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特殊清掃「戦う男たち」コメント公開

戦友の意見交換の場として公開しています。

低所恐怖症(公開コメント版)

2010-01-27 17:07:43 | Weblog
首都圏にいる人で、工事中のスカイツリーを見たことがある人は多いだろう。
私が頻繁に使う首都高7号線からもよく見える。
まだ完成時の約三分の一しかできていないらしいが、かなり目立つ。
空中に三倍して想像してみると、感嘆の声がでる。

その昔、人々の目には、あの東京タワーもとてつもなく大きく映ったのだろう。
スカイツリーと重ねると、先人の想いがリアルに想像でき、時の妙を感じる。
しかし、その東京タワーも、今では周りのビルに押されて、わずかに目立つ程度。
もう、特段の輝きは放っていない。

そんな東京タワーに、私は、一度も上ったことがない。
上りたいと思ったこともない。
ビル数階の高さでも腰が引けるのだから、アノ高さは土台無理。
高所恐怖症の私には、間違いなく向かない。

しかし、あと何十年かしたら、スカイツリーの周りにも超高層ビルが建ち並び、東京タワーのように埋もれてしまうのだろうか。
その頃には、とっくにアノ世に逝っている私だろうけど、それを想像すると“楽しみ”というより怖い感じがする。



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18 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (Unknown)
2010-02-03 12:42:04
いますよね、必要以上に居丈高に振舞って相手を見下し、優越感を感じようとする方。
「優越感は劣等感の裏返し」の言葉どおり、そういう方は自分のコンプレックスを隠すためにそういう態度を取るのでしょうね。
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Unknown (ウッチャン)
2010-02-02 22:05:40
会社を退職した後、 現在職業訓練校に通っていますが、いますね~年齢が3~4歳上なだけなのに、お前とか~君呼ばわりな人が。もっと上の年齢の方々は普通に敬語での会話ですが、その方だけタメ口というか上から目線。

一度あまりにもヒドいので、上司でも先輩でもないしお前なんて呼ばれる筋合いはないと伝えたのですが変わりませんね。

その年齢で無職になったことにコンプレックスを感じているのかやたらと虚勢を張りたがりますね。
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残酷 (><)
2010-02-02 20:11:38
無縁死の話題からここのサイトにたどり着きましたが正直驚いています。
私などテレビの手術シーンで血を少し見るだけでもチャンネルを変えてしまい、駅の嘔吐物をみては気持ち悪くなって目を背けるのですが、お仕事でブログのような事があるとはまさに事実は小説より奇なりというのか現実を感じます。
案外と慣れたりしてくるのでしょうか><お仕事されてる方は毎日どんな気持ちなのか気になります。スカ○ロなどの性癖があるように気持ち悪いとは思わないのでしょうか。
私はここの話題を1個見ただけで食欲は無くなり当分肉を見るのも嫌になりました。
とにかくこんな現実が驚きでもし自分が死ぬ時は跡形も残さず綺麗に消えたいと思いました。
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今夜のNHK・・ (もも)
2010-01-31 22:47:29
毎回、いろいろ考えさせていただきながらブログ読ませていただいてます。
私は緩和の現場で働いている看護師として、多くの方の看取りをさせていただきました。
人は誰しも「死」に向かい、毎日生きて歩んでいるのだと考える時が多くあります。

今夜のNHK番組で「無縁死」が取り上げられ、特殊清掃業が多くなっていると報道されてました。
実際に孤独死された場所も映像の中にありました、業者の方もコメントされて隊長さんの事を考えてしまった・・。

世の中、人の繋がりが希薄になり、孤独死も多くなっているのが現状なのでしょうね。
私も独り者・・、そんな事を考えながら明日も夜勤に向かう自分が少し寂しく感じてます。
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無縁死 (さくら)
2010-01-31 22:45:53
今日、テレビで無縁死についてのドキュメンタリーをやっていました。

その中で、隊長さんと同じ特殊清掃業が紹介されていました。
隊長さんも、あんなふうにお仕事されているのかと感激したのもつかの間、あまりにも重い番組内容に、家族のいる自分にとっても、けして他人事ではないこと、番組で紹介された孤独に亡くなられた方の心境等を思うと、何ともいえない悲しい気持ちになりました…。

今まで、このブログを読んでいた自分が、いかに他人事としてこのブログを見ていたか、本当に恥ずかしくなりました。

隊長さんは、ああして亡くなられた方達と、毎日向き合いながらお仕事をされてるんですね。

目を背けてしまいがちな現実社会と向き合って戦う隊長さんは、本当に素晴らしいです。

私だったら、たとえそこに人の形をしたものが無かったとしても、生活感のある部屋からその方の生きた証が垣間見えただけで折れてしまうと思います…。

長文失礼いたしました。
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言葉では表現し切れないですよね。 (もはもはっ!)
2010-01-31 22:16:44
毎回、他人事のように距離を置きながら拝見させてもらって来ましたが、初めてコメさせて頂きます!
実は去年末、仕事の元請けから連絡が入り緊急の対応なので、すぐに現場に向かって欲しいと下請けの自分に連絡が入りました。
まさかなぁ~なんて話をスタッフとしながら向かい、いざ到着すると投身自殺のあった管理物件でした…
管理人と元請け担当は到着するなり「早くなんとかしてくれ!匂いが出たら困るから消毒してくれ!ゴミの日が遠いから全て持ち帰ってくれ!飛び散っているから念入りに壁の上まで確認してくれ!」とか言いたい放題の要望が…
幸い本体は、警察が回収したらしく残骸のみの処理でした。
ただ、マンションの14階からの投身なんで普通の人が想像する以上に、リアルな形の物が飛び散っていました。
自分の仕事はビルメンなんで、正直断る事もできたと思うけど、大変世話になっている元請けからの依頼なので黙々と作業を初めました。
すると片隅に拳大の物体が…。
関係無い物と信じつつ近づくと、それは脳のかけらです。
不思議なくらい綺麗な色をしていました。
そしてその物を処分しようとしてトングでつまみ上げた瞬間、自分自身の脳をつまみ上げているような錯覚を覚えて思わず「イテッ」と思ってしまいました。
たった何時間か前まで、その人だった物…。
改めて人は死ぬと物になってしまうという認識が自分自身の中に刻み込まれてしまいました。
聞けばまだ20代半ばとの事でした。
遺族が憔悴しながら建物に入ってくるのを横目で見ながらの作業でした。

そんな軽い事柄からの話で申し訳ありませんが、一隅を照らす仕事として、今後は尊敬の念を持って読ませて頂きたいと思います。

ちなみに自分の母親の癌が発覚し、今年始めに入院したのもあり、死と言う事について考える最近です。
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Unknown (D.)
2010-01-31 21:17:18
いますねぇ 虚勢を張る人。言動に反比例して実際の仕事はできない場合が多いです。しかも、なぜ回りから反発を食らうのかが判らず、被害者意識を強く持ち、さらに居丈高になるというループに陥って救い様がないことになってしまう虚しい実例が目の前にいるので困っています。
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必死に。 (acc)
2010-01-29 17:26:41
自分を保とうとしていました。
思いもよらなかったです。『低所恐怖症』
元々は低いところにいるのだと思います。
だから、上から目線で高く見せるのは本来の低さを隠したいからでしょう?
上でもなく下でもない、私は平所にありたいと思いました。
平らなところは怖くないはずです。

隊長は痛いところを突いてきますね。
自分はマシな人間だと思ったらすでに高所ですよね。
低所にいないことに安心してます。

自分の嫌なところを見せられた気がしました。反省します。
隊長、ありがとうございます。今、とても得をした思いです。
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Unknown (三毛)
2010-01-29 14:15:08
隊長、お疲れ様でした。
自分のコンプレックスを垣間見るような日記でした。今の自分に思いまどっているのでちょっとグサリと来た気がします。
自分の事ではないのに人の怒りを受け続けるのは苦行でいらしたと思います。
本当にお疲れ様でした。
私自身もお店の店員さんなんかに態度が大きくなってないか、責任がない人に対して八つ当たりで上からのしゃべりをしていないか。してしまっているような気がします…。
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Unknown (Unknown)
2010-01-29 05:45:44
心にしみるような日記だ。相変わらず文章も秀逸。

関係ないけど、このブログをいつもUP・管理してくれてる管理人さんにも感謝です。
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初コメです (とらこの飼い主)
2010-01-28 23:47:00
初めまして。
今日、NHKの「ニュースウォッチ9」を見ていましたら、「“無縁社会”相次ぐ孤独死・遺品整理業者も急増・・・」というニュースが流れました。
「遺品整理業者」を「特殊清掃業」とも言いながら、結構長く放送していました。
あの番組で、隊長のお仕事がメジャーになりつつあることを垣間見た感じがします。

お仕事、お疲れ様です。
これからも頑張って下さいね。
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隊長!! (イカロス)
2010-01-28 22:39:51
冷静に人の考えを読み応える隊長。
あなたは完璧な人間です。ある意味、神のような存在です。

感覚が麻痺して、可笑しな十字架を背負いませんように。
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低所恐怖症 (田んぼのあぜ道)
2010-01-28 16:28:29
私は、社会的にも精神的にも低所恐怖症ですね。

人間は充分な愛情に満たされていないと、人に優しくするゆとりがなくなるのでしょうか、意地悪な事を頻繁にするようになる傾向があるように思います。

何が起きても、何を聞いても、自分が一番辛くて不幸なんですね。
ある意味、それは本当でもあるのでしょう。

愛を感じられないって淋しいですから、笑うことも忘れるし、人に優しくされてないので、優しさを返す事も出来ないでしょうし。

更年期も混じってるのかもしれませんしね。
更年期は70代になっても続く事があるそうですから。

とにかく人生が不快なのだと思います。

と言う私も、あまり愛情を感じるのがうまい方ではありませんから、ちょっとその女性の様なモンスターカスタマーに変化する事も無いとは言えません。

ごめんなさい。
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Unknown (fumi)
2010-01-28 10:23:16
大家さんのサンドバッグ…そういったことで
心の大事な部分が欠けていかないか心配です。
本人に悪気はないとしても、もう少し優しさ
とか思いやりを持てるといいですね。
きれいごとかもしれませんが。

凄く考えさせられるエントリーでした。
今日も頑張って仕事します!
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Unknown (Unknown)
2010-01-27 22:51:22
低所恐怖症とは、
時代の本質をついたタイトル
だと思います
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Unknown (ワインレッド)
2010-01-27 21:46:32
お疲れ様です私も横柄な態度があからさまな人キライ☆私はむしろそんな人を心の中で見下してしまいます。お金や学歴で他人の価値を決める人もそう。
(つまんない人間だなぁ)ってガッカリする。
必要最低限以上の欲望やプライドを捨てると,かなり素直に楽しく生きられるけど、
『それじゃ人は進化していかないからダメだ
て一般的な考え方の人には怒られちゃうかな
隊長さんなりの楽なスタイルが見つかるといいですね
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Unknown (かなみ)
2010-01-27 19:54:42
毎日お疲れ様です。

お客さんと業者さん、本当はどちらが上でどちらが下なんてない筈なんですけどね。
今回の場合は、大家さんが起きたことに動揺しているからだと思いたいです。

隊長は依頼人さんと、大家さんが揉めないように頑張ってクッション役もしてるんですね。
凄いです。尊敬してます。
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Unknown (さくら)
2010-01-27 19:24:02
更新ありがとうございましたm(__)m

低所恐怖症…、私もそうかもしれません。

私も、見栄を張り、虚勢を張って生きています。

自分らしく、いきいきと生きていけたらいいですよね…。
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