虫唾が走る。

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松村直登のブログ　「警戒区域に生きる松村直登の闘い」　

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No550
東京都知事の猪瀬知事が辞任を決めたとニュースは報じていたが、またお金の問題だから本当に困ったものである。
何のための5000万円だったのだろうか？とにかく金・金・金　世の中の風潮が悪いよ。

福島県では、震災関連死が１７日までに１６０５人に達し、地震や津波による「直接死」の１６０３人を初めて上回ったことが先日発表された。

避難における心労やストレスで体調を崩してお亡くなりになった方、または自殺に追い込まれて亡くなった方の数字だ。
これからもこの数字は、どんどん増えていくことだろう。


インターネット梵天さんの記事から爆発した福島第一の原発の写真。

政府はエネルギー基本計画を来年１月に決定する方針で、来年の原発再稼働を視野に入れる安倍政権の「原発維持」路線が鮮明になってきたと新聞は報じていた。

こと原発の事になると虫唾が走るのは、自分が原発被災者だからだろうか？

国民の半数以上の方が日本の原発に不安を感じてるはずだ・・・

福島県では、今でも当たり前だった普通の暮らしからほど遠い生活を余儀なくされている人が多い。
生活環境が180度変わってしまった人や、一家離散をそのまま体験してる人などたくさんいるのだ。

僕はこれからもこの現実を各地で訴えていくしかない。

昨日、弾丸娘こと井上さんと電話で話しをした。
来年の3月のイベントの話をされた。
来年の3月で東日本大震災から3年を経過し4年目を迎える。
早いものだなぁ～。
何も出来ずに毎日暮らしているように感じる。


松ちゃんちのダチョウ。
良く食べる。
餌箱に餌を入れたら、一日中食べるかも？

残された動物たちを保護するため放射能汚染の中、町に残り助けつづけた松ちゃんの3年は凄かったなと思う。

蝋燭を灯し水は湧水を使い生活してきた彼は、ダチョウも保護し牛も保護するに至った。


帰還困難区域の牧場。

それは想像を絶する生活だったのは言うまでもない。
根性と言う言葉で簡単に片付けられないものがあった。
電気は来るようになったが、今でも一番大事な水が無い。

これからも富岡で続く彼の闘いを全国のみなさん応援して下さい。
宜しくお願いいたします。