せっかち散歩

ゆっくり急げ、時間がないから

里山の春 ~ ウワミズザクラ、トウグミ

2014-04-24 | 日記
竹の子の季節。里山にはあちこちに竹林がみられるが、中には全く手入れがなされずに竹が密生して入ることもできない竹林もある。かつてはその竹林でも今の季節になると竹の子を掘っていたに違いない。その主は一体どうしたのだろう?何気なく見上げた樹上にウワミズザクラの花が咲いていた。今日は天気が今一つなので残念だけれど周りを明るくする美しさがある。






両側を山に囲まれ細長く続く田んぼに沿って歩いていくと、水を溜めた水田でカエルが鳴いている。目をやるとセグロセキレイがやってきてせわしなく歩きまわっているのが見えた。小さなカエルかオタマジャクシでも探しているのだろうか?


写真を撮ろうにもじっとしていないので焦点が合わない。


農道でもありその地域の散歩道ともなっている林縁の小道を歩いていくと、いい香りが一面漂う場所があった。




何だろう?と頭上を見ると7-8mほどの木の枝に小さな薄い黄色の花がびっしりと咲いていた。近づいて見るとグミだった。






今の時期に咲くグミはナツグミかトウグミ。トウグミはナツグミの変種だとされるから、まあどちらでもいいけれども葉の表面には星状毛があればトウグミで鱗状毛ならばナツグミと同定できるらしい。ルーペで見たわけではないから確定はできないけれどトウグミのような気がする。

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