ときぶーの時間

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遺伝子に。

2013-08-02 06:15:12 | 日記
NO432
一昨日、大熊町に住んでいた友人から猿が自宅の裏山に出没した時に撮った写真があるとの事でメールしてくれた。


これがその写真で時期は冬の12月頃だそうです。
前回のブログを呼んでくれて「うちにも来てるから、富岡に出て来てもおかしくないよ。」とわざわざ探して送ってくれたのだ。
間違いなく彼女の家の裏山で、日本ミツバチの巣が置いてある山の木に猿が映ってた。

大熊町と言っても富岡の松ちゃんちから8kmくらいしか離れていないところなので、この猿の家族が松ちゃんちに来たのではないかなぁ~と思う。


ブログで紹介した松ちゃんのおじいちゃんとおばあちゃんが使っていた家。
この屋根で子ザルを確認した松ちゃん。

イノブタも猿も人里に下りて野生の本領を発揮し、人間が考えられない悪さ(いたずら)するのを僕は想像している。

先週、LIAのヤブキさんと松ちゃんが話をしている時に、ヤブキさんは「これだけ汚染された食べ物を食べてたら、遺伝子に異常が出て来るはず!だから本当はどれだけ奇形の子供が生まれるか調査をするべき」と・・・

この日彼らが深い問題を真剣に話すので、僕はたじたじしていたのだが、一理あると痛感。

松ちゃんは「イノシシにしても人間に巣を見つけられるようなところに作らねぇ。山歩きしても一年に何箇所も見つからねえから、実態調査は難しいべ!」と話した。

彼は、続けて「イノシシが10匹子供を産んで、その中の2匹が仮に奇形児だったとしても、その2匹は親も面倒見きれず人間の目に付く前に死んじまうから、分からねぇんでねぇか?」と。

二人は全ての動物の殺処分に反対していて、放射能汚染地域で生れてくる奇形児の割合や残されている動物たちの難しい問題を話し合った。

僕は、二人の代表の話を聞き少し感激した。
深い。実に深いのだ。
いや、深く掘り下げて話しあっているから重いのだ。

今日は、被災地の動物たちを保護してくれている二人に感謝してブログを閉じます。













コメント
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