ときぶーの時間

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娘から引導?

2013-02-25 08:24:14 | 日記
NO-308
あの震災からもう少しで2年を迎えるが、まだまだ長いトンネルの中にいるように思える。先週末に一人娘が横浜の仮住宅に顔を出してくれたのだが、娘は引導を渡すかのようにこのオヤジを糾して帰って行った。(笑)

正直、いつかマイホームのある富岡に帰るつもりでいたのだが、娘とかみさんの大反対を受けて考え方を少し変えないとダメなことを認めざるを得ない。


花の名前も分からないが、娘を送って行った先の喫茶店でパチリ。

今だって仕事もせずに活動しているから「この先どうするの!」とか「私が結婚して子供を産んだら絶対に富岡には行かないから!」と娘にはきつめの言葉を浴びせられた。

もちろん娘の言っていることは正論で、いくら町や家を除染したとしても万が一自分の産んだ子供が被曝してしまったら・・・と考えるだけで若い人が進んで帰れる場所ではないのである。

賠償金なんて要らないからあの以前の富岡町を返してくれ!と叫びたい。あの事故さえなければ何も失わずに済んだ。この年になって自分の身にこんな事が襲いかかるなんて本当に思わなかった・・・

先週、地元の新聞に掲載された記事で富岡町の7,634人にアンケートを取った帰還の意志調査の結果を会津に避難している友人が知らせてくれた。戻らないが40%、条件次第が43%、戻りたいが15.6%、その他(無回答を含む)1.1%だった。

現在、条件次第の半分の人が戻らないに入ると町の復興に大きな影響を及ぼすだろう。

自分は50を超えたじっちだから帰る気でいたが、かみさんと娘の連合にはかなわないので富岡に帰る問題は、完全にオヤジの方が分が悪く娘が来るとなるべくこの問題には触れないようにしている。

今週も色々と動く事があって忙しい。先輩の仕事の手伝いもあり幕張やビックパレットにも行かねばならず、スケジュールをまた組み直して活動しようと思います。







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