せっかち散歩

ゆっくり急げ、時間がないから

アカシデ

2010-01-13 | 日記
病変部が正常部に比較して意外と美しいという場合がある。足底にできた大きなまんまるい魚の目、カルデラを連想する完ぺきな胃潰瘍、宝石のような胆石、等々。外部からの刺激に対する生体の反応がつくる形は予想もできない。アカシデの枝には赤茶色に尖った冬芽以外に、不思議な芽の塊りのような花?が咲いていた。

これはダニに感染したアカシデの生体反応の結果できた虫こぶ(フシという)。アカシデメムレマツカサフシという長い名前がついている。どこで区切ればいいのだろう?アカシデの芽につく群れた松かさ様のフシという意味だった。

一方アカシデに似ているイヌシデの枝には、その先端にイヌシデメフクレフシという虫こぶがある。アカシデかイヌシデか迷ったら虫こぶを見つけよう。

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