せっかち散歩

ゆっくり急げ、時間がないから

オクマワラビ、ヤマイタチシダ、ホシダ、コバノカナワラビ、リョウメンシダ、イノデ

2014-01-02 | 日記
シダ類は魅力があるけれどもハードルが高い。今年はたくさんのシダにめぐり会いたい。


オクマワラビ オシダ科





林縁のあちこちに生えている。こんなありふれたシダでも名前を知るには苦労する。2回羽状複葉であること、ソーラスは丸いこと、葉脈が窪んでいないことなどからオクマワラビだと思うけど。



ヤマイタチシダ? オシダ科



最下羽片の下向き第一小羽片が大きい、葉の表面にはつやがある。オオイタチシダの可能性もあるなあ?


ホシダ ヒメシダ科

葉の先が穂のように伸びている。




裏。ソーラスは見当たらなかった。



コバノカナワラビ? オシダ科

独特の光沢を持つ葉、平行四辺形に近い小羽片の形からカナワラビ属だと思う。ホソバカナワラビは葉の先端が急に細くなるという。これは急に細くなっているというのだろうか?






ソーラス。



リョウメンシダ オシダ科

表から見てもまるで裏のようなシダ。とても美しいからこれだけはすぐに判る。




葉裏のソーラス。円腎形の包膜。



イノデ オシダ科



茶色の鱗片に被われた中軸。

カンギクとスプレーギク(風車)

2014-01-02 | 日記
正月だというのに全くそういう気分がしない。大晦日には例年通り近くの浅間神社に歩いて出かけておみくじをひいた。確か昨年は末吉だったが今年は大吉だった。今日も近所の散歩ついでにまた神社にまで足を運んだ。そしてもうほとんど人のいなくなった本殿の前で時間をかけて手を合わせ、家族、親戚、過去に出会った人達や友人の健康、幸福を祈った。空は快晴で頭上遥かにダイオウショウの大きな松ぼっくりがのんびりといくつもぶら下がっているのが見えた。何も普段と変わってはいない。ただ時だけが過ぎていく。

ラジオで竹内まりや「人生の扉」が流れていた。

春がまた来るたび ひとつ年を重ね
目に映る景色も 少しずつ変わるよ
陽気にはしゃいでた 幼い日は遠く
気がつけば五十路を 越えた私がいる
信じられない速さで 時は過ぎ去ると 知ってしまったら
どんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ
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満開の桜や 色づく山の紅葉を
この先いったい何度 見ることになるだろう
ひとつひとつ 人生の扉を開けては 感じるその重さ
ひとりひとり 愛する人たちのために 生きてゆきたいよ
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この季節に鮮やかな花を期待するには無理だろうと思っていたけれど、色とりどりのキクが畑に咲いていた。


カンギク(寒菊)

秋に開花期間を迎えるキクに対して、年末から正月にかけて遅咲き種をカンギクと呼ぶ。霜が降りても咲くのだからすごい。






花の裏側。








鮮やかな赤もある。



スプレーギク(スプレーマム)風車菊

スプレー菊は花を小枝状(Spray)に数輪咲かせることから名付けられた。その中で花弁の先が「匙(さじ)弁」になり風車のように見えるものを風車菊と呼ぶらしい。