病院から出発する頃、時間は明け方近くになっていた。
それでも、晩冬の夜明けは遅く、まだまだ空は暗い。
澄んだ空に、光る星がきれいに見えていた。
「行き先は、ご自宅じゃないんですか?」
「自宅なのですが、その前に行きたいところがありまして・・・」
料金メーターこそついてないものの、遺体搬送業務の料金体系はタクシーと同様。
走行距離・時間帯・待機時間によって、かかる料金が変わってくる。
私は、時間のことも気になったが、増額されていく料金が気にかかった。
しかし、夫を亡くして消沈している女性に
「料金が上乗せされますが、よろしいですか?」
なんて確認はできなかった。
続きはこちら
それでも、晩冬の夜明けは遅く、まだまだ空は暗い。
澄んだ空に、光る星がきれいに見えていた。
「行き先は、ご自宅じゃないんですか?」
「自宅なのですが、その前に行きたいところがありまして・・・」
料金メーターこそついてないものの、遺体搬送業務の料金体系はタクシーと同様。
走行距離・時間帯・待機時間によって、かかる料金が変わってくる。
私は、時間のことも気になったが、増額されていく料金が気にかかった。
しかし、夫を亡くして消沈している女性に
「料金が上乗せされますが、よろしいですか?」
なんて確認はできなかった。
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もう目を通されるかわかりませんが…
周りの風評がどうだろうが、僕は隊長の仕事は、新しい生の為に働く助産婦さん(?)と同じくらい、新しい死の為に(言葉はあまりよくないかもしれませんが)働く特殊清掃員という仕事は尊く、どんな仕事よりも素晴らしくて、カッコいいものだと思います。
ただそれだけが言いたくて書き込みしました。
なんか実情も知らないで時期はずれの勝手な意見失礼いたしました。
なくなられた旦那様はきっと花をみながら、つぶやいたと思いますよ「ありがとう」って。
私もあなたに言いたいです「ありがとう」
「花」がきれいなのは「天に逆らわずにだた咲いてるから」だと聞きました。
あなたの仕事も心も「花」の様だと思いました。
『真の情熱というものは美しい花のようなもので
あり、吹き出た土地が、ヤセ地であればある
ほどひときわ見る眼にも快いものである。』
<バルザック >
真の情熱(特掃魂) ヤセ地(特殊清掃現場)
ちゃんと花はあると思います。
寝起き直後、睡眠不足後の車の運転は気をつけなあかんで
ざくろは暖かい季節ですもんね。
http://www.omoidekuyo.com/cgi-bin/omoidekuyo/siteup.cgi?category=5&page=3
寒い時期に咲く柘榴の品種は、あまりなさそう。
多分、ツツジじゃないかな。
つつじヶ丘(榴ヶ岡)とかの地名でこの漢字が使われるから、隊長の携帯で出てくるのかも。
(榴・石榴)ざくろ
どこかでざくろの花を見つけた時、私たちもこのお話を思い出すんだろうなぁ。
心穏やかに愛する旦那を見送れそうな気がします。
「俺の人生には花がない」っておっしゃってたけれど、このブログを読まれてる方達は、心にとても綺麗なお花を隊長から頂いてることと思います。私もその一人・・・・久々に透明なモノに出会えたような気がします。
有難うございました。
なんだか隊長が神々しく・・・。
どうすれば隊長と連絡を取り合えるのか誰か教えてください。゜(゜´д`゜)゜。
そして、業務の遂行と情に惑わされながらも、最終的に情を取る隊長は素敵過ぎですね。
すごく綺麗な風景がリアルに感じましたよ。
(付かず離れずに佇む隊長さんの姿も含めてですよ)
思わず涙ぐんでしまいました。
私も主人を大切にしよう。夫婦で過ごす1日1日を
もっと大切にしようと思いました。
隊長は「俺の人生には花がない」って言うけれど
読む人の心に花を咲かせてますよ!
私もダンナを最後まできちんと看取ってあげたい
頑張ってダンナよりも長生きします
こういう夫婦になりたい
日々のお仕事 お疲れ様です。
やっぱり夫婦っていいですね(>_<)
でも最後の別れに公園ですか 隊長さんも良い仕事してますね。
感動しながら泣けてきた。
ではまた