クラゲに刺され、ウツボに尻をかまれ、サメに遭い。海の家で食べた貝で食あたり。そのトラウマで、「海は俺を必要としていない」と悟ったとか。

そしたら、藤沢博士とおデートするのは困難かもね。彼女の趣味はスキューバーダイビングだから。

タロウの自己アピール

2011年10月08日 | ウルトラマンの話
ウルトラマンタロウの話。35話。タロウが病院で会った少女は、「ウルトラセブンの人形が欲しい」言う。それを買って渡したら、次は「ウルトラマンエースの人形が欲しい」言う。

その少女には、めつぶし星人カタンが取り憑いており。ウルトラマンの人形を欲しがったのは、少女の意志ではなく、星人の意志。侵略者の立場から見れば、ウルトラ兄弟は邪魔であり。八つ当たりの対象として、人形を欲しがったと思われる。

そんなわけで、事件解決後、タロウはタロウの人形を少女に渡してたが。少女的には、たぶんウルトラマンの人形は集めてない気もする。

80兄さんの教え子

2011年10月02日 | ウルトラマンの話
ウルトラマンメビウス41話。不登校の生徒を学校に連れ出そうとした教師がいた。その名をツカモトという。
その教師は、道路で逆立ちして「こうしていると、地球を支えている気になるだろ」言うてたが。実は、その教師は、80が中学の教師をしていた頃の不登校児。

ウルトラマン80、2話では「私立に落ちた。英語嫌い」言い。家まで迎えに来てもらいながらも、80が逆立ちして「地球を支えている気分だろ」言うてる間に逃げて。「遅刻を気にして、探してくれなかった」と、甘えた事を言うてた。
つまりは、自分のクラスの不登校児よりも、自分の方が厄介だった。

そして、メビウス41話では、80先生を呼んで、同窓会をしようという話しになるが。
シンイチは、フラレて自暴自棄になって怪獣(ホーという名)を呼び出したガキ。その怪獣が、メビウス41話で再登場(今回は、怪獣が出た原因はシンイチではないが)
スーパー(家業が八百屋)は、80の4話の家出少年。ハカセは、80の12話で、自称ハーフの少女(実は侵略者)と、塾をさぼってデートしてたガキ。

80の教え子(怪獣が多発につき、80は教師を辞めたが)は、27年後、皆して立派になってたね。
逆に『女王の教室』で「あなた達のうち90%は不幸になる」と言われたガキらは、どうなったのだろう?

at2008 4/1