せっかち散歩

ゆっくり急げ、時間がないから

ネムノキの花、タイサンボクの花、タブノキの果実、キリの果実

2014-07-10 | 日記
すぐ近くの中央病院裏の丘には以前大きなタブノキとクスノキが寄り添うように植えられていた。おそらく樹齢50年以上でその高さは15m以上あった。ところが3年ほど前にタブノキを切り倒してクスノキだけが残された。丘の頂きにあるから残されたクスノキはかなりの強風をまともに受けることになりかわいそうに海側の枝はほとんど枯れてしまった。タブノキは耐陰性、耐潮性、耐風性が強くて海岸近くの防風・防潮樹としてよく植えられている。クスノキの方ははそれほど風には強くないのだろう。葉のをみてもタブノキは厚くてしっかりしているのに対してクスノキは薄くてぺろぺろである。かえすがえすもタブノキが伐採されたのが残念でならないが、こんなことで残念がっているのは自分だけだろうとも思う。タブノキの下の歩道には無数の果実が落ちて汚れるので病院管理の人にはとても迷惑だったに違いなく、タブノキが無くなった今ではその歩道はいつもきれいになった。


ネムノキ  マメ科

近所の公園でも川の土手でも梅雨の明けきらないこの時期にネムノキの花がピンクの羽のような花をいっぱいに咲かせている。


この木の下でピクニックをしている家族があった。


タイサンボク  モクレン科



タイサンボクの白い大きな花が高い枝先に見えた。


タブノキ  クスノキ科



公園のタブノキにはたくさんの果実が赤い枝先についている。ムクドリが来てその実を食べていた。


タブノキは常緑広葉樹でクスノキ科の高木。


キリ  ゴマノハグサ科



この間薄紫の花をつけていたと思ったらもうこんなに果実をつけている。


葉は大きい。