広域的にマニアック

主に、独断と偏見でゲームと漫画とアニメの話が書かれているブログ。イメージ的に、本屋で見かける「○○の謎」「○○考察」的な

前の前田くん

2013年04月26日 | その他
となりの関くんの話。2巻。横井さんのとなりの席の関くん。彼が、授業中に遊んでいられたのは、前の席に大柄の前田くんがいるから可能なこと。その前田くんが不在の日、おとなしくすると思ったら、足でダーツを始めた。

ダーツの的は、休んでいる前田くんの椅子にある。しかも、点数遊びではなく、何して遊ぶかを決める的。ダーツは生け花に当たり、足で生け花を始める。でも、けんざんで足をケガしたので、またダーツ。当たった所は重量挙げ。20kgのダンベルを足でやろうとする。

その様子を見ていた横の席の横井さん。「なんでそうまでして遊ぼうとするかな」「がんばる意味も見えないし」と冷静。ただ、学校の机の上限定(それ以外の場所での遊びもあるが)で、授業中に、音を立てずに、周りに気づかれずに、どう遊ぶか?がテーマの話だから、遊ばないと物語として成立しない。
また、ベタに、一人将棋とか、絵を描くとか、机ゴルフとか、誰でも思いつきそうな事では満足しない。それをする時は、アレンジを加えるタイプ。

『機動戦士ガンダム』シリーズのダメな人ランキング - gooランキング

2013年04月24日 | ファースト以外のガンダムの話
『機動戦士ガンダム』シリーズのダメな人ランキング - gooランキング


アムロが「ダメ」1位になったのは、時代の影響でしょ?そこで、比較検討してみよう。

ファーストの主人公が「愛では君を救えない。救えるのは力だけだ」「その過信がお前の弱点だ」「僕の力を見くびるな」と、アナキン・スカイウォーカーのような事を言い出したとしたら。
コードギアスでも「撃っていいのは撃たれる覚悟がある者だけだ」「間違っていたのは俺じゃない、世界の方だ」と言ってる者がいるが・・・・。

さらに、比較としてシャアのセリフを書いてみると。
「認めたくないものだな…、自分自身の…若さ故の過ちというものを…」「戦いとは、常に二手三手先を読んで行うものだ」「モビルスーツの性能の違いが、戦力の決定的差でないということを教えてやる」「君の父上がいけないのだよ」「ドレン。私を誰だと思っているのだ?」「君を笑いに来た。そう言えば君の気が済むのだろう?」「新しい時代を作るのは老人ではない」

どうかな?系統的には、シャアの方が、現代の主人公像に近い。アナキンがエピソード3で暴走したのが23歳。ルルーシュは、1で17、2で18歳。シャアはファーストで20歳。若くて才能あって哲学的な事が言えて、年上を指揮したりの傾向。それが、既得権益おやじ達に支配された社会秩序の中で、青年に支持され。さらに顔が良ければ、女性に支持される。

対するアムロ・レイを主人公とした物語とは、現代風にいうと「ヘタレの成長」

オ○クとは、弧の時間を楽しむ種族

2013年04月24日 | げんしけんの話
げんしけんの話。アニメ版10話。「経済効果から考える余暇消費のフェティシズム」の回。笹原の妹(友達に影響され、ギャル化。形から入るタイプで、男も顔で選んで失敗する)は、イケメンオ○クを気に入り、お近づきになりたいと考える。
でも、そのイケメンオ○クと付き合っている一般人のサキは「オ○クと付き合うのに、オ○クになる事はない。1人の時間を大切にしたがるのがオ○ク」と知っているから、うまくいっている。

まず、「暇だから。退屈だから。寂しいから」という発想が、(ガチ系の)オ○クにはない。空いた時間があれば、好きなことをやっている。
その点を、せがた三四郎も、「テニスやカラオケ。ナンパにクラブ。ほかにすること、あるだろうが。群れなきゃ遊べぬ奴らには・・・」とか「刹那の快楽、追い続けても、虚しい余生が残るだけ。とことん極めぬ奴らには・・・」と歌っている。

買えない量産品の価値

2013年04月24日 | げんしけんの話
げんしけんの話。アニメ版8話。「量産型製造過程における比較研究」の回。「プラモね。要は、おもちゃでしょ」と、一般人のサキは軽く言う。そして、軽率に触り、完成したグフの足を折って、大野に泣かれた(彼氏に薦められ、始めて作ったガンプラ)
会長も「弁償しても直らない。1週間かけて作った物。買うだけのおもちゃとは違う」と。

グフ自体は、入手困難なガンプラではない。1/144サイズなら、300円で買える。組み立てるだけなら、数時間も掛からない。それを1週間かけて制作したという事は、それだけ思い入れや、こだわりが入っている(技術面には、彼氏の指導があったと思われる)。

でも、一般人には、どこでも買える300円のおもちゃにしか見えなかったという事。悲しいよね。

ケロロの片づけ7日間

2013年04月23日 | ケロロ軍曹の話
ケロロ軍曹の話。3rd37話。1日目、倉庫の山を見る。片づけをあきらめ、現実逃避して刹那的に楽しむ。2日目、部屋が狭いと怒る。同日、「同じものを何個も買ってる」と気づく。その理由を「怖いからさ。2度と手に入らなかったら。作るのに失敗したら。よごれてしまったら・・・」と、自己分析。

3日目、計画を練る。本棚を買う。4日目、本棚を作っても置き場所がないと気づく。5日目、誘惑を受ける。「全ての生き物は、生きてる間だけ、この世から物を借りてるだけ。身軽になれよ」と。でも、「自分が生きてきた証」と自問自答し、悟りきる。

ケロロに限らず、悟りきると、ジャマとかゴミとか言われようと、大好きな物に囲まれた生活を止めない。置き場がないならと、書庫をつくったり、倉庫を借りたり、個人博物館をつくったり、カフェ風にしたり。その対極が、最近流行り?の「シンプルライフ」や「持たない生活」と思われる。

恋するヴァイパー

2013年04月21日 | ケロロ軍曹の話
ケロロ軍曹の話。4th36話。夏美に「私への(誕生日)プレゼントは、何もないのね」と言われ、泣かれる夢を見たギロロ。自分センスだと、ビームサーベルをプレゼントするつもりが、偶然いたモアに「こういうモノあげる人、センスうたがっちゃいます」言われ悩み中。

好きな子にあげたら恋が実る携帯ストラップのうわさを聞いて、それを買おうとギロロは考えた。そして、残1個をめぐりヴァイパーと争う。そのヴァイパーは「最後のチャンスだったのに・・・。8年間、思い続けた彼女には好きな男がいた。が、最近別れたからチャンスと思って・・・」と泣くので、ギロロ的には譲るしかない。

ドロロの場合、7th18話で、「(自然のままが)とか言う男が一番嫌われる」と、ケロロに言われ。「じゃあ、あの時も・・・やっぱり、あの子に・・・」と、つぶやきつつ、トラウマスイッチが入った。

ヴァイパーもドロロも、普段、異性に興味なさげなキャラだが、それなりに、そういう話もあったみたい。

556のキャラ完成形

2013年04月21日 | ケロロ軍曹の話
ケロロ軍曹の話。1st24話。初登場から「君、愛ってなんだ?ためらわない事さ」と、夏美にからみ「この予測不可能な行動。このかみ合わなさ加減。宇宙人!!」と警戒せしめるも。「久しぶりだな、ケロロ」とか「すっかり差がついちまったな」と、幼馴染のケロロが宣言通りに侵略者になったのに対し、自分は宇宙刑事になれず宇宙探偵をしていると、しみじみ語ってみたり。
この頃は、宇宙刑事ギャバンを意識しながらも、まともにしゃべろうと思えば、できない事もなかった。

7th7話。「君の心に勇気はあるか?」と、基本、ギャバン路線を保持しながら、モモカを煙に巻き。「さすが、コゴロー。想像を超えたおバカさんであります」(ケロロ談)とか。7th23話「ラビー(コゴローの妹)の通訳がないと、何言ってるかわからん」(ギロロ談)とか、言われる程にキャラ完成。

電気のない生活

2013年04月20日 | ケロロ軍曹の話
ケロロ軍曹の話。1st21話。8月某日、37.8度の日。町中、停電。エアコンも扇風機も使えない状況の中、小雪とドロロが日向家へ。小雪の家には、もともと電気がない。でも、暑さをしのぐ術を知っている。
まずは、庭でドラム缶風呂(水風呂にせず)その後、浴衣にぬれ手ぬぐい。縁側で、スイカに、蚊取り線香に、夜風の演出。「気分次第で、いくらでも乗り切れる」と主張。

一方、ケロロ小隊の考えた作戦は、大型扇風機で風をおこして風力発電。電力ポンプで水をくむ水力発電。電気ストーブで火力発電等。電気を作る為に、大量の電力を必要とする本末転倒さ。
「我輩、高度に発達した文明のリキによってホネぬきになった、ダメダメ宇宙人でありますよ(7th42話)」と、言うだけの事がある。

タママ二等兵の大トロ好き?

2013年04月20日 | ケロロ軍曹の話
ケロロ軍曹の話。1st22話。本部からの通達文には「隊長ハ タママニ」と書いてあり、二等兵でありながら隊長となったタママ。これについては、曹長でありながら軍曹のケロロを隊長と呼び、伍長のギロロを先輩と呼ぶクルルの前例があるから、「階級が上でも隊長とは限らない」と、ケロロ小隊的には納得。
そして、タママ新隊長が考えた侵略が「コーラフロート」作戦。(上記の写真は、ダブルアイスのせクリームメロンソーダだけど・・・アイスが沈まないように、タネも仕掛けもあるけど・・・方法は教えない。ドリンクバーにある物だけを使用。寒天で固めてないし、食品サンプルでもない)

「コーラフロート」作戦とは、お菓子好きのタママらしく、海をコーラにする。食べ物屋は、すべてケーキ屋とする。でも「特例で、マグロの大トロは認める事にします」言う。
毎日、コーラとケーキで喜ぶのはタママだけ。すると「大トロは認める」というのも、誰かの為というより「自分の好物だから」という可能性がある。

また、甘党と思わせて、7th14話では煎餅を出されて「これは、これでいいんですけどねぇ」と、適応力を見せる。

いい会社の極論

2013年04月20日 | その他
総務部総務課山口六平太の話。「いい会社」の回。近所の放蕩息子は、一流企業に縁故入社したらしい。自分の息子は、もうすぐ大学4年生。本人、「いい会社って、なんだろうね?父さん」言う。

総務の人らの動機は「生活の為」とか「ここしか受かんなかった」とか。そして「いい会社」を考えると、一流、給料、保養施設の充実、休暇と、皆は言う。そんな中で、山口六平太は、「潰れない会社」と究極的な事を言う。
それを言われると、何も言えない。

最近、反キャリアデザイン的な本を読んだ。「面接で、学生にキャリアデザインを聞いてどうする?まだ、仕事をした事もないのに。どんな事をする会社で、そこで自分が何をするか、漠然としたイメージしかない者に。10年後、何をしていますか?どうありたいですか?まだ、採用されたわけでも配属部署が決まったわけでもないのに。仮に、商品開発やデザイン系をしたいという要望があったとして、やらせますか?」とか。
この人の話も極論だったが。

ケロロ軍曹の「どれでもいっしょ」

2013年04月19日 | ケロロ軍曹の話
ケロロ軍曹の話。1st23話。ケロロは、ケロボールの機能を使えば、全滅させられたガンプラを修復できると考え、冬樹の部屋から、こっそりと持ち出した。だが、ケロボールは、かつて冬樹に叩きつけられ調子が悪い。ボタンを押したら、ケロロのコピーが大量に出現。しかも停止機能が故障で増え続ける。

モアに言われて、いっぱいいるから侵略チャンスと閃くが。コピー達は、出撃を面倒がり、「まずは家事をやるべき」と主張する。でも、(やらないと怒られるから)家事をやるのはオリジナルのケロロだけ。コピーらは、テレビに漫画にガンプラ、風呂に日光浴。
見かねて「君ら、本気で侵略する気あんの?大事な使命をわすれてさぁ。のんべんだらりと好きな事やってて恥ずかしいよ」とケロロは愚痴るが。

ギロロには「同感だよ。お前に対して、いつもそう思っている」「役にも立たない奴が増えても、迷惑なだけだな」言われ。タママにも「性格は、忠実にコピーされてるです」「(自分のコピーの不甲斐なさについて)それ以上、言わない方がいいです」言われ。ドロロにも「さすが、ケロボールでござるな」言われ。
結局は、夏美の言うとおり、オリジナルでもコピーでも「どれでもいっしょ」

ベタな悪役の役割

2013年04月19日 | ケロロ軍曹の話
ケロロ軍曹の話。1st13話。ケロン人の天敵として現れたヴァイパー。仲間割れ中のドロロをさらい、助けに来たが5人揃わないと連携がとれないケロロらを15秒で撃破する。
しかし、5つの力を1つに合わせた攻撃には「避けちゃいけない気がする」「当たらなきゃいけない気がする」「爆発しなくちゃいけない気がする」と、役割を果たす。

自分の役割を理解し、あえてやられる所が清い。しかも、「仲間は大切」とか「力を合わせる事の大事さ」といった道徳観を全面に主張せず、「やられる事が悪役のお約束」であり「やられ方もお約束(戦隊シリーズ風に)」という展開が素晴らしい。

マイセルフの国

2013年04月19日 | げんしけんの話
げんしけんの話。9巻。日本(げんしけんの皆々がいる大学)に留学したいアメリカ女。それは、アニメとマンガの国を期待しての事だが、帰国子女の大野的には、「日本でオ○クの立場は微妙」と止める。

それは、マイセルフの国と、「和を以て貴しとなす」国の違い。ただ、全体主義が悪いわけでもない。バス、電車、トイレ、飯にも会計にも秩序良く並ぶ。誰に命令されたり、威圧された訳でもなく「そうするものだ」という意識があるのが普通。
逆に、あかんところは、「おもしろさ」から「うまさ」から「格式」まで、総意という名の誰か達に決められたランキングに左右されたり。震災なら別として、テレビが全局、選挙になったりする点。

それを、日本の経済は、恋愛至上主義に支えられ、その手のドラマや報道・マニュアル等を連発しつつ、オ○クを異端とする事で、ファッション・グルメ・レジャーに投資させようとしていたと、主張する者もいる。逆に、近年では、オ○クを「モノが売れない時代の金づる」と考え、「オ○クが好きなもの」研究の動きもあると、主張する者もいる。

UFOキャッチャーでカービィ乱獲

2013年04月11日 | その他
リアルが忙しすぎて、マンガやゲームの話が書けない。でも、仕事しないと、ご飯食えないし・・・・。そんな訳で、更新が止まってます。

ご多忙のところ、このブログを見に来られている方々に、何も更新がないというのも心苦しいので、カービィの写真載せます。
出張ついでに、1000円で4GETしてきました。置く所なくて、しばらくUFOキャッチャーしてませんでしたが、まだまだ、腕前は健在みたいです。

後方のメタナイトとワドちゃんは、UFOキャッチャーではありません。彼女が購入してました。せっかくなので、並べてみました。

いい人材って、なんなんすかねぇ

2013年04月01日 | その他
総務部総務課山口六平太の話。「人が人を選ぶこと」の回。人事としても、いい人材を採りたいと言いながら、「いい人材って、なんなんすかねぇ」と村木。
係長の答えは「会社にとって、都合のいい社員。能力があって骨惜しみしないでマメに働いて、従順で給料が少なくても文句を言わない奴」お局風の答えは「会社に利益をもたらす人。お金だけの問題じゃなくてね」と。

とか言いながら、六平太の属する会社の入社試験ではエントリーシート100人分から10人を選ぶ。他の仕事もあるから、2、3日で。さらに、選ぶといっても、学生側も何十社分も書くから、いちいち違った事を書いていないと知っている。そのため、小論文や何度も面接をするも「どれだけ厳密に手間かけて試験しても、変な奴は紛れ込む」とも言ってる。

「まじめ」基準で、遅刻しない。誰よりも早く来て、誰よりも遅くまで働く事を美徳とされたら、私はOUT。逆に、書類1枚書くのに数日かかるような「(私的尺度で)使えない」のが、「まじめ」で採用されて来たけど、「(うちには)いらねぇ」