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浅野史郎さん 『運命を生きる』

2012-12-10 | 読書
運命を生きる――闘病が開けた人生の扉 (岩波ブックレット)
浅野 史郎
岩波書店

ずいぶん前に 瀬戸内寂聴さんのCDを買ったことがある。それ以来この出版元からは定期的に広報誌が送られてくる。

仏教とはあんまり縁のなかった僕には ふんふんなるほど…あ、そうなの? と 思わせてもらうようなことばかり。

 

今回送られてきたものには 浅野史郎さんの『運命を生きる』が紹介されている。

「元宮城県知事の浅野史郎さんが、波乱に富んだ半生を記した。エルヴィス・プレスリーにのめりこんだ中学時代、厚生省で障害福祉に取り組んだ若き日の思い出、知事選出馬を決断するまでの苦悩などが、赤裸々に明かされる。また三年前に発症したATL(成人T細胞白血病)との闘い。応援してくれた仲間たちとの交流についても詳しく描かれている。」

これはまた 買わんとアカンわ。

広島ブログ

 

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罰則強化ではなく…

2012-12-10 | 暮らし・社会

  飲酒運転による事故が後を絶ちません。  

  今、飲酒運転に対しての「罰則強化」が警察庁を中心に進められています。そしてアルコール問題を考える人たちの一部は「いいことだ」と賛同しているようです。

  私はそれ以前に、アルコール問題を健康問題として義務教育の段階からきちんと教育していくことが大切だと思います。罰則強化による「飲酒運転の撲滅」作戦には反対します。一人一人が自分の命を大切にする、人の命を大切にする教育がまずなされなくてはならないと思います。

飲酒運転:事故にさかのぼってアルコール量を算出 「逃げ得」許さず (毎日の記事から)

2012年12月09日

 千葉県野田市で今年10月、ワゴン車が県道脇の立木に衝突し、乗っていた男子大学生(19)が車外に放り出され死亡した事故から1カ月余。自動車運転過失致死罪で起訴された同市の大学生、〇〇被告(21)が7日、道交法違反(酒気帯び運転)容疑で追送検された。事故の約8時間後に出頭し、当初は飲酒運転を否認した〇〇容疑者。飲酒の立証は一見困難にも思えるが、県警は酔いをさましてから出頭し、罪を逃れようとする「逃げ得」を防ぐため、事故当時にさかのぼってアルコール量を算出する手法「ウィドマーク法」を使い、立件にこぎつけた。【小林祥晃、松崎真理】

 県警交通捜査課によると、事故は10月27日午前3時40分ごろ発生。ワゴン車には死亡した大学生と〇〇容疑者を含め、友人の男女計6人が乗車し、事故後、残り5人全員が現場から逃走した。

 事故前日の26日夜から、6人は柏市内で居酒屋に出向き、その後、野田市内でも別の居酒屋で飲み直し、さらにカラオケ店に移動する途中で事故が起きたという。

 事故発生から約8時間が経過した27日正午ごろ、〇〇容疑者は野田署に出頭したが、呼気検査では基準値(呼気1リットル当たり0・15ミリグラム)を下回る微量のアルコールしか検出されなかった。〇〇容疑者は、仲間と居酒屋に行ったことは認めたが「自分はジュースを飲んだ」と飲酒を否認。県警は酒気帯び容疑での逮捕を見送った。

    ◇

 ところが、その後、県警が同乗者から事情を聴いたところ、〇〇容疑者も2軒の居酒屋でビールやサワーを飲んでいた疑いが浮上。県警は店の伝票で注文した酒の種類や量、時間などを裏付け、ウィドマーク法で事故時のアルコール濃度を算出した。

 ウィドマーク法は、アルコールが体内で分解される代謝の仕組みに基づき、運転者の過去の体内アルコール濃度を推計する計算法。酒の種類や量、事故までの時間、本人の体重などを数式に当てはめて算出する。酔いをさまして出頭しても、飲酒運転を立証することができるため、飲酒事故が社会問題化した06年ごろから各都道府県警で捜査に本格導入している。

 警察庁によると、福岡市の「海の中道大橋」で06年8月、元同市職員の男が飲酒運転で幼児3人を死亡させ、大量の水を飲んで出頭した事件でもウィドマーク法が活用された。男は危険運転致死傷罪に問われ、懲役20年の実刑判決を受けた。また大阪地検が同年、10日以上も逃走した重傷ひき逃げ事故の容疑者を立件する際にも使っている。

 この手法では「少なくとも○ミリグラムから○ミリグラムまでの範囲内」という幅のある数値でアルコール濃度が算出される。そのため、刑事事件として立件するには下限が基準値を上回る必要があるとされる。県警が計算したところ、事故時の〇〇容疑者の体内アルコール濃度は、少なく見積もっても基準値を超えることが判明。県警は酒気帯び容疑での立件は可能と判断した。

 これを受け、県警は同乗していた男女4人(19〜21歳)についても同法違反(酒気帯び運転同乗)容疑で書類送検。捜査幹部は「飲酒運転をなくすには、見逃す側の責任も問わなければいけない。同乗者を立件するためにも、運転手の酒気帯びの立証は必要だった」と捜査を振り返った。

広島ブログ

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