そして5月
2013-05-01 | 猫
世の中は連休モードで、テンション高い。しかし私はここぞとばかり、仕事のやる気が出る。
別の言い方をすると旅行のあても無し。溜めた仕事に焦っていると言えないことも無い。
音楽の仕事といっても、ライブ以外の仕事は、いわゆる「オタク」仕事だ。
それに事務員さんもやらなくちゃならないし、自然、家にこもることになる。
家にいるのは好きだ。ここはスタジオでもあるし、オフィスでもあるのだから。
引っ越しをきっかけに余計なものを省いた部屋は、がらんとしている。
床に座るスペースは作らない。椅子に座るのみ。
床に座ったが最後、私は眠ってしまう。ゴハンの後、作業の途中、飲んだ後。
ご存知と思うが、TVも無い。TVなんかあったら、私は一日中見てしまうだろう。
ああ。ものぐさ怠け者の自分を働かせるには、涙ぐましい努力と工夫がいるのだ。
しかし私を見事に「落として」しまう強敵が。
猫。猫たち。彼らは私をそそのかす。耳元で囁く悪魔のように。
「仕事遅いぞ。そんなの今やったって明日やったって同じだ。そこの猫じゃらしを持って来い」
ううむ。逆らえない。きっと猫を飼ってる人はマゾに違いない。
ああ、こうやってる間も、キーボードの上に一匹。
「猫を飼えなくなったら人間おしまいだ」
父の言葉。どーいうことよ。
さ。あっちゅうまの5月。美しい季節。
楽しもう。