せっかち散歩

ゆっくり急げ、時間がないから

カラスビシャク

2010-07-25 | 日記
以前からカラスビシャクを見たいと思っていたら林の中の道端で偶然に遭遇した。マムシグサを小さくした感じだと知っていたからすぐにそれと分かった。漢方薬で用いられる半夏(ハンゲ)はこの球茎のことで、みぞおちの周辺の水の滞りをのぞき、気の巡りを調整する生薬。

サトイモ科の植物。したがって花序は、肉穂花序とその上の付属体、そしてこれらを包みこんでいる仏炎苞からなる。付属体は仏炎苞から飛び出していて下部は肉穂花序の雄花、雌花につながっている。葉は三出複葉だが花茎とは別に地面から出ている。

 
仏炎苞を試しに広げてみた。肉穂花序の上半分に雄花が、下半分に雌花がついている(雌雄同株)。花序の雌花部は仏炎苞に埋め込まれ仏炎苞の壁に雌花が並んでいる。

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