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スネ夫の、のび太いじり

2014年06月07日 | ドラえもんの話
ドラえもんの話。『乗り物靴でドライブ』の回。「いとこの車で、高井山までドライブしないか」とスネ夫。のび太が、素直に「わーい。連れてって」と喜んだ後、「あと2人しか乗れないの」と一言。そこにいたのは、ジャイアン、しずか、のび太の3人。当然、行けないのは・・・・。

『バショー扇の使い道』の回。「うちの庭って広いじゃない。木がいっぱい茂ってるじゃない。だから、ガラス戸を開けると、爽やかな風が緑の香りを乗せて吹き抜けていくんだよ」と自慢した後。「だけどな・・・ちょっと人数が多すぎるんだよな」と、のび太に帰れアピール。人数が多いと、空気が淀む。爽やかさが減る。そういう理屈。

『テレビもち』の回。売り出されたばかりの「宇宙アドベンチャーゲーム」を出し。「新しい物が出ると、人より早くパッと買わないと気がすまないのよね」と自慢した後。のび太が「面白そう」と乗ってきたので、「3人でやるゲームだから」と突き放す。それは、ボードゲームだから、3人用もあり得る。のび太にすれば、「じゃあ、呼ぶなよ」の理屈になるが。

『アニメばこ』の回。人気漫画「スーパーコアラッコ」の来月売り出されるアニメビデオを、スネ夫が自慢。コネで見本をもらったとか。でも、のび太は、誘いに乗らない。スネ夫が「皆で、家に見に来ない」「悪いけど、のび太はダメ。このビデオ、3人用だから」と言うであろう事を想定し、自主的に去る。ビデオで3人用は、あり得ないが。4人で見ると、壊れる訳でもないし。スネ夫の家は、部屋もテレビも、どうせでかいから、窮屈という事でもない。ないけど、スネ夫の目的は、のび太いじり。それに、のび太は気づいた。

のび太の性質については、ドラえもんも知っている。『ミニ熱気球』の回。「ほ~ら。また、始まった」「ワンパターンなんだよ。人の持ち物を、何でも欲しがる。君の悪い癖だ」と。スネ夫も、その性質を知っているから、のび太いじりに利用する。たまに、目論みを見透かされるが。


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