広域的にマニアック

主に、独断と偏見でゲームと漫画とアニメの話が書かれているブログ。イメージ的に、本屋で見かける「○○の謎」「○○考察」的な

保身のタママ

2013年06月25日 | ケロロ軍曹の話
ケロロ軍曹の話。2nd6話。ケロロは、侵略会議をコピーロボに任せていたのがバレた。「本物は、どこ行った。タママ」と問われ「僕は知らないです。軍曹さんが、遊園地にジャバライザーショーを見に行ったなんて。口が裂けても、言えないです」と、あっさり自白。

2nd15話。「今日はデートなの」と出かけた夏美。それが心配で、場合によっては乱入・妨害まで実行するつもりで尾行中のギロロ。どこで聞きつけたか?その場所に、ケロロとタママも現わる。ケロロは「ペコポン人のデートの実態を調査し、今後の侵略活動に役立てるであります」と語るが、「ただの暇つぶしを、ちゃんと仕事っぽく、こじつける所がすごいです」と、タママが暴露。

2nd1話。ケロロに西澤家の制圧を命じられるも、タママだけでは、西澤モモカと、執事のポールには勝ち目がない。そこで、モモカと裏取引。冬樹を呼び出し、囚われの所を助けてもらう「白馬の王子様作戦」を展開中。その裏取引を知らず、「ここは通さんであります」と、マジなケロロが邪魔なので、どさくさにケリを入れたり、タママインパクト。それでいて、ケロロの方には「ここはおとなしく敵の出方をうかがうです」と提案する。

2nd19話。宇宙警察に逮捕されかけ「僕は、命令に従っただけなんです」と泣く。7th48話。「こんな頼りない隊長じゃ、命がいくつあっても足りないです。ボクひとりだけでも、生き残ってやるです」と、つい本音を口にする。

普段は「軍曹~~~さん」とか言いながら、「強い方につく」という変わり身の早さは、「ぶりぶりざえもん」に匹敵する。

タママの教え

2013年06月25日 | ケロロ軍曹の話
ケロロ軍曹の話。2nd2話。久々登場のモアについて「役立たずのくせに、軍曹さんに取り入ろうとする、あの根性。ゆるせねぇ~です」とか。「あの女、またしてもボクと軍曹さんの間に、しゃしゃり出てくるですか(中略)しっぽをまいて、田舎に帰りやがれです」と、毒舌のタママ。
が、モアの純真さの前に敗北。「なんという、まぶしさ。それに比べて、このボクは・・・嫉妬心と執着心に凝り固まった、みじめでちっぽけでみにくい存在です」と、自分の事をよ~く理解している。

1st42話。トレーニング中のタママは、公園で見かけたサッカー小僧を、なんとなく気にかけ。「ディフェンスだし・・・・」と弱気な小僧に、「関係ねぇ。自分がやらなきゃ誰がやる。勝ちたいと思った奴が勝つ」と、シュートを教える事にした。
「まっすぐな根性を捻じ曲げろ・・・恨み、つらみ、妬み、憎しみ。その他、もろもろを集中させて・・・ちっぽけでみじめな自分に対する憤りを・・・一気に開放する。その名も、タママ嫉妬シュート」と。

自分の腹黒さを攻撃力に転換しているのだから、要は「使い様」という事。でも、腹黒勝負では、クルルの闇の深さに恐怖する。さびしがりで他人を気にするタママと、「子どもの頃からひねくれて、大人になってもひねくれて」のクルルでは、「好かれたい」という点で差が出る。
例えば、2nd16話。オカルト好きの冬樹の為に、部屋をリフォーム。その部屋には、天体観測用の装置も付いているが、使用料は1秒500円。それを「安いもんだろ」と、クルルは言い放つ。すなわち、一瞬だけ喜ばせてから、突き落すという芸当。タママ的には、そこまで冷酷になれない。