せっかち散歩

ゆっくり急げ、時間がないから

ヤマウルシ

2010-10-10 | 日記
ある初老の女性から身の上話を聞いた。彼女は独身で父親の残した会社を経営していたが、昨年、母親と妹の言葉の暴力のために精神衰弱になり仕事は続けられずウツ状態で入院、仕事は引退する決意をした。ところその後、突然母親が脳梗塞で寝たきり状態となり、妹も癌が見つかり末期であることがわかった。母親と妹からの締め付けがなくなり彼女は急に自由となり再び会社に復帰した。ところが家族がもうじき亡くなり孤独になる不安で泣き出してしまった。家族というものは束縛でもあり、自己の存在の確認保障でもある。

今日は雨。明日も雨らしい。晴れた日もあれば雨もある。やっと秋が来た感じ。周りにも風邪気味の人が多くなってきている。もうそろそろインフルエンザの予防注射の時期だなあ。

 
先週末はいい天気で近くの霊園のはずれには、見上げると美しい羽状複葉が青空背景に輝いていた。ウルシ科ヤマウルシ。樹液を触るとかぶれるから嫌われるけど、樹形の美しさは格別。

 
雌雄異株でこの木は果実があるので雌株ということになる。果実には荒い毛が密生。淡褐色に熟し果被が割れて見える中の種子は白色で黒い縦じまがある。冬芽は裸芽で褐色の短毛が密生している。

 
側芽は小さいが、球形状に突き出ている。葉痕は大きくハート型あるいは楯型。ヤマウルシの小葉はハゼノキに比べて丸っこい。

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