以前は木造家屋が多かったせいか時々近所で火事が発生することもあり、それを野次馬で見に行ったりした。その焼跡に残された焦げ茶色の家屋の骨組みはしばしばいつまでもそのままで放置されていた。その焼けた家屋を連想させるように野原の緑の中で焦げた姿を無残にもさらしているのは一体何だろう。
ギシギシ タデ科
遠くから見ても何かわからないけれどタデ科 ギシギシ属であることまではわかる。
びっしりと果実をつけている。アカツメクサのピンクの花が咲いているのも何となく不自然。
近づいてみると果実は見えないが3枚の内花被片に包まれているのはわかる。翼状の内花被片には細かい鋸歯がある。その内花被片には大きな瘤体が3個付いていてその瘤体は大きさがほぼ同じ。ここがポイント。在来種のギシギシだと思われる。
アレチギシギシ
ギシギシの近くで両手を横に広げたような姿でか細い感じのギシギシ属があった。アレチギシギシだろう。
花序はまばら。色はギシギシほど褐色が濃くない。
左はアレチギシギシで右はギシギシ。
そう果を包む翼状の内花被片は全縁で3個の瘤体はほぼ同大。帰化植物。
ナガバギシギシ
河原の土手の近くで全体が焦げ茶色に変色しびっしりと果実をつけたギシギシ属。一見ギシギシかと思ったがそう果を包む翼状の内花被片は全縁で、それについている3個の瘤体は1個だけが大きい。たぶんナガバギシギシだろう。帰化植物。ただし在来種のギシギシとナガバギシギシとは交雑し易いというからその雑種の可能性ももちろんある。
近くに生えているまだ若い個体を取り上げて観察。
下から見上げると瘤の大きさが異なるのがわかる。
エゾノギシギシ
同じく川岸の土手近くで見つけたギシギシ属。
果実の中心にある球体が赤みを帯びているのが目立つエゾノギシギシのようだ。帰化植物。
そう果を包む翼状の内花被片には細かい鋸歯があるのが最大の特徴。瘤体は1個。
ギシギシ タデ科
遠くから見ても何かわからないけれどタデ科 ギシギシ属であることまではわかる。
びっしりと果実をつけている。アカツメクサのピンクの花が咲いているのも何となく不自然。
近づいてみると果実は見えないが3枚の内花被片に包まれているのはわかる。翼状の内花被片には細かい鋸歯がある。その内花被片には大きな瘤体が3個付いていてその瘤体は大きさがほぼ同じ。ここがポイント。在来種のギシギシだと思われる。
アレチギシギシ
ギシギシの近くで両手を横に広げたような姿でか細い感じのギシギシ属があった。アレチギシギシだろう。
花序はまばら。色はギシギシほど褐色が濃くない。
左はアレチギシギシで右はギシギシ。
そう果を包む翼状の内花被片は全縁で3個の瘤体はほぼ同大。帰化植物。
ナガバギシギシ
河原の土手の近くで全体が焦げ茶色に変色しびっしりと果実をつけたギシギシ属。一見ギシギシかと思ったがそう果を包む翼状の内花被片は全縁で、それについている3個の瘤体は1個だけが大きい。たぶんナガバギシギシだろう。帰化植物。ただし在来種のギシギシとナガバギシギシとは交雑し易いというからその雑種の可能性ももちろんある。
近くに生えているまだ若い個体を取り上げて観察。
下から見上げると瘤の大きさが異なるのがわかる。
エゾノギシギシ
同じく川岸の土手近くで見つけたギシギシ属。
果実の中心にある球体が赤みを帯びているのが目立つエゾノギシギシのようだ。帰化植物。
そう果を包む翼状の内花被片には細かい鋸歯があるのが最大の特徴。瘤体は1個。