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住まいは人権! 一般社団法人協働舎
暮らしを高めるのは福祉制度の充実。
福祉制度の充実には私たち一人ひとりの声

いつも弱いものが損をする…

2013-04-04 | まいにち

   何重にもかさなる この国のシステムが こんな悲劇を生んでいる。元請けが「自分のところの責任が問われなかっらかまへん」との考え方やからアカンネン。

除染手当問題「口止め拒否で解雇」作業員、労基署に申告

 【青木美希、鬼原民幸】福島第一原発周辺の除染現場で働いていた岩手県の男性(50)が3日、税金から1日1万円支払われる危険手当の不払いを隠すよう業者から強要され、拒否すると解雇されたとして、いわき労働基準監督署に是正指導するよう申告した。同労基署は労働基準法違反の疑いもあるとみて調べる。

【除染実態、情報求めます】

 申告によると、男性は昨年10月、青森県の零細業者から福島県いわき市の下請け業者に送られ、ゼネコンの前田建設工業などが受注する楢葉町で働いた。青森県の業者から9千~1万円の日当だけを得ていた。今年2月、下請け社長から危険手当の有無を確認する書類を示され、「もらっていると回答しないと明日から仕事はない」とうそを強要された。拒むとその場で事実上の解雇を告げられたという。このほか、下請けの同僚3人も手当不払いなどで是正を求めた。

 下請け社長は取材にうその強要を否定。手当は青森県の業者に支払い、男性本人と業者から退職の申し出があったと説明した。ただ給料を払う会社と指揮命令する会社が異なり、雇用が不安定になる違法な「偽装請負」の状態で男性を働かせたうえ、手当を直接本人に支給しているように装う偽の雇用契約書にサインさせたと認めた。前田は「元請けとして指導は適切にしている」と回答した。

 危険手当が業者に中抜きされている問題は昨年11月に朝日新聞報道で発覚。労基署が実態を調査してきたが、作業員に直接確認する抜き打ち検査の情報が今回の下請けを含む複数業者に事前に漏れ、口止め工作が行われたことが今年3月に明らかになった。

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アリヤなあ こんな運賃 ええかもしれん

2013-04-04 | まいにち

へえ、そんな料金の決め方があったんかいな! と 思う体重ごとの航空運賃やなんて…ほいでも 面白いなあ ありやなあ と 思いながら読んだ記事です。

運賃を体重で決める方式、サモア航空が導入 世界初  2013.04.03 Wed posted at 09:56 JST

 

(CNN) 南太平洋の島国サモアの小さな航空会社が乗客の体重によって運賃を決める方式を採用したことが3日までに分かった。「航空運賃の公平性を期す」というのが導入の理由。体重別の運賃体系を定めた航空会社は世界で初めてだという。

この運賃体系はサモア航空が昨年11月から導入している。クリス・ラングトン最高経営責任者(CEO)は「すべての乗客が同じ体形ではないことを考慮しなければならない」と話す。

同航空はウェブサイトにも「運賃は体重と荷物によって決まります」と明記。ネットで予約する場合はおおよその体重と荷物の重さを入力し、その数値に基づいて運賃を前払いする。空港では改めて、体重と荷物の重さが測定される。

サモア航空が運航しているのは、客席数10席の2便と4席の1便の計3便のみ。現在はサモアと米領サモア、トンガ、ニウエや周辺の島国を結ぶ便を運航している。

ラングトン氏によると、年内にはエアバスA320―200型機を導入し、オーストラリア、ニュージーランド、フィジーなどへの国際便にも進出する予定だが、体重別運賃はこうした便にも適用する方針だという。

「業界はすべてを無理やり1つの型に当てはめようとして、多くの人が空の旅で不快な思いをしていることを考慮してこなかった」とラングトン氏は言う。子どもがいる場合、座席ごとの運賃よりも体重別運賃の方が安く上がることもあるため、この運賃体系は家族連れには歓迎されているという。

体重別の航空運賃をめぐっては、ノルウェーの経済学者が導入を推奨する論文を発表する一方で、乗客に「肥満税」を課すものだとして批判する声もある。

米国では一部の大手航空会社が、1つの座席に収まり切らない乗客に対し、2座席分の運賃を請求する制度を導入している。

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