せっかち散歩

ゆっくり急げ、時間がないから

コノテガシワ

2010-03-05 | 日記
うちの玄関の横の塀にヒノキと似た葉の植木がある。ヒノキ科コノテガシワ。何気なく見てみるとなにやら肌色の粒がたくさんついている。拡大するとこれは雌花のようだ。裸子植物では、いわゆる花と言われる器官は花弁やがく片がなく雌しべは花柱、柱頭、子房などがなく胚珠がむきだしとなった形態だという。鱗片状の突起の間にみえる孔のある小器官が胚珠かな。胚珠には卵細胞が含まれているから受精すると種子になるはず。雄花はさがしたが今のところまだ見られないようだ。

枝葉は垂直に広がっていて子供が両手を広げているように見えることからコノテガシワと命名されている。そのためにヒノキと違って裏表の区別がない。

6個の胚珠が確認できる。花というよりむしろ原始的な生物のようにみえる。

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