情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)日隅一雄

知らなきゃ判断できないじゃないか! ということで、情報流通を促進するために何ができるか考えていきましょう

安倍首相を辞任に追い込んだ男~憎いし苦痛の発案家大山勇一弁護士、NPJで連載へ

2007-09-28 03:26:28 | メディア(知るための手段のあり方)
 憎いし、苦痛~「美しい国」の実相を回文という手法で透かしてみせ、新自由主義の問題点を鋭くえぐり出した大山勇一弁護士が、近く本格始動する「News for the People in Japan」(※1)で、回文コーナーを担当することが明らかとなった。「憎いし、苦痛」は、「美しい国」という安倍元首相の得意フレーズを封じ、辞任に追い込むことに一役買った回文で、今後、ますます混迷を深める政治状況の中、大山勇一弁護士の回文に期待を寄せる声も大きい?!

 大山勇一弁護士は、司法修習生時代から回文作家として知られ、一部には親父ギャグとして敬遠する向きもあったが、実際に回文を真似しようとしてその難しさに根を上げた人を中心に熱狂的な?!ファンも多かったという。

 「憎いし、苦痛」を見いだしたのは、澤藤統一郎弁護士。同弁護士の日記(※2)に次のように紹介されている。

【安倍政権発足が昨年の9月26日。それから8日後の10月4日、一通のメールに目が釘付けになった。
送信者は大山勇一弁護士(城北法律事務所)。
「●安倍新政権「美しい国」の本質を見たり!
  憎いし,苦痛! 「美しい国」
 (にくいしくつううつくしいくに)
  回文にすると物事の本質がよく分かります・・」
ウーン、みごと。してやられた。「にくいしくつう」の著作権は彼のものなのだ。
私の知っている限り、「憎いし,苦痛!」がマスコミに出たのはこれ以前にはない。週刊朝日も年明けの号で、「誰が言い出したやら」としている。
大山案をいただいたのは、日民協機関誌の「法と民主主義」12月号。編集後記に当たる「KAZE」の欄に、「回文・美しい国、憎いし苦痛」と大山さんにご登場いただいた。】

その「KAZE」の欄は、こちら(※3)。

大山弁護士は、NPJに最新作を毎月一句(句でいいのか?!)提供し、NPJは冒頭で紹介してきたが、近く本格稼働する予定のNPJでコーナーを持つことが内定したという。周囲からは、「回文はひらめき。プレッシャーを与えないためにもそっとしておいてほしい」という声もあるが、ここは一つ、プレッシャーにめげず、名物コーナーに育てあげてほしいところだ。

最近の作は、次のとおり。


● 相次ぐ大臣らの不正会計処理。きっぱり辞任する人はいないの?

  「わたし大臣,辞意出したわ」

   (わたしだいじん,じいだしたわ)

● ああ,無為無策! 安倍「僕チン内閣」の最期

   練らない策謀。ボク,さいならね。

   (ねらないさくぼう。ぼくさいならね)


● 意味不明な安倍の発言に支持率低下は当たり前だった

   苦難,支持率。ポツリ自信なく。

   (くなんしじりつ。ぽつりじしんなく)



※1:http://www.news-pj.net/
※2:http://www.jdla.jp/cgi-bin04/column/sawafuji/index.cgi?date=20070110
※3:http://www.jdla.jp/houmin/2006_12/kaze.html








★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
★「News for the People in Japanを広めることこそ日本の民主化実現への有効な手段だ(笑)」(ヤメ蚊)
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