門外不出の銀鏡神楽。
本来は12月、真冬の山奥で行われる神楽が、蒸し暑い梅雨の東京で、
しかも国立劇場という “ホール” で再現された。
はじまりは「星の神楽」
舞台照明が、夜空に星を表していた。
最初の太鼓の音を「ドン」と聞いたとたんに、泣きそうになる。
そして次第に夜が明け、空はその色を変えて行った。
山々に靄がかかったように、巧みに表現してある。
ここには土の匂いも、草木の匂いも、獣の匂いも、火や煙の匂いも無い。
けれど、太鼓や、鈴の音、舞い、飛び、語り、歌うその声に、
いちいち泣きそうになる。
ゆりかごに揺れてるような気持ちになる。
叫びたい気持ちになる、のだ。
知ってる。
知ってる。
私、これ知ってる。
血が囁き、血が騒いだ。
「浜砂」の血。
懐かしくて、かなしくて、嬉しかった。
「私は何処から来たのだろう?」
子供の頃から思ってた。
「此処から来たんだよ」
誰かが言ったよう。
素晴らしかった。
ものすごい運動量だ。厳かな重厚な動きから、激しい動きまで。
瞬発力も持久力も必要な、しかも、難しい舞い。
若者の活躍も素晴らしく、誇らしい。
長老は81才、83才。その方達の逞しさ、美しさ。
神様の登場には、手を合わせた。
皆さん、ありがとう。来てくれてありがとう。
ありがとうございます。
第一部は13時から、第二部は16時から。
全て終わったのは19時近かった。
そのあと劇場2階で打ち上げ。
菊池の殿様の末裔様がいらしてて、びっくり。
沢山の関係者。浜砂という名前の人も沢山。
皆、懐かしいもの同士、同郷会。同窓会。
盛り上がっている大騒ぎの中、東京銀鏡会側から、
「シャンソン歌手の浜砂伴海さんです」と紹介があった。
浜砂という名前で、小さいどよめきがあがった。
マイクは無い。けれどやるっきゃないでしょ。リクエストに応えて、
「シャンソン歌手の」っていわれちゃったら「愛の讃歌」かな。
会場が一瞬、水を打ったように静まり返った。
歩きながら歌う。そして「上を向いて歩こう」
皆さん一緒に歌ってくれた。感動した。
ご先祖さまが守ってくださった。
あの喧噪が何故、シンと静まり返ったのか、今でもわからない。
神様の仕業だと、信じてる。
そして、さらに場所替えして、飲む。呑む。のむ。皆強い。
芋焼酎はコップ酒。
私、やっぱり此処から来たんだわ。
また逢いましょう。
私が行きます。宮崎行きます。米良に、銀鏡に。
待っててくださ~い!!!
やっぱ姉さんのルーツは米良ですよ!
力強い歌声や生命力、そして酒の強さ!
必ず米良にきてください!
mixiから来ました~
神楽に心打たれ、
芋焼酎を飲み干す。
間違いなく銀鏡人ですよ~
12月の夜神楽にお遊び下さいませ。
熊本の浜砂より。
大分の(?)浜砂さんと、熊本の浜砂さん。
ルーツはやはり米良ですか。
12月に銀鏡集合!なんて面白いですね!
あー興奮して来た。