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タママの教え

2013年06月25日 | ケロロ軍曹の話
ケロロ軍曹の話。2nd2話。久々登場のモアについて「役立たずのくせに、軍曹さんに取り入ろうとする、あの根性。ゆるせねぇ~です」とか。「あの女、またしてもボクと軍曹さんの間に、しゃしゃり出てくるですか(中略)しっぽをまいて、田舎に帰りやがれです」と、毒舌のタママ。
が、モアの純真さの前に敗北。「なんという、まぶしさ。それに比べて、このボクは・・・嫉妬心と執着心に凝り固まった、みじめでちっぽけでみにくい存在です」と、自分の事をよ~く理解している。

1st42話。トレーニング中のタママは、公園で見かけたサッカー小僧を、なんとなく気にかけ。「ディフェンスだし・・・・」と弱気な小僧に、「関係ねぇ。自分がやらなきゃ誰がやる。勝ちたいと思った奴が勝つ」と、シュートを教える事にした。
「まっすぐな根性を捻じ曲げろ・・・恨み、つらみ、妬み、憎しみ。その他、もろもろを集中させて・・・ちっぽけでみじめな自分に対する憤りを・・・一気に開放する。その名も、タママ嫉妬シュート」と。

自分の腹黒さを攻撃力に転換しているのだから、要は「使い様」という事。でも、腹黒勝負では、クルルの闇の深さに恐怖する。さびしがりで他人を気にするタママと、「子どもの頃からひねくれて、大人になってもひねくれて」のクルルでは、「好かれたい」という点で差が出る。
例えば、2nd16話。オカルト好きの冬樹の為に、部屋をリフォーム。その部屋には、天体観測用の装置も付いているが、使用料は1秒500円。それを「安いもんだろ」と、クルルは言い放つ。すなわち、一瞬だけ喜ばせてから、突き落すという芸当。タママ的には、そこまで冷酷になれない。


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