いい天気の日曜日。谷津田では鳥たちが飛びまわっている。シラカシの枝にからんだ何やら赤い果実が光を受けて輝いているのが見えた。右肩上がりのつる性植物。マメ科のタンキリマメかトキリマメのどちらかだろう。果実は見た感じは同じだが、葉を見れば区別がつくらしい(トキリマメの葉先は尖っているが、タンキリマメの葉は尖らない)。また分布地域も異なり、タンキリマメは関西に、トキリマメは関東に多いという。この豆がタンキリマメであろうがトキリマメであろうが、どうでもいい気もするが、別の種であるということは、彼らタンキリマメにとってはトキリマメは全く他人だということだから同じに扱われたら大問題だろう。そっくりに見える一卵性双生児でもその家族は完全に区別できる。タンキリマメとトキリマメの果実にも多くの違いがあるはずだが、残念ながらまだ人間に理解できないだけなのだ。
赤い殻が開いて二つの目玉のように種子が顔を出して殻にくっついている。殻の大きさは約1.5㎝。タンキリマメの種子は去痰剤になるらしい。タンキリアメを売っている出店があったが、タンキリマメに似せた飴だったら面白いのに。
枯れ草にとまっている鳥はモズのようだ。
赤い殻が開いて二つの目玉のように種子が顔を出して殻にくっついている。殻の大きさは約1.5㎝。タンキリマメの種子は去痰剤になるらしい。タンキリアメを売っている出店があったが、タンキリマメに似せた飴だったら面白いのに。
枯れ草にとまっている鳥はモズのようだ。