せっかち散歩

ゆっくり急げ、時間がないから

モミジバフウの果実

2010-01-05 | 日記
こんな形がよくできたものだ。故宮博物館に所蔵されている古代中国の工芸品かとも思うほど精巧で対称の美しさがある。燃える火の玉、太陽のようにも見える。自然が何億年もかけて作り上げた最終産物だからこの形でなければいけない必然の理由があるはず。人間の気まぐれでつくったものではない秘密が隠されている。そう考えると何故か貴重に思えて拾ったこの果実を長い間お守りのように車に置いていた。

県立公園前の通りの街路樹であるモミジバフウは5裂した葉の紅葉がとりわけ鮮やかだが、今ではわずかに葉が残るのみ。代わりにたくさんの果実が枝にぶら下がっていた。

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