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特殊清掃「戦う男たち」コメント公開

戦友の意見交換の場として公開しています。

鏡の中

2007-03-28 09:12:03 | Weblog
ひと月半前、ある男性と知り合った。
そして、その男性は、たまに本blogを読んでくれているらしかった。
それは、全くの偶然の出来事だった。

会話を進める中で私は、その男性が醸し出す追い詰められた失望感と、その奥に秘められた熱意に、何となく過去の自分を鏡で見ているような気持ちがした。

今までも、読者との出逢いは何度かあった。
しかし、そのほとんどは仕事の依頼者。
利害が関係してくるので、blogについての会話はほとんどしなかった(私の方から避けてきた)。

Web上の書き込みコメントで読んでくれている人の意見や感想に触れることはあっても、生の読者とblogについて直接話をする機会は稀。
そんな生の声を聞けることは滅多にないので、授業を受ける生徒のように彼のコメントに聞き入った。


続きはこちら

7 コメント

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Unknown (mae)
2007-03-29 00:00:44
またうまいシメ方しますねー!
自分も目尻のシワが増えるよう頑張りたいっす。
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鏡を見る (海底人)
2007-03-29 05:10:16
長く付き合ってきた顔ですが、
男はあまり長く鏡を見る習慣、
ありませんね。

どんな顔でも表情大切です。
笑顔がいいといっても、
隊長のような仕事は・・・・・・
難しいもんですね。

私もお迎えが近づいて、
死に際や死に様を、
いろいろ考えますが、
特掃の世話にならないよう、
人生を締めくくりたいものです。
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褒められた事に (Hi)
2007-03-29 10:34:40
彼のコメントを要約するとこうだ。
「筆者はプロライター」
「書かれている内容のほとんどはフィクション」
「女性が男を装って書いている」
等々。

そんだけ隊長は文書表現力があり、隊長の仕事(体験は)は常人では想像すら及ばない非日常な世界であり、隊長の発する文字にはやわらかさがあるという事で。
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考えてしまうこと (パセリーナ)
2007-03-30 00:37:28
少し前に隊長さんのブログを知り 一気に読みました。

私は看護師ではないけれど、
同じように病院で勤務し、看護師さんが少ないからと、
看護師並みの仕事をしていました。
それは 末期の患者さんに接することもそうですが、
エンジェルケアもしていました。
その数は、3年もないぐらいですが、100近いと思います。
まぁ 老人病院だったからかもですがね。

でも 人の死に際、死の直後、死んだ後、
そういうのは、家族が接することで、一般の人は接しできえない、貴重なものだと思います。
免許を持っていない私が 最後までお世話できた
という、私の満足なのかもしれませんが・・・。
でも、その際が良いのも(という表現がふさわしくないかもですが、)とは限りません。
私にも 後が残ってることもあります。

でも、一般の人には 人の死にかかわる事自体、
すごく少ないんですよね。

だから そんな事(死に面したことを)普通に
話すことはおろか、
死体に接する仕事をしているってことが
普通の人には信じられないと思います。
看護婦さんの仕事にはなっていますが、
エンゼルケアをしているなんてことも
知らない人が多いと思います。

私がやっていた仕事も、そこまで詳しく人に話せませんし、 得意げに話すことでもないし、
私がそんな仕事までしているとは思っていないかもしれません。
でも、事故を見たり、かなりの出血痕を見ても
動じない私を変に思っているかもしれません。
大げさに言えば 死体を目の辺りにしても
なんか 仕事柄ってのが今でもあるのか、
あんましなんですね。

でも それって 一般的には 普通じゃないって
思われそうなので、
あえて言わない自分があったりします。
(本当に 動じない自分を隠しています。)

それが、隊長さんの何かと
微妙に 振動してしまうところがあります。

でも そんな私でも、隊長さんのブログを
読み始めて 変わったことがあります。
死について 改めて考える事ができました。
今までは、人の死にかかわってきたけれど、
こらからは、自分の死にも考えなくってはって
思うようになりました。

それを主人に話すと、
変なもん読んどうからじゃぁ~ と、怒られてしまいましたが、
やはり 考えないといけませんよね。

自分のこと、残され人の事も考えて。

隊長さん もっともっと 問いかけてください。
人が死ぬって どういうものか。
みんな わからないのです。

伝えていってくださいね。

私も毎日 励みにしております。
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やっぱり考える? (ちー)
2007-03-30 01:07:48
パセリーナさんの、コメント・・・。
私も、隊長のブログを出会ってから、以前の分まで一気読み。その後の2日ペースの書き込みを心待ちにするようになって数ヶ月。

親族の葬式や誕生以外に生死について考える人生イベントは少ない社会生活に埋没した日常。

私も自分の生き様、死に方、折り返し地点をすぎた残りの人生の過ごし方を真剣に考えるようになりました。

明日っからぁ、がんばろぉぅ!!
あしたっからぁ、がんばろう・・・

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ごめんなさい (パセリーナ)
2007-03-30 01:08:13
主人に話すと、変なもん読んどうからじゃぁ~
と、怒られた。と書いたんですが、
そういうところを(隊長のブログ)読んでいるのが
嫌みたいな感じなのです。
死を感じたくないんでしょうね。

私が携わってきた仕事の事も彼なりに理解はしているようですが、
「死」となると ちょっと違うと思いたいみたいで、
「死」を考えながら生きていくのも
必要なんじゃない? とは、
どうも考えにくいみたいです。

で、隊長さんに対して 失礼なような言葉になってしまい
申し訳けないです。 ほんとうに。

隊長さんのブログをきちんと読ませていないので、
隊長さんのことを理解させにくのですが、
折があれば読んでもらいたいとも思っておりますので、
ぜひ 続けてってくださいね
お願いします。

たぶん そういう風に思いながら読んでいる人も
いると思います。
誰かに読ませたいとかね。

隊長 お願いします。
それにはまず、お体大切にして下さいませ。
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Unknown ()
2007-03-30 10:33:34
隊長の大ファンで毎日読んでいますが…
↑上の「ちー」さん、もしかして某バンドのファンですか?
もうそうだとしたら私もです。
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