昨日知人が亡くなったとの知らせがあり、今日は告別式。式には出席できないので少し早くお花だけを届けて裁判所へ。
知的障害を持つ被告人の裁判傍聴でした。
２時間もとってあったのですが、検事の質問にはなかなか答えることが出来ません。
「質問が分かりますか」「ハイ」 ここはとてもはっきりした声で答えられるのですが、
「どのようにして…」「どうして…」といった質問には 答えが出てきません。
聞こえない人への手話通訳の時とおんなじだなあ…と思いながら聞いていました。
傍聴席でいてもとても疲れてしまったのですから、被告人はさぞ疲れただろうと思います。
夕方は、支援をしている人二人とそれぞれお会いして…疲れたなあ。さあ、寝よう。
昨日は、朝から 二男らの車に乗せてもろうて
妻が風呂場でもひっくり返ることがおおなってきたんで、（と理由をつけて）ＴＯＴＯのショールームへ行ってきたん。
ほいであっちがええなあ、こっちがええやん…と何ぼか見とるうちに 見積もり額が どんどん上がっていくねん。
どないしょうなあ…と思いながら帰ってきた次第です。
昼からは、地域福祉センターであった「施設を出た子どもを守る」シンポジウムを聞いてきました。
先日、覚せい剤使用者の裁判を傍聴したんや。
その日は、彼のお母ちゃんの証言、もちろん弁護人が読んではったんやけど、彼女はろう者なので手話通訳人がついてはりました。
お母ちゃんは一生懸命、彼を支えていく…監督していく…言うてはりました。もちろん手話でなあ。
ただ、そのお母ちゃんはご自身が聞こえないから 息子にさみしい、恥ずかしい思いをいっぱいさせてきたんや…ともいうてはりました。
親が何らかの障害を持っとるときに、こんな風に感じてしまう方は多いようです。
もう何十年も前に、全国のろうあ者の会の代表者のおうちに寄せていただいたときに、その肩もおっしゃってました。「息子に悪いなあ…という気はなかなか消えへんで…」と。
でも、「依存」は(最近「依存症」ということばを控えようと思うてますねん）お母ちゃんの責任やないでなあ…と 言うていきたいです。お父ちゃんより お母ちゃんのほうが多いなあ、心配してはるんは。
ひと月にいっぺんくらいになると思うんやけど、薬物依存の家族を持つ人の相談会を広島駅近くで開いていきたい と 準備中です。
親がしんどうなってしもうたらあかん、楽しくいきましょ！
できることからな。
