ときぶーの時間

募金の受付先 東邦銀行 安積支店 普通0644994 名義がんばる福島
みなさんご支援宜しくお願いいたします。

今から、福島へ。

2012-04-05 04:46:50 | 日記
NO-120
昨日の朝6時59分に松村から「こっちは大荒れの天気だ!雪も降ってる」と電話が入り、今日はどうするんだ?って聞いたら、二本松市の善弘寺に行き牛の件で山本さんに相談しに行くと言った。

こっちは一昨日ひどかったが今日はそうでもないよ!と、横浜の空を見ながら今日は温かくなりそうだと僕は返したが、福島はまだ雪が降るのである。

 松村の家の6匹の新入り君。

昨日、松村と僕のケータイに某TV局数社の取材要請があったが、二人とも忙しくて受けることが出来なかった。

それでも昨日、あるTV局で富岡町の牛の殺処分を中止したニュースを僕も見たし、産経新聞の記事も読ませて頂いた。

これだけの事をみんなの力を借りてやってしまったから、最後まであきらめずに牛を守る。松村も「もう、逃げられないぞ!」と僕に言ったのか?やるからには根性決めてやる決意を見せた。

 囲われた牛に藁をあげる松村直登。

自らの被曝を恐れずに、富岡町に残された犬や猫、鶏や豚に牛に餌を与えて一年間生きてきた男です。その彼が、誰よりも命の尊さを知っているし、誰よりも動物を愛し、動物たちの痛みや苦しみを知っている男です。

今回の事を非難する人がいれば僕はその人に聞きたい。自分だったら強制避難区域の動物を、放射能で自分が被曝する覚悟で助けてくれたのか?と。

絶対に出来ないと思います。僕は、それをやってきた松村の姿を一年間見て来ました。そんなこと言う人がいたら、人の事言う暇があったら避難区域の放たれた牛を助けるのを手伝ってくれ!と言いたい。

 餌をくれる松村によって来る牛。

本当に松村のおかげで、自分の人生が変わってしまった。ここまでくれば笑うしかない。(本当は笑えませんが)

昔の僕なら動物愛護なんて、別世界の事で彼との再会は、まさに悪魔のささやきであった。

泥沼状態に落とされてしまった感じ(笑い)これは、逃げられない状況になったということである。

  いたずらチビ助。

これから、いろいろと打ち合わせすることや早急にしなければならないことも多くなってきて、お互いにこれから忙しくなると思う。

今日、僕は今から福島へ行き、松村と会ったらとんぼ帰りして7日8日と法事で静岡に行くので、その準備をして出るから忙しい。

コメント欄にあった人間に頭をなでられたら、目から涙を流す牛たちを守りたい。全国のみなさん、命の尊さと命の大切さとうまく言えないけれど必ず守らねばなりません。

これからも是非、富岡の牛と富岡町役場と松村のために募金の輪を広げて下さい。宜しく、お願いいたします。みなさんの応援を心から感謝します。














コメント (11)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 迷子だった子犬。 | トップ | 行って来ました。 »
最新の画像もっと見る

11 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
子犬の事・・・ (三春)
2012-04-05 09:12:41
おはようございます。

松村さんや牛の事、毎日拡散させて頂いてますが・・・

№119 に書いてあった
「松村さんは、ここに通って餌やりをしてます」の事
子犬達、活発に動き回ってると思いますので、子犬だけでも、誰かに預ける事が出来ないでしょうか?

今回は、行方不明でも、幸いに見つかりましたが、部屋の中を荒らしてたようですし、
子犬が誤飲しても大変です。

どうか、子犬達の事、お考え下さい。
返信する
教えて下さい (アキララ)
2012-04-05 17:13:15
僅かながら募金させて頂きたいと思いますが、どこへ募金したらよいのでしょうか? 口座等有りましたら教えて頂けますでしょうか?
返信する
アキララさんへ (yume)
2012-04-05 17:39:12
アメーバブログの”ときぶーの時間”の記事の最初に募金の口座が書かれています。

http://ameblo.jp/naotoboo/
返信する
朗報!?農水省が… (うさぎのぽんた)
2012-04-05 19:00:18
いつも牛達のためにありがとうございます。さきほど希望の牧場ふくしまのブログを見ていて、警戒区域の家畜の取り扱いがほんの少しよくなるようです。ただ、富岡町はどうなんだろう…「通い」も認めて欲しいですね。
http://www.maff.go.jp/j/press/seisan/c_sinko/120405.html
希望の牧場ふくしまのブログでの、松村さんと吉沢さんの握手の写真、本当にうれしかったです。吉沢さんは昨秋山口県防府市に来られ、講演されました。終了後に握手していただいた、大きくて分厚くて、でも温かい手を今でも忘れていません。ブログにある通り、松村さんと吉沢さんは、本当に最強タッグだと思います。これからも、後方支援がんばります(富岡町の方にご迷惑にならないように…)
返信する
みなしごさんのコメント欄から (カウ)
2012-04-05 19:12:48
みなしごさんの今日のブログのコメント欄に、もこりんさんの投稿があります。

「もこりん
2012年04月05日 18:38
先ほど農水省の畜産振興課から連絡が入りました。
先日の同意書に書かれていた、牛が与えた損害賠償を所有者である農家さんがする可能性について、
『ケースバイケースだが、基本的に今回の警戒区域内の牛による損害はすべて東京電力が負うことになる』との答えでした。」

耳寄りな情報ですので、転載させていただきました。もこりんさん、ありがとうございました。
返信する
Unknown (Unknown)
2012-04-05 22:37:19
20キロ圏での家畜飼育を容認=出荷、繁殖は禁止-政府
 政府は5日、東京電力福島第1原発から半径20キロ圏内で生存する家畜について、全て安楽死させるとした方針を変更し、家畜の所有者が希望する場合には飼育を認めると発表した。家畜を隔離して育てるなどが条件で、出荷や移動、繁殖は禁止する。地元から「出荷はできなくても最後まで飼い続けたい」との要望が強まっていることに対応する。

-----------------------------------------
よかった。本当に良かった。
返信する
上のコメントについて (Unknown)
2012-04-05 22:50:45
とりあえずは良かったのかもしれませんね。
でも「繁殖は禁止」って・・・
早急に獣医さんが警戒区域に入って牛達の虚勢手術をしなければ自然繁殖はしてしましますよね?

今の段階で幼い牛ならもしかしたら体への負担は少ないかもしれませんが、
成長しきった牛は?
普通牛の虚勢手術は生後1年以内に行われると聞いたことがあるんですが・・・

痩せて体力が落ちている牛達が手術に耐えられるのか心配です。
返信する
Unknown ()
2012-04-05 22:51:51
農水省の発表みて、きました。
大きな前進、本当に感涙です!

富岡町で、一時中断されていた牛さん達は
生かす事ができるのでしょうか?

あと、希望の牧場ブログを拝見いたしまして、松村さんのアップの満面の笑み最高です!とお伝え下さいませ。

返信する
よかった~。。。 (ひめまる)
2012-04-05 23:16:00
>全て安楽死させるとした方針を変更し、家畜の所有者が希望する場合には飼育を認める

畜農家さんのバックアップも必要ですね・・・
国は?東電は?・・・う~・・・

農水省へ意見!がんばるぞ!

返信する
Unknown (埼玉県民)
2012-04-06 01:53:27
問題なのはすでに殺処分に同意された畜主さんの牛です。農家さんが生かしたいという意見がなければ殺処分は継続されると言う事ですよね?餓死か安楽死かという2者選択で安楽死を
選んだ畜主さんもいるはずだし、継続して管理することに個人では無理なので安楽死をと、考えた方も多いはずです。国や東電の起こした事故です。もっと、サポートがあっても良いはずなのです。農家さんの選択肢が殺処分でなくても、負担がないように配慮してあげることが殺処分を防ぐ第一歩だと思います。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

日記」カテゴリの最新記事