NPO法人がんばる福島 公式ツイッター @GBR_fukushima
松村直登のブログ 「警戒区域に生きる松村直登の闘い」
【楽天市場】がんばる福島のご支援いただきたいリスト
↑クリックで詳細がでてきます。
配送先は
〒979-0401福島県双葉郡広野町大字上北迫字岩沢29-38
ヤマト運輸 広野センター止め NPO法人 がんばる福島 までお願いします。
発送は「ヤマト運輸」のみ対応、他社の運送会社からは送ることができません。
皆様、ご支援をよろしくお願いいたします。
NO712
みなさん、おはようございます。
昨日、やっと松ちゃんの所に行けました。
みなさんから支援して頂いたチモシーや野菜の箱を見て、本当にありがたいと思いました。
受け取りました支援物資のご報告は、明日させて頂きますのでご了承ください。
富岡の松ちゃんは相変わらずでした。
昨日はいつもより早く着いたので、色々と話すことが出来た。
餌の問題やこれからの事など話したが、いつもと変わらずどっしりと構えた彼の姿がそこにあった。

変わった事と言えば、松ちゃんちの下にある牧場の子牛が一頭、特別柵入りした事だった。
下に降りて牧場に着いて牛の数を数える松ちゃんと、一緒に数えたら特別柵に一頭の子牛がいた。
近寄って見てみたら「おいっ、チビまるじゃないか?またここに入って今度は何したんだ?」と思わず声を出しまった。
松ちゃん曰く「このチビ弱いからみんなにいじめられてんだぁ~、大きい牛に追われて水路に落ちて出られなくなって出してあげたんだけど、具合悪そうだったからすぐに獣医師さんに来て見てもらって何とかなった」と。

またもチビまるが松ちゃんの手を煩わせていた。
大きな牛よりも子牛は弱いから、目配り気配り本当に大変なのだが、よりによってまたチビまるとは・・・。
他の子牛は一度も病気しないし元気なのになぁ~。
一度病気になって柵の中に入ったら、牛たちの中で弱いの烙印が付けられてしまうのだろうか?
またチビまるの中に、引け目見たいものが植えつけられてしまったのだろうか?と、牛たちの順位や掟なるものを勝手に想像してみた。

去勢手術する前は餌を食べるために、自分より一回り大きな黒助に挑んでいったあの元気は何処へ行ったのだろうか?
松ちゃんが「食いつきがぬるいんだ」と言うように、いつ見ても食欲がないわけでもないのに、食べ方が女の子なのだ。
だから他の子牛の餌をとるくらい男の食いつきが欲しいと思っていた。
いや今は男でなくニューハーフだから、この表現はおかしいか。
牛も術後こんなに変わるものだろうか?と思っている。

おとなしいというか?遠慮して餌を食べてるって感じなんだよね。
大きな牛が近寄って来ると一目散に逃げて、遠くで大きな牛が食べてるのを見てる。
見かねた松ちゃんが餌をチビまるの所に持って行ってあげるが、もそもそって感じで食べる。
元男ならガツガツ食ってほしい。
暖冬からエルニーニョになるかも?子牛、大丈夫?って聞いたら、「ほんとに今年の冬もドカ雪になんのか~?こんな子牛でも寒さには結構強いんだぞ~」と返って来た。
松ちゃんのところに居れば大丈夫だと思っているが、ついつい心配性の癖がそれを言わせてしまう。

チビまるの様子を見ていた松ちゃんの所に、牧場一食いしん坊のヤマがやって来て松ちゃんに餌もっとくれ~とおねだり。
「ヤマ!お前は今、充分食っただろ!これはおまえのでねぇ~」とお叱りを受けた。(笑)
下の牧場の餌やりを終えて帰還困難区域の牧場へ向かう時に、一時帰宅したご近所さんと顔を合わせ話しをする松ちゃん。

一人と話し終え牧場に向かったと思ったら、また1km先で会った知人と話し込んでいた。
強制避難区域を解除され、以前と違って話す相手と会える富岡町になった。
除染してもらった家々で物が無くなる話を良く聞く除染には今でも?だが、住民が町に帰りやすくなったことだけはいい。
とにかく本格的?除染と言う事で、町の光景はガラッと変わった。
いい面があれば悪い面もあるのが当たり前。
前向きにとらえて考えていこうと思う。
それではみなさん、今日はこの辺で失礼します。
またお会いしましょう。
松村直登のブログ 「警戒区域に生きる松村直登の闘い」
【楽天市場】がんばる福島のご支援いただきたいリスト
↑クリックで詳細がでてきます。
配送先は
〒979-0401福島県双葉郡広野町大字上北迫字岩沢29-38
ヤマト運輸 広野センター止め NPO法人 がんばる福島 までお願いします。
発送は「ヤマト運輸」のみ対応、他社の運送会社からは送ることができません。
皆様、ご支援をよろしくお願いいたします。
NO712
みなさん、おはようございます。
昨日、やっと松ちゃんの所に行けました。
みなさんから支援して頂いたチモシーや野菜の箱を見て、本当にありがたいと思いました。
受け取りました支援物資のご報告は、明日させて頂きますのでご了承ください。
富岡の松ちゃんは相変わらずでした。
昨日はいつもより早く着いたので、色々と話すことが出来た。
餌の問題やこれからの事など話したが、いつもと変わらずどっしりと構えた彼の姿がそこにあった。

変わった事と言えば、松ちゃんちの下にある牧場の子牛が一頭、特別柵入りした事だった。
下に降りて牧場に着いて牛の数を数える松ちゃんと、一緒に数えたら特別柵に一頭の子牛がいた。
近寄って見てみたら「おいっ、チビまるじゃないか?またここに入って今度は何したんだ?」と思わず声を出しまった。
松ちゃん曰く「このチビ弱いからみんなにいじめられてんだぁ~、大きい牛に追われて水路に落ちて出られなくなって出してあげたんだけど、具合悪そうだったからすぐに獣医師さんに来て見てもらって何とかなった」と。

またもチビまるが松ちゃんの手を煩わせていた。
大きな牛よりも子牛は弱いから、目配り気配り本当に大変なのだが、よりによってまたチビまるとは・・・。
他の子牛は一度も病気しないし元気なのになぁ~。
一度病気になって柵の中に入ったら、牛たちの中で弱いの烙印が付けられてしまうのだろうか?
またチビまるの中に、引け目見たいものが植えつけられてしまったのだろうか?と、牛たちの順位や掟なるものを勝手に想像してみた。

去勢手術する前は餌を食べるために、自分より一回り大きな黒助に挑んでいったあの元気は何処へ行ったのだろうか?
松ちゃんが「食いつきがぬるいんだ」と言うように、いつ見ても食欲がないわけでもないのに、食べ方が女の子なのだ。
だから他の子牛の餌をとるくらい男の食いつきが欲しいと思っていた。
いや今は男でなくニューハーフだから、この表現はおかしいか。
牛も術後こんなに変わるものだろうか?と思っている。

おとなしいというか?遠慮して餌を食べてるって感じなんだよね。
大きな牛が近寄って来ると一目散に逃げて、遠くで大きな牛が食べてるのを見てる。
見かねた松ちゃんが餌をチビまるの所に持って行ってあげるが、もそもそって感じで食べる。
元男ならガツガツ食ってほしい。
暖冬からエルニーニョになるかも?子牛、大丈夫?って聞いたら、「ほんとに今年の冬もドカ雪になんのか~?こんな子牛でも寒さには結構強いんだぞ~」と返って来た。
松ちゃんのところに居れば大丈夫だと思っているが、ついつい心配性の癖がそれを言わせてしまう。

チビまるの様子を見ていた松ちゃんの所に、牧場一食いしん坊のヤマがやって来て松ちゃんに餌もっとくれ~とおねだり。
「ヤマ!お前は今、充分食っただろ!これはおまえのでねぇ~」とお叱りを受けた。(笑)
下の牧場の餌やりを終えて帰還困難区域の牧場へ向かう時に、一時帰宅したご近所さんと顔を合わせ話しをする松ちゃん。

一人と話し終え牧場に向かったと思ったら、また1km先で会った知人と話し込んでいた。
強制避難区域を解除され、以前と違って話す相手と会える富岡町になった。
除染してもらった家々で物が無くなる話を良く聞く除染には今でも?だが、住民が町に帰りやすくなったことだけはいい。
とにかく本格的?除染と言う事で、町の光景はガラッと変わった。
いい面があれば悪い面もあるのが当たり前。
前向きにとらえて考えていこうと思う。
それではみなさん、今日はこの辺で失礼します。
またお会いしましょう。