女社長のブログ《伴海日記》

おかげさまで今年は10周年を迎えます
伴海エンタープライズ株式会社の社長であり歌手
浜砂伴海の日記

生きて歌おう

2011-03-16 | 音楽
ジュサブロー館「目玉座」のライブ中止。
銀座の店も男所帯で早く閉めたらしい。
停電や、電車の不通。
そしてまだあちこちで揺れている。
そんな中、
3月29日の柏と、4月1日の千葉を、
中止、延期にするかどうかで悩んでいた。

電話が鳴る。見るとお客様からの着信。
コンサートがあるかどうかのお問い合わせかと思いきや、
チケットのご予約。
柏、そして別の方から千葉も、ご予約があった。
「伴海さんの歌で癒されに行くわ」
涙出た。
歌おうと思った。

何やってんだろう私。
落ち込んでる場合じゃない。
待っててくださる方が一人でもいらっしゃる限り、
自分から中止にはしません。
その頃、地震も原発も落ち着いてくれ、
会場が営業してくれることを祈る。

停電になったら、電気無しで歌うまでだ。
幸い、私もピアノも、電子楽器ではない。
お客様が少なくたってかまわない。
車座になって歌うのも良い。

被災地で精一杯戦っている方達、
生きている人達、生きようとしている人達に、
心から敬意を表します。
そして、国中に勇気を与えてくれて、
ありがとう

彼らのことを思うと、
歌ってる場合じゃないような気がしていたが、
それこそ偽善だ。
センチメンタルはいらない。
やれる人は、やれることを精一杯やろう。
生きよう。