楽香(らっきょ)は、さわきょうこさんの朗読と、
岩城里江子さんのアコーディオンのユニット。
声とアコだけ。他に何もいらない。これで完璧。
今回初ツアーのタイトルは「バスに乗って」
「命」の話。涙ぽろぽろ。
人は生まれて死ぬまでに、どれだけの出逢いと別れを繰り返すのか。
愛しい人の死を、どれだけ経験するのか。
そして自分が死ぬ時、どんな気持ちなのか。
「死ぬかもしれなかった自分が今もこうして生きている。
愛する人と共にいる。今とても幸せです」
きょうこさんのその言葉が重かった。
会場は千駄木(谷根千)の「記憶の蔵」
蔵の中は時が止まっているようだ。
その中で聞くアコーディオンは素敵だった。
今月21日は茨城の筑西市、「荒為」さんの蔵で歌う。
百年経っている蔵には、住んでる「ひと」が居る。
感じる。
いい声を出しましょう。
しっかり聴いて頂こう。