せっかち散歩

ゆっくり急げ、時間がないから

ギシギシのロゼットとモズ

2012-02-15 | 日記

湿地の真ん中を流れる小川のせせらぎがまるで雪解け水のように流れて光に反射して眩しいくらいに輝いた。あと2-3週間もしたら春の気配がぐっと近づいてくるだろうなと感じさせる。


周りにはクレソンの群生が広がっていてそのど真ん中に鎮座しているのはタデ科ギシギシのロゼット。もしかしたら同じギシギシ属のスイバかもしれない。スイバなら葉の基部が矢じり状に尖っているので区別できるけれど湿地で近づくことができない。

春になり花が咲く頃にはその地味な花を見つけては、これはスイバだとかギシギシだとか、エゾノギシギシ、アレチギシギシだとかを確認して歩き回る。またいつもの季節が巡ってくる。昨年もその前の年もそうであったように毎年繰り返す同じことの中に平和を感じ生物の命のつながりを感じる。いつまでもいつまでもこの同じことが繰り返されていってほしい。多くの生命がいつまでも命のタスキを受け渡し多種多様の生物が生き残っていってほしい。そのための環境はそれを壊している人間が作っていく他はない。


モズ

はるか遠くの何もない空間で小鳥のさえずりが聞こえた。目を凝らすと遠くの電線に小さな鳥がいる。写真を撮って拡大してみるとモズだった。モズは縄張りを持つから仲間はいないだろう。何か叫ぶと飛びったって茂みに入ってしまった。


茂みに入ったモズは忙しく動き回っていた。餌をさがしているのだろうか。シロダモの枝に止まっている。

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