ときぶーの時間

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奔走!

2013-08-24 06:07:51 | 日記
No449
昨日は川崎の弁護士事務所に行って来た。
東電原発事故の被災者としての戦い。
これが僕のスタイルになる。

今も高濃度の汚染水を流し続けている東電と、何もしない政府に期待はしていない。
汚染水もいずれ海に流して平気な顔しているのだろうと思う。

これでは、太平洋沿岸の魚介類が食べられなくなる日が本当に来てしまう。
そんな思いしか今は無い。


「夕方に下の牧場の牛に食べさせっぺ。」とこの日の松ちゃん。

被災地の松ちゃんは今、牛の餌のために毎日奔走している。
それは毎日は朝早くからである。
昨日の夕方電話した時に「朝食っただけで、昼は食ってねぇ!」って言っていた。


100ベクレル以内の餌!と農水省からの通達で走り回っているのである。
その場所がかなり遠い所なので、飯食っている暇がねぇと言う事なのだ。

秋までの餌は確保のめどが立ったが、冬から春までの餌がまだ足りない。
今のうちに出来るだけ備蓄しておきたい。

去年以上に熱い夏が日本列島にやって来た今年の冬は、また酷寒の寒さが来るのではないかと思う。
厳しい寒さの中で餌集めは出来ないから、松ちゃんには今しかない。


松ちゃんちの第二柵で草を食む牛たち。

松ちゃん一人の問題ではない。
被災地で牛の殺処分に反対して牛の面倒を見ている畜主さんが何人もいます。
これは牛飼いたちの大きな問題なのだ。

畜産で生計を立てられなくなった畜主さんの愛情で、殺処分から逃れられた牛たちの餌が無い。
国策で原発を推進してきて、原発事故が起きた。
それなのに国は、動物の保護も飼養もしない。
被災地で自分の牛を生かそうと頑張っている畜主さんを、国はどこまで苦しめるのだろうか?


川で水を飲む子牛と、川で涼んでいるまだ生まれて間もない子牛とその母牛。

普通に暮らしていたら夏は牧草を食べさせ、冬にはわら餌を与える。
しかし広大な田園は荒れ地と化し、見渡す限りその面影すらない土地に餌は無い。

東電と国策として原発を推進してきた国は、生き残った動物たちの飼養・またはその動物たちを守る畜主さんたちを擁護すべきだ!
それがこの事故の責任を取る事ではないだろうか。

汚染水を撒き散らしている東電と何もしない政府に、そんな当たり前の事が出来ないので癪に障るが、僕はこの事故の責任は動物たちの保護をして責任を取るべきだと思っている。









コメント
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