せっかち散歩

ゆっくり急げ、時間がないから

カワヅザクラとワカケホンセイインコ

2013-03-12 | 日記
カワヅザクラ

先週県立公園のカワヅザクラの咲き具合を見に行った。陽の当たるところではかなり咲いているが全体では2-3割くらいしか咲いていなかった。サクラは満開になるとあっという間に散ってしまうからこれくらい早い時期が一番楽しみがあっていい。


この公園は何十回も来ていて家の庭みたいなものだからカワヅザクラが何本どこに植えてあるかはすべて知っている。梅園を奥に見る位置にある割と大きいカワヅザクラは部分的によく咲いてて何人かが写真を撮っていた。その梅園には早朝にも関わらず結構多くの人がちょうど見ごろのウメの数々を目当てにやってきている。


大きな広場の隅のサンシュユと隣同士に植えてあるカワヅザクラに行ってみる。サンシュユも満開まではもう少し。


青空を背景にしたサクラほど美しいものはない。



ワカケホンセイインコ

ふと枝に大きめの鳥がとまった。ヒヨドリと同じくらいの大きさだが色は何と緑色をしている。しかもオウムのくちばし。一羽ではなく二羽。そして目の前の枝で次々にサクラの花やつぼみを食べている。びっくり、一体やつらは何者だろう。


明らかにオウムの仲間だから野生化した外来種であることは間違いない。その旺盛な食欲にサクラを眺めに来たものとしては少し抵抗を覚えた。


緑のオウムで検索するとワカケホンセインコ(Psittacula krameri manillensis)であることが判明。オウム目の中で冠羽(頭のてっぺんから生える細長い羽)があるのがオウム科、冠羽がないのがインコ科なのでこれはインコ科に属するらしい。 ワカケホンセインコは、ホンセイインコ(Psittacula krameri)の亜種で本来インド南部やスリランカに生息している鳥。


日本には飼い鳥として持ち込まれたものが逃げ出し1960年代に入ってから関東地方などで野生化し始めたという。東京都大田区の東京工業大学構内のイチョウ並木には1000羽を超えるワカケホンセイインコが毎日集まるらしい。

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