ときぶーの時間

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帰れない理由。

2015-11-01 20:17:56 | 日記
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NO836
みなさん、今日から11月です。
横浜の今日のお天気は、秋日和で気持ちが良かったです。


先週の松ちゃんちの玄関。
乾燥を終えた幻の茸イノハナが置かれていて、イノハナの超いい香りが僕を迎えてくれた。


法面の除染も終わり朝晩の寒さで色づき出した樹木の葉は、これから紅葉本番を迎えると。


牛たちはまだ狭い柵の中にいるけど、いつ見ても全然気にしていない様子。

今日はちょこっと時事ネタを書こうと思います。
傾斜問題が発覚したマンションで今年の春、仕事をさせてもらった事があるのですが、まさかこんな大きな問題がここで起きるとは思わなかったです。

全棟建て替えるって言ったって居住者が全員がすぐに判子を押すわけではないので、相当の時間がかかるだろうし住民のみなさんは精神的に疲弊すると思う。

建て替えるにも3年半以上でしょ、その間どこかに引っ越しをして待たなければならないから大変ですよ。
うちのかみさんも「可哀相だよね~、ここに住んでる人、被災者と同じだよね」と、同情してた・・・

松ちゃんと話したけど、毎日、全国のあちこちで不良工事が発覚するたびに、どれだけの件数になるのだろうか?と思う。

他人ごとじゃないですよね。
自分も家の問題を抱えていますが、先日、富岡の友人の話を聞いてこちらもひどいなぁ~と思いました。

友人の家は富岡町の帰還困難区域との境に建られていて、以前からほぼ帰還困難区域と同じ線量があるのに居住制限区域に指定されたんです。

友人は町が貸し出している累積線量計を借り、3ヵ月間家の中にぶら下げて測ったらしいのだが、3ヵ月で41μシーベルトもあり「こんなとこに帰れって、帰れる訳ないでしょ」と。

僕も聞いていてイラッとしました。

家の中にいて1年で164μシーベルトも被曝するって、どう考えてもおかしいし家の外の除染だけじゃないって事・・・。
ほんとに国は何を考えてこんなところに帰還しろって言うんだよ!まったくです。

でもこれが現実なんです。
こういう事ばかり書いているとまた暗くなる。

松ちゃんは今までふるさとの復興を誰よりも強く願っていた。
その彼が以前の町には戻らないことを認めた日から、それでも目の前の命を守るためにまい進する姿を、いつも僕に見せてくれている。


僕が荷卸しを手伝った時のロールがきれいに並べられていた。
これだって結構な時間がかかったと思う。

落ち込んだ事ある?と聞いた時「全然、俺落ち込んだことねぇ~」と松ちゃん。
鉄人強し!(笑)


上の写真の隣には、その後トラック3台か4台分の荷が届いていて、乱雑におかれていて松ちゃんの忙しい日々を垣間見た。

松ちゃんにまた近いうち会いに行って来ますが、やるよと言った事をちゃんとしないといけないので、
その準備もしないとならない。

11月に入りあと2ヶ月で今年も終わってしまう。
ちょっと焦ってます。
さて色々と今からやります。

それでは今日はこの辺で失礼します。





















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