「ゆうやけこやけ」これに漢字を当てはめようとすると、どうやっても上手くない。
いっそ全部ひらがなが良い、と思って書くと、これも上手くない。
結局「夕」だけ漢字...というところに落ち着く。
午後5時になり、子供らに帰宅を促す放送のバックに「夕やけこやけ」
これを聞いてしまうと、しばらく続くルフラン。
夕方の寂しさは、一日の終わりの寂しさ。
ひとは暮れてゆく空を見ながら、人生の終わりを潜在的に感じているのだ。
といいつつ、完全に暮れてしまうと、
夜は夜の楽しみがあって、寂しさ忘れて疲れて眠ってしまう。
そしてまた朝が来て。また夕方が来て、夜が来て。
ある意味、これも大きなルフラン。
切子のグラスに白ワイン。空を透かして「夕やけこやけ」
明日天気になぁれ。
猫と戯る。