アコーディオン弾き

昨日の鳩ぽっぽのパリ祭。
クロマティック・アコーディオン奏者の土生さんがいらして弾いてくれた。
ピアフの「アコーディオン弾き」を一緒に演奏した。
今更思ったけど、アコーディオンって大きい音出るのよね。空気だけでね。
いいなぁ、エコだわ。
楽器としては人間も同じだけど。
子供の頃弾いていた、鍵盤のアコーディオンを思い出す。
空気をいっぱいにはらんだ蛇腹を一生懸命押したものだった。
赤い、ソプラノのアコーディオンだった。
他の楽器と合奏することが喜びだった。
小学生の私は、それから何十年も後、
アコーディオンと一緒に歌うとはゆめゆめ思わなかった。

アコーディオンの音には空気と懐かしさが混じっている。
胸きゅんの音。