次から次へと。

NO-207
今から富岡に向かう。昨日、「松村さんに渡して！」と預かったものがあり、それを届けるのもあるのだが、急に行かねばならなくなった。週に2度も今まであったかなぁ～。

23から25日まで福島へ行っていたが、富岡町の松村の柵はまた新しい一面を見せてくれた。彼が預かった牛があまりにも元気で、山の傾斜を上ってしまい柵の外で松村の餌を待っていることがあって彼は改造した。


これが今回の秘密兵器。ソーラーの電気柵の心臓部。


これから山の傾斜の部分にステンレスワイヤーを引っ張って牛が逃げないようにした。


山の傾斜には鉄パイプ。これで2重の仕事をさせられたわけだ。


こんな感じでワイヤーを張ってどんどんと伸ばしていった。


山の傾斜を見ても、また鉄パイプで出られないだろうと思っていたのに、この傾斜を上って行くって言うのだから何が起こるかホントに分からない。

牛もすごいよなぁ～。松村もさすがにびっくりしただろう。でもさすがにこの電気柵を設置してからは一頭も出ていないそうだ。

NO-176で紹介したことがある安藤獣医師さんの教えがあって、電線の高さや張り方とか色々教えて頂いたから良かったと思う。


眼鏡をかけた方が獣医師の安藤さん。

安藤さんのレクチャーは本当に面白くて楽しい授業だった。また来てくれないかなぁ～と本当に僕は思っている。

それにしても、次から次へとやらねばならない事に追われるものである。この忙しさは半端ない！

強制避難区域では今日も松村たちが頑張っています。これからも松村と富岡町と残された動物たちの応援を宜しくお願いします。

動物の命を繋ぐための募金にご協力して下さい。
東邦銀行　安積支店　普通口座６４４９９４　名義　（がんばる福島）
ゆうちょ銀行　記号１０２７０　番号１０４１９７７１　名義　がんばる福島

東邦銀行　平支店　普通口座２４４５２３４　名義　特非（ガッツ福島）
支援物資は牛の餌も〒970－8026　いわき市平字東町20番地の8　遠藤カズオ様方　松村直登で送って下さい。